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2014/12/04 21:23
中央騎手のダンス騎乗
なぜか写真投稿が出来ない現状ですが、岩田騎手が「的場文男スタイル」とコメントしている画像を、やなよく載せていました(^-^)
これは競馬番組で、ゴルゴ松本が岩田騎手の激しい騎乗フォームに名前を付けるなら?とゆう質問に答えたモノだそうです
明らかに冗談半分なのは解りますが、岩田騎手自身が的場文男のフォームと似通ってる事を自覚している様子
最近かなりの数の中央騎手が俗に言う「ダンス」「焼きそば」と呼ばれるフォームを使用しています。
そりゃまぁ野球選手がスランプの際に足の上げ方を変えて、現状打破を狙うのは普通だし…同じスポーツマンとしてフォーム改良に異論は無いですが、明らかに結果が伴っていない騎手も居る
更に問題化してるのが平場と重賞で騎乗フォームが違うじゃないかとゆう部分。
明らかなアピールポイントになってるし、そりゃ端から見れば激しく追ってれば一生懸命さは伝わるけど…腑に落ちない(´-ω-`;)ゞならば未勝利戦はヤル気が無く、G1は一生懸命に乗るとファンに見せつけてる事になる
的場文男をヒーローとする以上、彼らのフォーム批判など一番してはいけない人間ですが(笑)
的場さんが切磋琢磨した時代と今とは全く求めるモノが違う(-.-)
また、中央と地方では馬に求める事も違い…勉強の出来る生徒を更に伸ばす指導と、不良を更正させる事との違いと同じ
自分がガキの頃、地方騎手はみんなフォームが汚かったです。
竹見さんはキレイ過ぎて驚く程でしたが…時代が変わり力ずくで馬を走らせる事より、より抵抗力を無くして馬の力を引き出す事が重要視され…いつしか地方騎手もスマートに追うようになってきています。
だから今でこそ「文男ダンス」など呼ばれるけど、昔の的場さんにそんな呼び名は無かった
ちょっと視点を変えて野球選手を例に挙げてみる
王貞治さんは血のにじむような特訓で一本足打法を会得し、イチローも振り子打法で成績が見違えました
彼らの努力と比べられるかは疑問ですが、的場文男とて竹見さんや三郎さんに追い付くべく…自ら見つけ出したのが、リーチの長さとタッパを活かした「全身躍動」のフォームでした。そして彼は6600を越える勝ち星を築いています
王さんやイチローの打法を参考にした選手はたくさん居ましたが、彼らを越える数字を出した選手は居ません。それは成功した彼らのモノマネに過ぎないからだと思う
あの人がやってるから俺も!などとゆう簡単なモノマネで結果が出る程、騎手の世界だって甘くない(`Δ´)
ギッタンバッコンしてるだけで馬が伸びるなら…みんなやるはず
競馬学校等では絶対にマネしてはいけない乗り方だと聞いた事がありたすが、マネしてはいけないのもあるけど…マネ出来るもんじゃない(-.-)俺は出来ますが(えっ)
「あのフォームでしか乗れない騎手」は的場文男だけだと思っている。
事実、彼は勝負が決したレースでも画面の端っこで踊っている(笑)
しかし中央の彼らのそれは、重賞で競り合いになった時ばかりなのが気に入らない。
中央騎手が踊り出せば「ちゃんと追えよ!」と野次られる
的場文男は踊らないと「なんで追わないんだ!」と野次られる
ファンはお見通しだと思う。