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2014/12/25 21:39
大賞典を沸かせた中央馬(最強の外敵)
毎年、この時期になると有馬記念と並行して…いやそれ以上に胸踊るのが大賞典。今年ついにフルゲートでの大賞典が行われる事になり、昨年の事を考えると嬉しい気持ち(^-^)
地方対中央がっぷり四つのグランプリ…まずは「出走する」とゆうラインをクリア出来たのは進歩でしょう
毎年大賞典の直前は、思い出にふける日記を書きますが…書き始めれば必ず地方馬の話になるし(笑)子供時代を振り返るばかりになる…今年は視点を変えて大賞典の名勝負を
07年は、ある中央馬が全国を傍若無人に暴れまわりました。
ヴァーミリアン
言葉は悪いけど凄まじい強さとヤネに武豊…全てが泥臭い地方競馬と正反対の姿に「史上最強の外敵」と呼んだ(勝手に)
長年ダートを沸かせたヴァーミリアンの全盛期はこの時期。川崎記念から地方中央問わずG1ばかりを連勝!初制覇を狙い大賞典に参戦
ボンネビルレコードが中央移籍、アジュディミツオーが離脱で…既に地方大将の風格すらある3歳のフリオーソ、連覇を狙うブルーコンコルド、ルースリンド、メイショウトウコンと地方中央共に馬券検討で悩んでた最終ライン(笑)
話題をさらったのは有馬記念から中5日で参戦したデルタブルースでしたがね
泥馬場の大賞典は、何とか先手必勝と強気な今野らしくフリオーソを早めにスパートさせるも…馬なりのまま取り付くヴァーミリアン。考えてみれば3歳の若駒が戦える相手では無かった
直線半ばではヴァーミリアンをアップに映される程に差は開いていき、実況の及川サトルさんも、焦点を2着争いに変え
「外からメイ〜〜ショウトウコン!さらにはル〜〜スリンド、ブル〜〜コンコルド」
とサトル節全開( ・ω・)しかしムダに馬名を伸ばしたが為にヴァーミリアン勝利の瞬間は
「今年はこの馬の年だった!やはり強い!ヴァーミリわっしょーい!!!」
と迷文句を繰り出す。これがヴァーミリアン圧勝!なのか、ヴァーミリアンが勝って喜びのわっしょーい!なのは解らない
ヴァーミリアンと同じ時代を過ごしたフリオーソはG12着回数で日本記録を樹立し、ヴァーミリアンはG1最多勝の記録を打ち立てた。本当に凄まじく強く、だからこそ倒しがいのある外敵でした
そんなヴァーミリアンのラストランとなった2010年のジャパンカップダート
直線を待たずに後退する姿に寂しさを感じた…
そんなヴァーミリアンも今や父になり、南関にも産駒を輩出しています。ヴァーミリアンの子供から南関の怪物が産まれたら
それも競馬のロマンですかね(^з^)-☆