119件のひとこと日記があります。
2021/07/19 14:39
愛オークスをどうみるか・・・
英オークスに続いて圧勝だったこのレースをどう見るか。
私の「ひとこと日記」は凱旋門賞を見据えてのものなので、ここは冷静に見て行きたい。
英オークスの馬場は稍重だった。これは馬場測定器ゴーイングスティック(ペネトロメータ)で測定したもので、翌日のダービーも少々乾き気味であったが同様の稍重だった。ゴーイングスティックは競馬場が違うと測定にばらつきがあるようですが、同じ競馬場なのでそれ程差異はないと言われています。とすると、英オークスの2分42秒67と英ダービーの2分36秒85をどう捉えるかです。
私は圧勝したとはいえ英オークスは重賞勝ち馬は1頭だけで1400mのG3オーソーシャープSを勝ったSaffron Beach(サフランビーチ)だけで後はリステッド競走を勝った馬や未勝利を勝ち上がった馬達だったので着差はそれ程評価出来ない。
英オークス同様愛オークスのタイムは決して速くないのが気になる。
同じ「Good」の馬場の愛ダービーのHurricane Lane(ハリケーンレーン)のタイムは2分33秒85だった。ちなみに愛オークスは2分34秒36。僅かな差ではあるがこれが牡馬と牝馬の差だと思います。
今回の愛オークスも2着は1600mのG3フレームオブタラSを勝ったDivinely(ディヴァインリー)、3着は未勝利を勝っただけの馬。4着は英オークス14着馬。つまり重賞勝ち馬は2着馬のDivinely(ディヴァインリー)だけだったのです。
この後ヨークシャーオークスと言われていますが、個人的には牝馬路線で追加登録をして凱旋門賞挑戦はないと見ています。
凱旋門賞は牝馬有利の斤量という見解があるようですが、今年はFrankel(フランケル)産駒のAdayar(アダイヤー)、Hurricane Lane(ハリケーンレーン)を筆頭とする3歳牡馬の方が強い気がしています。