1798件のひとこと日記があります。
2014/10/03 21:10
大井2重賞を振り返る
大井の2重賞が終わりました
東京盃を勝ったのはノーザンリバー東京スプリントに続いての春秋制覇。
スタートはやや後手ながら、蛯名騎手は自分の馬が1番強いと言わんばかりの騎乗ぶり。直線で外に持ち出すと、持ち前の切れ味で先を行くドリームバレンチノを捕らえて勝利。
相手が内々でロスなく競馬が出来たと考えれば、着差以上の差
浦和や名古屋での競馬を観るに…能力でこなしては居るが、小回りよりは明らかに広いコースが向きそう。
右回り平坦の大井コースでは今後も安泰かもしれないが、他場では捕まえ切れずに意外な取りこぼしもあるかもしれない
2着はドリームバレンチノ□。予想で、この馬の砂適性があるかはまだ微妙と書きましたが…まぁ大井センニを砂が苦手な馬が走れるコースでは無いのは事実
インに潜り直線で先に抜け出す騎乗は、勝ちに行くにはこの手しか無かった。しかし充分なセーフティリードを奪えず…今回は相手が悪かったとしか言えない。逆に坂のあるコースは豊富に経験していて、本番は面白いかも
3着は古豪のセイクリムズン。マイナス32キロとゆう数字から明らかに完調では無かったのは確かですが最後に接戦の3着争いで抜け出たのは、やはり古豪の経験値と底力。
しかし調子が上向いたとしても…一連のレースぶりからもノーザンリバーから再び主役を奪還するのは厳しい現状。やはり絶頂期にJBCを取り損ねたのは痛かった
4着はシルクフォーチュン。初めて生で観る馬でしたが、レースはオオミカミやヤサカファインより更に後ろの殿から4コーナーでエンジンが掛かるも、前は遠く3着争いが精一杯。
三振か本塁打を繰り返すクチ年齢的に余程展開に恵まれないと肩掛けを増やすのは難しい…しかしこの手の馬が居るからレースも面白くなる
5着は地方最先着のサトノデートナ□今回は少頭数とゆう事でスンナリした競馬が出来、最後も力を出し切り大幅に時計を詰めたのだから健闘。ただ気性的にモマれ弱く…多頭数必至の南関重賞をすぐ獲れるかと言われれば疑問
昨年の覇者タイセイレジェンドは、サトノタイガーの逃げを外目から追走し直線に向くも、後は後退するだけ
確かに速い流れにはなりましたが…一昨年のJBCや昨年見せたレースぶりからは実質、殿負けに等しい7着は残念な結果。馬体も完全に絞れておらず、次は正念場になりそう
地方で人気を集めたサトノタイガーは果敢に逃げを打つも6着アニタで見せた強引な競馬と同じ。
この馬は純粋な短距離馬では無いし、逃げるなら暖急を付ける川崎マイラーズの競馬が理想。前走のセンニで抑えて結果を出したのだから、工夫が欲しかった…強気に行くのは構わないが、いかに強敵相手に食い込むかを考えるべき
木曜のレディスプレリュードはワイルドフラッパーが人気に応える□
馬体重を見て、思ったより絞れてない事に不安を抱き…4コーナーの手応えも微妙で、こりゃヤバいかと思うも、何の何の追い出せば心配は吹き飛ぶ。
攻め馬など必ずしも好調とは言えない状態ながらこの競馬。距離も据え置きなら本番の勝利も近付いたはず
2着サンビスタは、相手はワイルドフラッパー1頭と決め込む競馬。直線でやや狭くなるも垂れたサウンドガガとカチューシャの間を抜け出た。前走の結果からも、他が苦労する長距離が合う印象で…現代のレース形態からも2、3着を量産する馬かもしれない
3着のカチューシャは道中ヤネが後ろを振り返り、負かすならセーフティリードからの粘り込みと考えた様子も…あっという間に並ばれて、サンビスタとの競り合いにも屈する。追って味が無く、並んで根性も無く…新アクティビューティとゆう評価しか無い
そんなカチューシャをも捕らえられない塾女アクティビューティも、さすがに下降を辿って来た様子。「お家芸」の人気馬の真後ろからの浮上を狙うも…同じ位置に居た若馬に及ばず。まぁ賞金をくわえてくるウチは、地方を賑わすのかなぁ
地方馬ではピッチシフターが直線で「オっ」と思わせる見せ場。全国で奮闘を続けており、毎回中央馬に食らい付く姿は賛辞を送りたい□
ピッチシフターを見て…地元重賞に出る事すら自粛する南関馬は恥ずかしく無いのかね…
目標だった大井重賞の10勝を達成出来ました□今後は少しでも数を上乗せしていきたいです