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2014/11/03 21:14
JBCを振り返る
今日は盛岡で「地方、中央の砂の祭典」JBCが開催されました。恥を承知で書きますが、開催当初は今の惨劇など予想出来ず…まさか「地方競馬場による、中央馬のレース」になるとはね┐(´∀`)┌
そんな考えを、良い意味で裏切ってくれたのが浦和小久保厩舎のサトノタイガー。JBC全体を含めても、フリオーソ以来の連対を果たし…浦和所属として史上初の馬券圏内。内容から、フジノウェーブ以来の勝利に限りなく近かっただけに悔しさはありますが、充分過ぎる健闘。
昨日南関を批判したのは、自分の考えではサトノタイガーとて参加賞と考えていたからで…まさしく嬉しい誤算でしたね
3レースを振り返ってみます
まずはレディスクラシック。
軸不動と考えた、ワイルドフラッパー。4角でヤネが盛んに手綱を動かすも、前走も同じだっただけに不安は無かった。しかし坂に差し掛かり伸びきれず…逆にパワーで突き進むようにサンビスタが抜け出し、新顔のトロワボヌールにも差される。
左回りに不安は無いし、坂が堪えたかなぁ(--;)前走で見せたように4角でのズブさもあり、雲行きは怪しい
サンビスタは川崎で苦労した左回りもこなし、坂をグイグイ伸びて来る姿はさすがにタフな競馬に向く。春からの成長は目覚ましく、これが王座逆転とまでは言わないが良いライバルになって行くでしょう
トロワボヌールは初めて見ましたが、外からの脚は見所あり。左回り強いようで南関参戦時も楽しみ。アクティビューティは新興勢力に飲み込まれた形…今後は掲示板の端を繰り返すだけでしょうね
スプリントは、ドリームバレンチノとノーザンリバーの東京盃の再現が濃厚と予想。左回りに不安があるノーザンリバーな対し、力勝負の大井でも結果を出したドリームバレンチノが本番での逆転も有り得ると読んだ
しかしまぁ、大井で観たノーザンリバーとは別物のごとしバタバタぶりで…ワイルドフラッパー同様にヤネが手綱を動かす。しかし不細工なフォームだなぁヽ(;´ω`)ノ
元王者のタイセイレジェンドが逃げ込みを図るも、ドリームバレンチノの手応えは別格。古豪セイクリムズンやノーザンリバーが猛追するも時すでに遅し
一瞬ドリームバレンチノの内で頑張ってる馬は何だと思っていたが、サトノタイガーと解り驚き。吉原にとってはJDDに続き悔しい敗戦になったが、中央馬に対する姿勢は見事!いかに負かしに行くかを解っている(^o^)自在性あるサトノタイガーを番手に位置付けた辺りは前走の教訓。サトノタイガー陣営は元より、ヤネ吉原に拍手を贈る
ドリームバレンチノはこの路線に完全に定着。コースに左右されない強みがあり、今後も交流重賞の中心になる
ノーザンリバーは左回りだと割り引きどこでは無いんだなぁ…。考えてみれば、さきたま杯でトキノエクセレントをギリギリ交わしたのは、トキノエクセレントを褒めるよりノーザンリバーが力を発揮出来なかったと読むべきだった。大井センニの鬼だった、スーニのようなタイプかもしれない
セイクリムズンはあれが、今の限界。ティアップワイルドと共に3バカの時代は終わったと言える。しかし上がり最速がヤサカファインとはなぁ(笑)
コパノリチャードは客寄せ(。-∀-)シルクフォーチュンを出走させてほしかった
クラシックは例年稀に見る混戦。とは言え中央馬6頭立てであり、取捨選択に迷うが正しい言い方か。予想段階では休み明けのホッコータルマエやコパノリッキーなら、日テレ盃、南部杯を勝ったクリソライト、ベストウォーリアが上と読んだ
結果はコパノリッキーの快勝。フェブラリーSの大波乱が懐かしく思え、かしわ記念、帝王賞、JBCと全連対で交流重賞の顔になった。帝王賞で垂れたと考えると左回りが得意なクチで、大賞典で一本人気になれば、疑う手はあるかも
2着クリソライトは、ヤネのルメールがワンテンポ遅らせた仕掛け。手応えから考えれば強気に攻めても良かったかもしれず…何でも外国人を乗せれば勝てる訳じゃない。まぁ一時の不振は脱した
ワンダーアキュートはイン待機から伸びかけるも、帝王賞で見せた脚は無くクリソライトに差されて3着。好走したパターンを思えば今のワンダーアキュートに控えて前を捕らえる競馬は厳しく感じた…。しかし勝利した2年前を含め、毎年毎年好走するんだから、希代のダート馬に異論なし
ホッコータルマエは調教が酷かったと聞いたが、やはりドバイ以後の経緯を考えれば今回は顔見せと考えていた。しかし直線など突き抜けそうな場面があり、伊達にダート王者ではない。
今年はサトノタイガーに尽きたした。この2着に満足せず、中央馬を蹴散らすつもりで頑張ってほしい