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2015/02/09 22:38
南関のレジェンド達
去年から冬場の的場文男は冬眠に入り、新人騎手に毛が生えた程度の騎乗しか出来ないと書いていましたが…今年はやや異変とも取れる活躍が目立つ。
ここまで15勝を挙げており、堂々南関リーディング4位に位置している(^ω^)
冬眠をしなかった熊が人間に被害を及ぼす事があるらしいが、今の的場さんは冬眠を忘れ…ひたすら暴れまわるような凄みを感じる
昨年は確か1月は3勝で終えていたと記憶している。この活躍は全く頭になかった
6700勝がいよいよ目前に迫り、意外と数字を意識する的場さんだけに加勢をかけるかもしれない(笑)
南関は中央や他場に比べても50代の騎手が多い
・森下博(元川崎リーディング)
・石崎隆之(重賞最多勝)
・的場文男(現役最多勝)
・早田秀治(中央芝重賞勝ち)
・金子正彦(元川崎リーディング)
・見澤譲治(元浦和リーディング)
・張田京(係長)
実際に通年で活躍を見込めるのは、的場文男と張田京くらいで…石崎さん、森下さんに至っては時折失踪に近い休養もしばしば。それでも騎手とゆう職業柄、驚異的な長持ちである
残念ながら、場内では的場、張田両人以外の存在価値は薄れがちで…数年前に「石崎って兄弟いたの?」とゆう衝撃的な言葉を耳にしたり、「森下って初めて見るな」とゆう言葉には落胆した覚えがあります
今から15年前、2000年の南関リーディングをご覧ください
1 石崎隆之
2 的場文男
3 内田博幸
4 張田京
5 桑島孝春
6 森下博
7 佐藤隆
8 今野忠成
9 見澤譲治
10 佐藤佑樹
言わずもがな石崎、的場の絶頂期。内田が必死に壁に挑んだ時期でもあり…騎乗数を増やしていました。そして「係長」ぶりを15年前から変わらず発揮している張田騎手には頭が下がる
しかしこのリーディング順位を観たら驚く方もたくさんいるはず(^-^)/
先程挙げたうちの5人はランクインしているのだ
早田パパに関しては昔から大一番の強さが目立つ勝負師だったし勝利数は少なく、金子騎手は今も昔もたいして変わらない…まぁあんなに3着が好きでは無かったけども(笑)
それでも早田秀治は中央の芝重賞を南関馬で制した唯一の騎手、金子騎手は川崎リーディングに君臨した
この時代を知ってると、完全に忘れ去られようとしている騎手達に寂しさを感じる
最年長の森下さんは、落馬事故以降は一桁勝利が続いている(T-T)しかし昨年、ジャクソンライヒで逃げ切った大井のレースなんか凄かった。今じゃハゲの森下なんて言われてるけど…あんなに巧い逃げを出来る騎手が現役に居るかね。嘘かと思われるかもしれないが、彼は毎年100以上勝っていたし、減量返上までした天才肌
昨年川崎ジョッキーズカップを勝った際に「先は短いけど、もう少し」と冗談混じりに言っていたのが印象的
ちなみに石崎さんは昨年の騎乗数が、この年の勝利数より少なかったΣ(-∀-;)
すっかり的場さんに追い抜かれた感がありますが、これまでの活躍の中身の濃さならば的場さんの追随を許さないモノがある
巷では高齢者となればLEGENDと呼ばれるのが目立つけど、南関のベテラン達は皆、実績と実力を兼ね備えた真のLEGEND達だ
そして少なくとも、今より熱さがあった時代であった事も確か