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2015/01/02 20:35
年末3重賞を振り返る
新年、最初は…年末の大井重賞を振り返りたいと思います。
60回目と還暦を迎えた東京大賞典を制したのはホッコータルマエ(^.^)昨年に続く連覇は史上3頭目の連覇
レースは自身が抜群のスタートを切り、ヤネの幸騎手が言ったようにハナに行く気もあったらしいですが、コパノリッキーが行くとスンナリ控えて大名マークの展開。
ロイヤルクレストの茶々も気に止めず、直線で馬体を併せてから抜け出し後は突き放すだけの内容は、完全に元に戻った王者の風格。
派手さばかり目立つ最近の中央馬の中で、このような先行抜け出しこそが最強馬の在るべき姿と自負するだけに、ホッコータルマエの強さには感服。是非ともG1最多勝にばく進してほしい
2着はコパノリッキー。心配されたゲートも出て、自らの競馬を全う(^.^)早めにホッコータルマエに来られて万事休す…それでも後続を断ち切っての2着は力を示しており、自分が懸念した右回りや距離に不安は無さそう。路線の主役は間違いない一頭
3着には船橋のサミットストーン。普段より後ろの競馬になるも、浦和記念で見せたように柔軟性が増しただけに直線でシッカリ脚を使って、最後は駿の渾身の鞭に応えて3着。今がピークと思える充実さで、改めて力を示した一戦。何より4年ぶりの地方馬馬券圏内は…嬉しいの一言
4着はハッピースプリント。勝島王冠で雲行き怪しくなった敗戦も、今回はメイチ仕上げが見て取れハッピーの真価が問われる一戦だったに違いない。馬群中団から進め、直線では外から脚を使い中央馬3頭に先着。前から離されたものの着順内容は立派で、更なる成長があれば中央馬相手に戦える可能性はある
今年8歳のサミットストーンに比べれば上がり目があるのは明白…とにかく成長だけが問題
ローマンレジェンド、ワンダーアキュートは衰えを感じた。特にワンダーアキュートに関しては、張り詰めた糸が切れた感があり今後は少頭数の交流くらいしか勝ち負けにはならない。
実に4年ぶりの地方馬の馬券圏内…大賞典予想で書いた出走するとゆう最低ラインを飛び越え、勝負になったのだから嬉しい誤算。
東京シンデレラマイルは3歳ノットオーソリティが圧勝。兼ねてから大舞台で出遅れやアクシデントを起こし、持ってない馬の典型のイメージを払拭。ヤネの御神本に手が合う事もあり、このまま順調なら非常に楽しみな逸材。しかし、この世代はハッピースプリントとノットオーソリティ以外は過大な評価は禁物
2着はケンブリッジナイスが粘り込む。相手なりとは良く言ったもんで…3歳時から善戦はするも勝ち味の遅いクチ。早めにノットオーソリティに潰される展開ながら最後まで粘り通した内容は、比較にはならないがコパノリッキーと同じで評価…しかし自己条件に戻っても勝てないのがケンブリッジナイスだろう(笑)
3着はレッドクラウディア。ヤネが酷量を意識してか控える競馬を試みるも、決め手に欠ける馬だけに…味の無いレースになった。しかし交流でも勝ち負けした馬…自身の形になれば今後も重賞で面白い馬
4着はマルカンパンサー。やや出負けするも、インから位置を取り進出を狙うも…やはり重賞ペースに戸惑い向正面から盛んに手が動いた。腹を括り外に持ち出すもジリジリ伸びての4着が精一杯。底が見えた一戦
5着アスカリーブルは完璧な騎乗で、直線入り口では間違いなくやられたと思ったぐらい。それで弾けないのだから…今後南関で肩掛けを増やすのは厳しい
カイカヨソウも全く見所無く…牝馬路線の希望はノットオーソリティ一頭だけ
東京2歳優駿牝馬はララベルが競り合いを制し、重賞連勝。文字数に限界があるので…一言で言えば総合的に弱点が無いこと、川崎をこなす器用さもあり競り合いで負けない根性もある。このまま成長すれば、面白い存在
2着ティーズアライズは1度は先頭もララベルに再び差し返され惜しい鼻差。個人的に10番人気は意外で、それだけ他地区馬に偏った形。
3着はリボンスティック。見た感じこの馬が一番伸びしろがありそう
この馬たちが牝馬クラシックの頃に主役になるか、名前すら消えるかは半々。ただ、揃って惨敗した他地区馬など見ても…ララベルの頭一つリードで、横一線の世代と考えたい
しかし昨年最後の予想を、買えずして的中とはバカバカしい話(笑)すっかり即パットで購入可能と思い込み、大井本場での最後のチャンスを逃していた(>_<)
まぁハッピースプリント、ノットオーソリティが予想に反して頑張ってくれたのは嬉しい誤算