仏ダービー回顧

仏ダービーは４番人気のMishriff（ミシュリフ）が馬群をこじ開けて勝利。Good to Soft（稍重）だったにもかかわらず２分０４秒４１は速い。昨年のSottsass（ソットサス）の２分０２秒９０はレコードであったが、馬場はGood（良）であった。このタイムを除けば、Mishriff（ミシュリフ）のタイムは仏ダービーが２４００ｍから２１００ｍに変わってから最速である。これを受けてブックメーカー・ラドブロークスは英ダービー馬Serpentine（サーペンタイン）と並んで４番人気タイとしている。
Mishriff（ミシュリフ）の父はMake Believe（メイクビリーヴ）で祖父が名馬Dubawi（ドバウィ）である。
母方には凱旋門賞馬Suave Dancer（スアーヴダンサー）がいる。
Make Believe（メイクビリーヴ）の馬主はPrince A.A.Faisalで今回の仏ダービー馬Mishriff（ミシュリフ）の馬主でもある。

母はオールウェザーのブリーダーズＣクラシックをレコードで走ったRaven's Pass（レイヴンズパス）産駒のContradict。
今後のレース如何であるが凱旋門賞の距離は克服可能と思う。
今年はニエル賞が中止になっているので９月１３日のパリ大賞まで休養して、ここを叩いての凱旋門賞挑戦と思われる。