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2017/03/12 14:25
beliniさんのグレイトパール血統解説
beliniさんのグレイトパール血統解説メモ
http://db.netkeiba.com/?pid=horse_board&id=2001103460&comment_id=7945
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グレートパールについて、触れておきます。
千代田牧場生産馬で、馬主がドバイのファハド殿下というが、なんとも面白い。
出世したら、ドバイの大レースに挑戦させるのかな?
まず、血統で目を惹くのが、セクレタリアト=Secretariat内包。
キンカメ産駒でセクレタリアト内包はよく走ります。
その代表例は、ローズキングダム、ベルシャザール、
そして、なんといっても、ロードカナロア。
同じセクレタリアト内包のキンカメ産駒ということで、
グレートパールには、ダート界のロードカナロアになることを期待。
母父は、ヴァイスリージェント系。→Vice Regent
ヴァイスリージェントは、クロフネの先祖であり、
また、ディープ産駒の活躍馬で、母がヴァイスリージェント系というパターンをよく見ます。
50年前にアメリカで生まれた馬が、今の日本の競馬に影響を及ぼしているのも面白い。
3代母は、エリザベス女王杯の勝ち馬 ビクトリアクラウン、
5代母は日本オークス馬 オーハヤブサ。
さらに遡れば、ビユーチフルドリーマーに辿りつきます。→http://db.netkeiba.com/horse/000a009a9f/
(ビューチフルドリーマーは日本競馬の基礎を作った名牝であり、功労馬といってもいいでしょう。)
すなわち、日本で100年以上も培われた名牝系になります。
サンデー系種牡馬用に(?)、海外の繁殖牝馬がたくさん輸入されている今、
こういう日本で長年かけて育った牝系から大物が出てくれたら嬉しいし、ロマンを感じます。
また、キンカメは、日本の古くて、かつ、良質の牝系を活かす能力が高いと思いますね。
ドゥラメンテしかり、ラブリーデイしかり。
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3歳後半から本格化の兆しを見せて、4歳で飛躍的に強くなったロードカナロア。
グレードパールは、そういうところが、ロードカナロアと被りそうな気がする。
『ダートのロードカナロア』になることを期待したくなる。
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もうレース出走経験馬出身の繁殖牝馬の9割近くがサンデーサイレンスの血を引いてるから、サンデーサイレンスの子孫の繁殖牝馬の血が詰まってるんですよね。なので母系血統がイマイチだったり、出走全敗とか故障疑惑のある牝馬なんかは、非サンデーなら繁殖牝馬になれるものも平気で処分される例も出てきてるとか・・・。だから社台は繁殖牝馬を大量に輸入しているけど、年間約7000頭の生産頭数で恩恵の受けられるのは結局焼け石に残る水程度は大げさですが、とても需要に追いつかない。
かといって平地芝でサンデーサイレンスの子孫以外に対抗できる種牡馬は、キングカメハメハ以外非常に少ない、セントサイモンまではいかないですが、由々しき問題かと…。