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2014/09/15 13:15
Mr・TCKの『東京記念』予想
『東京記念』
今では数少なくなった長距離重賞で、1964年の東京オリンピック開催を記念して創設。第1回から変わることなく2,400mの距離で実施されている伝統の古馬重賞です。昨年より全国の地方所属馬が参戦し、秋のJBCクラシックを目指す実力馬による激しい戦いに注目。
歴代勝ち馬…コンサートボーイ・ネームヴァリュー・マキバスナイパー・ボンネビルレコード・ルースリンド・セレン等帝王賞馬の名前も多々あり、昭和期から厚みある名前が目立つ。ここ最近は大井・船橋の2場が圧倒的に強い
騎手別…的場文男が7勝で最多。今回の参加騎手では、4勝を誇る石崎隆之が圧倒的で騎乗数を減らした2年前にも3着している。他では今野・左海など仕事人が力を発揮する生半可なヤネでは長距離重賞は勝てない
東京記念□
◎サミットストーン
○スマイルピース
▲ユーロビート
△フォーティファイド
最近の交流重賞に対する逃げ腰体勢は歯止めが効かず、加えて短距離レースが立て続きに行われた事からも…今回の東京記念には中長距離のA1馬で溢れかえるかと予想しましたが12頭立ての寂しい面子
おそらくはサミットストーンの存在が大きい□現状の中距離ではナンバーワンに違いなく、春の大井の2戦からも…頭抜けた力なのは明白
とは言え、長距離戦の波乱は恒例だし…同じように言われて来た馬の惨敗は何度も見てきた。
しかし今年の面子を見て、既存勢力の春の内容から…サミットストーン逆転を考えられる存在が見当たらない
逃げるのはジェネラルノブレスにプラチナタイムら条件馬ツルオカオウジの先行も考えられる。サミットストーンは番手から悠々と行け、前を早々に潰す形となれば差し馬の台頭が妙味
しかし肝心の差し馬達も大半が峠を過ぎていたり、明らかな手当て目的だったり…魅力を感じない
おそらく普通の状態で普通に回れば、取りこぼすシーンは思い浮かばない
可能性を感じるのは新勢力のみ
スマイルピースとユーロビート
スマイルピースは、春から脚元がパンとし黒潮盃では器用さを武器にドバイエキスプレス以下を降した□
何より戸塚記念をスルーしてまで、古馬にぶつけて来た陣営の期待にも注目したい
ユーロビートは前走が転入初戦。レースぶりに注目しましたが、直線半ばで前を潰すや「おいでおいで」の快勝□A2とは言え、中々骨っぽい相手であり初戦と考えれば充分。長距離も中央時代に経験していて、心配は無い
何よりこの時期の狙いすました転入は、やはり東京記念が一つの目標
馬券は、ド本命になりますがサミットストーンからスマイルピース、ユーロビートの馬連との2点を厚めに買う
あとは涼しくなって来た事と、長距離戦での変わり身に望みを託してフォーティファイドへの馬連も加えて3点
超が付く本命馬券になりますが、久々に強い馬による強い競馬を堪能したいし□それを実践出来る馬だと思っています
川島正行さんがこの世を去り、生前に言っていた
『後輩達が頑張らないと、地方競馬は衰退する。目の先に来ている…』
とゆう言葉が深く染みる□
川島さんが盛り上げ続けた中長距離路線安心出来るような後継者の誕生は残された関係者の責務
いざ行こう東京記念