パチ懐かし話7

5の続き。

めでたく両刀使いになったが、パチンコにはナイ

「自分で『7』を揃える魅力」に取り憑かれて、メインはもっぱらスロット。

ただ、ソコは完全にスロット初心者。

フリッパーは単純なリーチ目だったが、ニューパルをはじめ、その他の機種たちは、
ニューパルを見本に大量リーチ目搭載がメインになり、頭混乱。

フラグ成立を見極める楽しさ、リーチ目の美しさは自分にはよく分からない状態だった。

また、クランキーコンドルのような、ボンヤリとした色押ししか出来なかった自分には難しいリプレイハズシ必須機種の台頭で、少しスロットの敷居は高いものに。

だが、ソレを気にせずとも脳汁が溢れ出すような機種が現れた。

「アステカ」

伝説的名機だ。

「デカチリ」「サシシ」「ルーレット」

打つ分にはそれだけで充分だった。

で、あのCT抽選の一喜一憂。

CT中に「ピタっ！」と静まり返る筐体。

間違えて取り切ってしまった時の落胆。

音楽に興味はナイ人間だったが、体に響く重低音とアドレナリンが出るリズム。

毎日打ちに行ってたな。

多分、相当負けてるはず。

でも、今、

「昔の台を打つとしたら何打ちたい？」

って聞かれたら「ん?…アステカかな」

って答えると思う。

間違いナイのだが、歯切れの悪い答えになってるのには理由がある。

「大花火」

の存在だ。

目押し力を含む、スロッターとしての能力を飛躍的に高めてくれたのがコイツ！

今の若いスロッターにも体感してもらいたいレベルの超技術介入大量獲得機である。

今日はいつも以上にいっぱい書いてしまった。

では。