パチ懐かし話3

21で初めてまともにお付き合いする女性ができた。

当時のデートの王道は、ボウリング、遊園地、お茶(今は「お茶」とか言わないか笑)

待ち合わせ場所で合流、

彼女「今日どーしょっか？」

自分「ちょっとパチンコしてみよっかー」

ファミコンで遊んでたパチンコゲームが楽しかったから、密かに興味あったんですね。

初めて入ったパチンコ屋さんは、

客も店員も悪そうに見えるオッチャン達と、ワックスの効いた床の匂いが印象的だった。

ファミコンとリアルはワケが違う。

自分「コレにしよっか」

彼女「うん」

今思うと、ちょっと知ったかぶりしてたかも。

「エキサイトジャック」だった。

2人とも500円入れて、玉の出る筒を両手で押して、ぎこちなく上皿に。

おそるおそる打ち始めてスグ、

図柄忘れたが、ピキュピキュいってリーチがかかる。

で、揃っちゃう。

で、ファンファーレ鳴っちゃう。

で、玉出てきちゃう。

店員さんが箱持ってきて

「おめでとうございまーす」

もー、パニック！

下皿に溜まる玉の抜き方なんて知らないから、必死で掻き出してる間に、ラウンド終了。

店員さんが来て何か言ってたが、何を言ってるのか分からない。

今考えたら、交換図柄だったんだと。

ところが…

また台がピキュピキュいって図柄揃っちゃった。

保留連。

知らん間に何回か当たって、いっぱい玉が出てきて、

で、当たりが終わった後の当たりも途切れて、

怖くなったから店員さん呼んでヤメ。

30500円。

彼女と何を話したかは覚えてない。

コレがパチンコデビュー、

絵に描いたような

ビギナーズラック！

道を踏み外した瞬間だ笑

では！