石崎さんと的場さん(インスタグラム)

南関競馬の一時代を築いた二人の名手。騎乗法から性格、何から何まで正反対の二人…。今日も何やら揉めてるようだ


( `_ゝ´)（｀Δ´）

「的場よ」
「金は無いぞ」
「お前に借りる程、落ちぶれちゃいない」
「俺の１０分の１も勝てないから…食っていけねーのかと」

「俺は貯金がある」
「ケチの石崎で有名だかんな」

「Twitterって知ってるか？」
「若いヤツが携帯撫でて、なんかやってるな」
「やらないのか？」
「ブログってのも知らないのに、解るわけ無い」

「アンミツんとこのバカ息子とか、早田のセガレがお前の写真載せてるぞ？」
「写真を載せる？どこに」
「Twitterに」
「Twitterってのは携帯でやるんだろ？」
「そうだ」

「Twitterに写真を載せるって何だ？携帯は何に使うんだ？」
「ウチの孫だって理解出来るぞ…」
「理屈っぽい話は辞めろよ」

「何が理屈っぽいんだよ。最近はインスタグラムってのも話題だな」

「インスタグラム？速いのか？」

「速い？…あぁ世界中から返事が来るくらいだからな」
「そんな話題なのか！？大井か？船橋か？」

「はぁ？まぁ大井でも船橋でも…」

「今年はコンドルダンスでダービーと思ってたがよ…吉原に取られる前に、ちょっくらインスタグラムでも予約するかな」
「吉原？あいつは関係ないぞ」

「バカ野郎！お前は暇潰しに騎乗してるかもしれないがな、俺は騎乗馬集めるの大変なんだぞ」
「寒くて頭ブッ壊れたか？」

「お前が知ってて俺が知らないんだから…船橋に居るな？インスタグラム」
「インスタグラムってのはな的場…」

「じゃあな！」



‖船橋競馬場‖ヽ(^^ゞ。。。。





「インスタグラム？そんな馬居ないよ」(内田勝義)


「インスタグラムだぁ？んな事より、北島さんとこの…」(佐藤賢二)

「知らないですよ；聞いた事もない」(川島正一)







「おかしいな…」

「(^_^)ったく、また壊れちゃったよ…オジサンの攻め馬激しいから」

「ナオユキ！」
「(^_^)オジサン！！俺なんも言ってないからね…」

「インスタグラムは大井に居るんだろ！」
「(^_^)えっ？インスタグラムって話題の？」
「どこで話題なんだ！今年はその馬でダービー勝つぞ！！ミカモトやヨシハラには渡すな！乗るのは俺だ」

「(^_^)……また石崎さんに何か言われたんでしょ？」

「ナオユキの管理馬か？だったら話は早い！さっさと調教させろ」






( `_ゝ´)(・∀・)

「駿。ああゆうのをバカって言うんだぞ？」
「はいパパ！」

※この話はフィクションです