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2015/02/05 21:35
金盃を振り返る
金盃が終わりました。勝ったのは一昨年の羽田盃馬アウトジェネラル(^-^)/実に1年10ヶ月ぶりの勝利となり、不振にあえいでいたクラシックホースの復活
3歳時からモマれ弱さがあり…好走するには包まれずスムースな競馬が大事。そんなアウトジェネラルを間髪入れずに逃がした、ヤネ御神本の判断は素晴らしいの一言。
苦楽を共にしたヤネが何としても復活させたいと、迷わずの作戦と見て取れた
アウトジェネラル自身も川島さんの逝去から大井の外厩へ…ようやく馬自身も持ち上がっていた
ただ、これを復活と取れるかは微妙で裏を返せば御神本自身がモマれ弱さを頭に置いての騎乗。今回はヤネの作戦勝ちと、他馬の消極的なレースぶりの恩恵を受けた事がデカく、気分屋の部分が解消されない限りは、連勝を続けられる馬ではない
2着は一番人気のドラゴンエアル。こちらも不器用なタイプだけに、ヤネの森がいかに馬群を捌くかに注目…2コーナーで外目に出し、勝負所で動くも前は遥か前。あの時点で外に出せたなら、早めに捲る競馬をしても良かった…3歳時より動ける競馬が出来ており、次走以降は強気に攻めたい
3着には古豪フォーティファイド。昨年同様に金盃で変わり身を見せ、直線の脚は最近とは別物。元々は寒い時期に強いタイプではあるが、これだけの変身には驚いた。やはり他馬が戸惑う長距離の舞台を庭にしている馬で、経験値の違い。まぁ一つ二つ続けて好走するのは難しいはず
4着にはカリバーン。今回は重い馬場で軽視しましたが、直線などジリジリと確実に伸びていて、やはり中央時代の経験が生きている。しっかしこの馬には今後も振り回されそうだなぁ(笑)
本命に推したプレティオラスは5着まで。今回の展開では話にならず…自ら動けないタイプだけに仕方無い。常に怖い存在なのは変わらず、今年もどこかで本塁打を飛ばすのは間違いない
スマイルピースは終始かかり通しで自滅…。ゲート不安は解消されつつあるも、レースぶりを観ても長距離向きでは無い様子。しかし調教をしっかり積みながらも馬体は増えていて、成長を続いているだけに今後も楽しみ
ジョーラプターは、まだ顔じゃないが本音。古豪の洗礼を受ける形にはなりましたが、更に成長を期待し春以降の活躍に期待
まぁ結果回顧はともあれ、レース自体は世紀の凡戦(´-ω-`;)ゞ
スタートからスローになり、我慢大会になるのは最近の傾向ながら…向正面からの攻防すら何もなく、レースが盛り上がる部分が皆無
ただゆったりと一周半を回っただけのレースに面白味がない
ダチョウ倶楽部のごとく、互いが「どうぞどうぞ」で、御神本がインタビューで言ったように後ろが牽制しあってくれるとゆう思惑通りの結果。言いたくは無いが…ちょい前なら遊びでちょっかいを出す騎手が居たり、自らが潰れようが捲りに行ってみたりとか…様々な場面が繰り広げられた長距離戦も、もはやキャンターで回るだけの退屈なモノに
日本最長のダート重賞とゆう触れ書きは、大井でも長距離戦が二つしか無くなった事で…経験が少ないヤネが増えてしまい我慢大会の末に動かぬままゴールとゆうお粗末さ。
楽しみにしていただけに拍子抜けな内容でした
今期の大井重賞
・TCK女王盃(●)
・金盃(●)
実績馬が強いリピーターレースと言っておいて、クラシックホースと昨年の覇者を迷わず消していてはねぇ…
昨年は出だしから好調でしたが、こりゃ先行きが不安だなぁ(笑)