大井トゥインクル開催＆新記録？

明日から大井トゥインクル開催が開幕

９月は１度の開催に留まり、次開催は二つの交流重賞が組まれ本格的にＪＢＣロードの気運が高まる□
そんな中、今開催の重賞は月曜メインの東京記念□

祭日と重なり大井としては珍しい月曜の重賞となります気をつけて頂きたいのが、この日限りの薄暮開催。いつものように予想しているとレースが終わってしまいます(笑)

この東京記念の注目馬と言えば、サミットストーン
転入されるや左回りで苦戦するも、ダイオライト記念３着で力を発揮しブリリアントカップ→大井記念を共に圧勝帝王賞はザ石で回避

仕切り直しとなった盛岡のマーキュリーカップでは、先行し粘り込みも狙うも坂のあるコースが響き４着に破れる。まぁハンデ差を考えれば完敗と言えますが…ＪＢＣに出走するには嫌でも克服しなければならない坂。

その前に南関相手の東京記念を落としては、今後の話など出来ない

今年のサミットストーンを見ると２頭の馬を思い出す

セレンとトーセンルーチェ

セレンは２００９年に『アブクマポーロの再来』と呼ばれ、翌年はヤネの石崎隆之にとって現時点最後の重賞制覇となった大井記念を勝ち□
帝王賞で中央馬と戦うも５着…そして秋の東京記念では、大井記念以上の走りで圧勝して秋のＪＢＣに向かいました(怪我で離脱)


トーセンルーチェも同じく、２年前に金盃→大井記念を連勝しダイオライト記念では兄のフリオーソに先着と…南関次世代の主役と期待され、帝王賞で惨敗するも秋の奮起に期待がかかりました

しかし断然１番人気に推された東京記念で破れ、再び盛り返す事はありませんでした


サミットストーンの戦績が上記２頭に似通っており、果たしてセレンのように秋が楽しみになる勝ち方をするか…トーセンルーチェのごとく春をピークに下り坂を迎えるか□興味深い
しかしサミットストーンスマイルピースや転入初戦を圧勝したユーロビートらも出走サミットストーンとてラクには勝てないはず

最近は重賞の敷居が高くなり、ようやくポンコツの中古品が出走する事も少なくなったのは有り難い現状の南関が見せる最大限のレースを期待したいです



これは余談になりますが、来週火曜の門別競馬でコラボスフィーダとゆう馬が走ります

なんと…実に６年２ヶ月ぶり

コラボスフィーダは、かつて「ワケあり」で大井デビューした良血馬、ユートカイザーの子で
父と同じくクラシック戦線で活躍し、これまた父に似て善戦ホースとして人気者に

ＪＤＤでは勝ったサクセスブロッケン、スマートファルコンには離されましたが３着で地方最先着

ところがそのＪＤＤ以来消息不明…。その後、ヴァーミリアンやフリオーソ、スマートファルコン、ホッコータルマエとダートの時代が移り変わる中で復帰の「ふ」の時も出ないまま

ただ突然消えてしまう事もあれば、知らぬ間に復帰してるのも地方競馬これを知り、出馬表に名前があった時は…さすがに驚愕の一言…

詳しくは解らないのですが、南関でも１度も抹消されず…２年前に１度門別の試験を合格し復帰の予定だったとか□再び脚部不安で離脱し、今月復帰にこぎ着けた

上に書いたように最後の出走が２００８年□俺はハタチですよ(笑)
コラボスフィーダが３着した時の東京ダービーは、的場さんが羽田盃馬のニックバニヤンに騎乗した年□盛り上がりましたねぇ〜
手本のような早仕掛けで惨敗しましたが(笑)

おそらく休養期間としては日本記録ではないかと思うんですがね
とにかく無事にとしか言葉がありません

こうして大事にされた地方馬…嬉しいニュースです


最後に…



東京記念当日は薄暮開催です。お間違えなく□