勝島王冠を振り返る

勝島王冠が終わりました。
勝ったのは格上挑戦で挑んだハブアストロール(^o^)持ち前の末脚を行かして並み居る重賞ウィナーを撫で切りし、東京大賞典への優先出走権を獲得しました

自分の予想と反して激しい先行争いに加え、ハッピースプリントに意識が集中してか有力馬がこぞって前に前にとゆうレース展開。ハブアストロールはヤネが落ち着き普段と変わらぬ定位置から外を回すと、格下とは思えぬ切れを披露。
元々中央で３歳５００万に属しながら南関に来て、話題にも挙がった逸材。最近は外回りで確実に脚を使っておりようやく水が合ってきた印象です。
人気薄とゆう事もありますが、自分の競馬を貫いたヤネの騎乗も良かった。ただ、乱ペースに不良馬場で…不良の割には重さを感じる特殊な条件だっただけに、これから重賞戦線の顔になれるかは微妙

評価したいのは２着のカリバーンで、昨年に続いての勝島王冠の好走ながら中身は濃い。重いダートで結果が出なかった事からも、本質的にはやはり砂をこなす芝馬の評価は変わらないが…終始、外を回りながら最後まで脚を使っていた。重い馬場では割引でも、脚抜きが良い馬場なら注意が必要

３着にはトーセンヤッテキタが入る。やはり寒い時期が得意で今の調子の良さが伺え、夏場には見られなかった脚色は別馬のごとく。軽量も味方したとは思うが…こう言ったいきなり激変するタイプは厄介な存在


と、書いてみたが…誰がどう見ても前に居た馬が垂れて後ろが繰り上がったとしか見えない(笑)人気馬が全て前を形成し、その全てがキレイにバテたのだから…このレースが今後の参考になるかは明らかに疑問


そう考えれば最も強い競馬をしたのはツルオカオウジ。老いて尚盛んと言えるが…昨日は久々に行きたがるツルオカオウジを見て、直線入口で先頭に立った時は勝たれたかと思った程。
苦言になるけど…脚を溜めて控えても良かったかなと思う所で、かつての主戦の町田ならどう乗ったか見てみたい。まぁ結果論に過ぎないし、これで春からずっと掲示板を確保してるのだから立派の一言

ユーロビートは終始ハッピースプリントに付かず離れず、真島がハッピーを気にする場面も見られた。相手を一頭と決めたは良いが…相手も自分も手応えが無くなり共倒れ。
見た感じは、生粋のステイヤー…となれば活躍の場はかなり限られてしまいそうで、一昔前なら、帝王賞も大賞典も長距離だったのだから有力馬になれたかもしれない。今の時代背景から長距離素質がムダになりかねない

バトードールはハブアストロールの競馬をすると予想するも、意外に出して行って、こちらもハッピーのすぐ内に待機。そのままズルズル下がって終了とゆう中身の無い内容。敗因を馬場とするか二走ボケとするか…こちらは様子を見たい馬

トーセンアドミラルはガチャガチャの展開になり終了。ゆったりと流れるレースで本領発揮のタイプで、昨日のように早めに来られたら脆い…それにしても全く覇気を感じない走りには落胆
同じくガンマーバーストも、昨年のデキは戻らず…このまま埋もれる可能性が大


昨日の表彰式で森下調教師の表情は、バツが悪そうで冴えなかった。
そりゃハブアストロールとて自らの管理馬だから嬉しいのは当たり前ですが、困惑していたのは事実でしょう。しかし管理馬が重賞を制したのだから、胸を張るべきと思う

ハッピースプリントはスタートで躓くも、先団に付けレースを進める。
しかし他馬がしっかり周りを囲み…向正面から先団が横に広がりながら、固まる状態で、JDDとは違った意味で周りがハッピースプリントを意識する展開…しかしそれ以前に、明らかに春に比べ手応えが悪く、直線手前で盛んに手が動く。位置を上げる事が出来ず何とか掲示板を確保しただけの惨敗

道悪、休み明け、初の古馬相手と様々な理由は見つかるが…やはり成長力の心配が真っ先に出てくる。春に完成し尽くしていた印象を受け、やはりハッピースプリントとて他の門別出身馬と変わりないのか…
まだ３歳とゆう言葉が逆に心配でならない
こんな心配を吹き飛ばし、次走で鮮やかに復活してくれればそれに越した事はないけど


今期の大井重賞成績

・ＴＣＫ女王盃(○)
・金盃(○)
・フジノウェーブ記念(●)
・京浜盃(○)
・東京スプリント(○)
・羽田盃(●)
・東京プリンセス賞(●)
・大井記念(●)
・東京ダービー(○)
・優駿スプリント(●)
・帝王賞(●)
・ジャパンダートダービー(●)
・サンタアニタトロフィー(○)
・黒潮盃(○)
・アフター５スター賞(●)
・東京記念(○)
・東京盃(○)
・レディスプレリュード(○)
・マイルグランプリ(○)
・ハイセイコー記念(●)
・勝島王冠(●)

年末頑張ります(笑)