マイルチャンピオンシップ南部杯

きょう開催された南部杯
見事にコパノリッキーが2連覇、Ｇ１、10勝という素晴らしい結果になりました。

日本馬がジャパンカップに優勝することを目指していたように、
岩手ではダービーグランプリに優勝することを目指して、
南関東勢を打ち負かすことに切磋琢磨していた時代がありました。

そんな時代を打破し、
岩手の馬たちが全国区のスーパーホースに駆け上がっていったのが、
スイフトセイダイとグレートホープのＳＧ時代
これらを抑えて現れたモリユウプリンス
屈腱炎を克服し復活した岩手の怪物トウケイニセイ
頭蓋骨骨折というアクシデントから復活し、
中央のフェブラリーＳを地方所属馬で優勝したメイセイオペラ
そして、体質が弱く岩手でその能力を開花させたトーホウエンペラー

南部杯の前半期は全国区のこれら岩手の駿馬の歴史でもありました。
懐かしい。

後半期は中央馬の独壇場ですが、
南部杯から天皇賞秋に向かい優勝したアグネスデジタル
二連覇を成し遂げているユートピア、ベストウォーリア、そして今回のコパノリッキー
さらには三連覇したブルーコンコルドや3勝しているエスポワールシチー
これをみると、コパノリッキーの来年三連覇は決して夢じゃない話かもしれません。

また岩手の馬が、こういった馬たちを迎え撃ち、好勝負ができる日が来ることを望んでやみません。