Mr.TCKの「東京大賞典」全馬分析

年中無休のウチの店。多忙に加えてインフルエンザの猛威で人手不足…全く大井開催に頭が回らず…しかし砂の入れ替えと明日予想される雨で、差し馬有利になるはずも無く、やはり４角射程内の馬に勝機は広がるはず。何より不思議なのは冬眠しない的場文男だ(３日で５勝)

では分析


１ キタノイットウセイ
名前を見て唖然。昨年の大晦日、大井でC１で走っていたのだから驚いた。確かに門別ではオープンを張っているが通用するレベルに無いのは明らか

２ クリソライト
一時期の不振からは立ち直った印象も、古馬になり気難しさが伺える。自分のペースでスンナリ運べれば日テレ盃の内容からも力はあるはずですが、気性的に脆さを兼ね備えた馬。それだけに内枠は微妙で…嫌でも包まれる展開で力を発揮出来るか、ヤネの手腕に注目

３ トウホクビジン
この名前を来年で見れなくなるのは寂しさを感じるが、もはや慣れ親しんだ大井ニセンで…とにかく無事に完走してほしい

４ ハブアストロール
素質は評価していたものの、まさか古馬相手に重賞勝ちするとは夢にも思わず。勝島王冠自体が、人気馬が揃って脱落しハブアストロールの脚は確かに立派でしたが…中央馬相手に同じ結果が出るとは到底思えない

５ ロイヤルクレスト
この夏にオープン特別を連勝しているも相手に見所が無く、重賞の前走の着順では買う気になれないし…まして格段に上がる相手では通用しないと考える

６ ホッコータルマエ
中央G1は勝てずも、交流G1の結果を観れば…春当時のダート王の座はこの馬だったのは一目瞭然。それだけにドバイ遠征後に馬が変わっていないか心配しましたが…２戦目でチャンピオンズカップ制覇で復活し不安を払拭。使いながら強くなるタイプとくれば、連覇濃厚と考える

７ コパノリッキー
近走の内容からも新砂王に王手をかけたチャンピオンズカップで、スタート躓き惨敗。兼ねてから不安視された点が大舞台で出ただけとも割り切れ、巻き返しを期待したいが…帝王賞では古豪ワンダーアキュートにあっさり離された辺りに距離を含め、左回り程の信頼を置けるか不安

８ フォーティファイド
堅実さが売りだったが今年の金盃制覇で火が消えたように、転げ落ちてしまった。勢い溢れた２年前ですら通用しなかったのだから厳しいのは当然

９ トーセンアレス
中央から浦和、そして再度中央転入し浦和に戻ってきた変わり種。復帰後は復活が厳しい印象も見事に立て直し、ここ２戦は交流で健闘を見せる。相手強化に加え、全く実績の無い大井が割引も…第２のピークと言える今、どれだけやれるか注目

１０ ソイフェット
伝説の「大物」レッドアラートデイ以来３年ぶりに来日するアメリカ馬。しかし左回りばかり経験している点や、馬場の違いは明らか。大井が頭を下げて再びやってきたお客様と考えるのが自然で…ある一点の理由から一円も買いたくない馬

１１ シルクメビウス
２０１０年に中央所属として有力馬だったこの馬が、４年後に門別所属で参戦するとは夢にも思わず。怪我を乗り越えて奮闘する姿には頭が下がるが…通用するとは思えない

１２ ハッピースプリント
彗星のごとく現れた今年の２冠馬。復帰初戦の勝島王冠では不良馬場、古馬相手、内枠、休み明けと確かに言い訳には利くが…余りに簡単に惨敗した事実は重い。出来れば勝って大賞典が本音でしたが、今回は持てる力をフルに発揮してほしいと願うし、このまま簡単に埋もれてしまってはいけない馬

１３ サミットストーン
今や南関最強の中距離馬なのは誰しも認める所で、春の帝王賞を使えずようやく真の一流馬相手の戦いが実現した。相手が強いのは当たり前だが、必ずや戦う相手。自身ベストのニセンで、結果は二の次で完全燃焼してもらいたい

１４ ワンダーアキュート
初の大井登場がスマートファルコンが２分００秒１の空前レコードを出した４年前だから、息の長い馬。確かに中央での肩掛けは難しくはなりましたが、流れの遅い平坦の交流重賞での安定感は変わらずで…今年も帝王賞制覇と老いて盛ん。展開不向きなチャンピオンズカップでも差し脚目立ち、４度目の馬券圏内があっても不思議ない

１５ プレティオラス
天下の東京ダービー馬が中央移籍した時は目を疑ったが…その全てで馬場を掃除した後に大井に復帰とゆう更に不可解な展開に。確かに大井ニセンはベストですが、使ってからの馬だけに今回は来春への試走に近い

１６ ローマンレジェンド
一昨年、幾多の名馬が揃った大賞典で引導を渡し一気に砂の頂点に立つもその後はイマイチ弾けきれない。中央場所はともかく、平坦な地方馬場なら力を発揮出来るはずで…昨年のような事が無ければ上位に来ても不思議無いが…チャンピオンズカップでは一昨年のパンチ力を感じず、微妙な衰えを感じたのは確か


予想は明日