1798件のひとこと日記があります。
2014/09/08 22:20
的場文男 58歳
昨日、他界した川島正行調教師。
昨日少し触れましたが…明日の戸塚記念に出走するノットオーソリティは、川島正行厩舎としての最後の重賞となります。ノットオーソリティと言えば昨年門別から転入されるや、特別戦を快勝し…一気に世代最注目の存在になりました。しかし大一番の二歳優駿牝馬で出遅れで敗退。ユングフラウ賞を勝つも、桜花賞では馬体故障で除外…プリンセス賞も2着に破れ、S1には届かずにいます
ポン駆けは利くだろうし、相手となる牡馬も頭抜けた存在は見当たらず…距離克服出来れば、と思えるトコ重賞で無類の強さを誇った、川島正行厩舎の『ラストラン』はしっかり見届けたいと思います
YouTubeで川島さん生前のインタビュー動画を見付け、観てみる事に□
1分足らずのモノが4つに分けられていました。この中で印象的だった言葉を抜粋
『オーナーから預かった馬なんだから、叩いたり怒鳴ったりはダメ。愛撫して送り出せば…馬は応えてくれる。』
『騎手でも1番(船橋リーディング)になれたし、調教師でも1番になれた。後は…女房の支えになってやりたいかな。女房は解ってくんないけど(笑)』
『トップを取ったら持続させなきゃダメ。単発なんて誰でも出来るってんだ…。リーディング取ったら他の倍は努力しなきゃ』
『トップの調教師が後輩を牽引しないとな…。もっと頑張らないと…地方競馬はね……衰退して行くよ。もう目の先まで来てるんだから…お前達が頑張ってくれないと困るよ』
絞り出すような声…。体調的にかなりツラそうな印象でしたが、だからこそ血気迫る表情で響きましたねぇ
関係者がこの言葉を聞き流してしまえば、目の先に来ている場所に…辿り着いてしまいますよ
一つの巨星が旅立ったその日に…大井競馬のジジイがまた一つ年を取りました□
的場さん58歳
50くらいから、毎年『1年乗れるか2年乗れるか』と戯言を発し…気付けば還暦目前
5000勝の時は『6000は無理』
6000勝の時は『先の事なんか考えてない』
と、言いながら…今日現在で6637勝
精力的に活躍の場を広げており、ゴールデンジョッキー・佐々木竹見C・騎手名人戦・里帰りジョッキーカップ・韓国交流戦……ノボトゥルーじゃあるまいし、参加出来るモノには何にでも顔を出しています(笑)
そして来月にはWSJ出場を懸けて、スーパージョッキーズトライアルに本選出場
今年は無理かと思ったら、前開催の大井で一気に山崎を突き放して4位浮上
ヤル気があるのはここまででしょうがね(笑)
まぁ的場さんもあと2ヶ月もすりゃ〜『冬眠期間』に入るワケでもう少しに迫った100勝を達成してもらいたいですね。達成すると30年連続……40年連続二桁勝利ってのもなかなか凄いと思う
石崎さん、まだ二桁まで行ってないのに(あと1勝が遠い)
的場さんと川原騎手は一緒に……ドーピング検査を(おい)
きっと自身の誕生日に届いた訃報は、複雑だったはずです。
良好と呼べたかは疑問な二人でしたが…やはり立場は違えど、互いに地方の顔として牽引した川島さん
不思議と今年の的場さんは例年に増して船橋での数字が凄いのも興味深い□
旅立った川島さんの分も、頑張ってください
しかし3日も乗らずにどうしたんでしょうか(ちょっと心配)