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2017/08/12 23:54
タニノフランケル、パクスアメリカーナ、フ
タニノフランケル、パクスアメリカーナ、フラットレー…今週デビューする有力馬をピックアップ!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170811-00000198-sph-horse
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今週もデビューを迎える有力2歳新馬たちをピックアップしていく。
先週、オルフェーヴル産駒の大物牝馬ロックディスタウンが勝ち上がった新潟では、父母合わせてG1・17勝の超良血馬タニノフランケル(牡、栗東・角居勝彦厩舎=フランケル産駒)が【12日、新潟5R・芝1800メートル】で注目の初陣を迎える。
英国産の父は現役時G1・10勝を含む14戦無敗のまま引退した「怪物」。母ウオッカは、牝馬として64年ぶりに日本ダービーを制するなど、G1を7勝した名牝だ。
4番子で兄姉3頭はすべて凱旋門賞馬シーザスターズの産駒。切れ味というより、パワーを色濃く受け継いでいたが、父が替わって俊敏さ、軽さが備わる。
母ウオッカは、G1・7勝のうち、阪神JFを除き、東京コースで6勝(日本ダービー、安田記念2勝、天皇賞・秋、ヴィクトリアM、ジャパンC)。左回りの長い直線は大の得意で、2世の新潟投入はイメージ通りだ。父は、昨年大ブレイクしたソウルスターリング、ミスエルテなど、牝馬が優勢。待望の牡馬の大物誕生に期待がかかる。
阪神大賞典2着ヒカルカザブエの半弟イダエンペラー(牡、栗東・藤原英昭厩舎=ルーラーシップ産駒)、ナリタブライアン、キズナの牝系出身のクレマチス(牝、栗東・中竹和也厩舎=ステイゴールド産駒)、栗東坂路51秒1マークのカミノコ(牡、栗東・森秀行厩舎=ローマンルーラー産駒)、祖母が桜花賞馬オグリローマンのロマンテソーロ(牝、美浦・金成貴史厩舎=ヴィクトワールピサ産駒)などが、初戦から「大物食い」の称号を狙っている。
【13日、新潟5R・芝1600メートル】の最大の注目は、ヴィクトリアM勝ち馬ホエールキャプチャの全弟パクスアメリカーナ(牡、栗東・中内田充正厩舎=クロフネ産駒)。白みを帯びた芦毛の馬体は、姉、そして父を彷彿とさせる。ウッドチップ、芝の追い切りともに最後の1ハロンの切れ味が抜群。長い直線も条件的に申し分なく、凡走は考えづらい完成度を誇る。「アメリカによる平和」という馬名もタイムリーだ。
昨年の新潟記念を勝ったアデインザライフの半弟ブラックジルベルト(牡、栗東・安田隆行厩舎=ノヴェリスト産駒)もスケール感では負けていない。
【13日、札幌5R・芝1800メートル】にフラットレー(牡、美浦・藤沢和雄厩舎=ハーツクライ産駒)が登場。母のリッチダンサーは、重賞3勝バウンスシャッセなど、コンスタントに走る子を送る。「オープンに行ける馬」と話す藤沢師の言葉通り、追い切りで見せる走りは非凡さにあふれ、480キロ前後の馬体にはすでに風格がある。
先月30日の札幌で鮮烈な勝利を飾り、一躍クラシック候補に名乗りを挙げた同厩舎のレイエンダは、右前副手根骨骨折で手術を行うことが発表されたが、精鋭ぞろいの藤沢軍団屈指の期待馬が厩舎2歳勢4勝目に挑む。
新種牡馬ノヴェリストの半弟にあたるマツカゼ(牡、栗東・矢作芳人厩舎=ウォーフロント産駒)も大物感がある一頭。追うごとに体が沈み込むフォームに変化しており、前進気勢にあふれる。ひと叩きがベターな印象ではあるが「ダンチヒ晩年の傑作」と呼ばれる父の日本進出の先兵としての任務を負う好素材。洋芝の1800メートルは条件バッチリだろう。
オークス3着ビッシュの半妹チェルヴァ(牝、美浦・鹿戸雄一厩舎=キングカメハメハ産駒)は、姉よりひと回り大きな馬格。古馬と互角以上に動いた調教から才能は確か。
アドマイヤツルギ(牡、栗東・須貝尚介厩舎=オルフェーヴル産駒)は、父のように追って首がグッと下がるようになってくればもっと走れる。
【13日、小倉5R・芝1200メートル】2歳世代で先週までに8頭の勝ち上がり(9勝)のヨハネスブルグ産駒チャームリング(牝、栗東・五十嵐忠男厩舎)が仕上がり上々で勝機をうかがう。
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