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2017/08/23 19:34

武豊騎手が交流重賞「完全制覇」まであと5

武豊騎手が交流重賞「完全制覇」まであと5つ。
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16日、佐賀競馬場で行われた第17回サマーチャンピオン(G3)を武豊騎手ラインシュナイダーで制覇。武豊騎手はサマーチャンピオン初勝利となり、これで現行の「交流重賞」完全制覇まで、あと「5つ」となった。
現在、JRAのG1完全制覇まで残すところ、朝日杯フューチュリティSと今年から新設されるホープフルSの2つだけとなっている武豊騎手
しかし、「馬に乗れるならどこへでも行く」という本人の言葉通り、JRAだけでなく地方競馬にも精力的な遠征を続けてきた競馬界のレジェンドは、交流重賞開放元年となった1995年の2年後、97年のかしわ記念(当時はG2)をバトルラインで制して以来、ちょうど20年でコンプリートまで残すところ僅かとなった。
ちなみに武豊騎手がまだ勝利していない交流重賞は東京スプリント(G3)、マーキュリーC(G3)、オーバルスプリント(G3)、レディスプレリュード(G2)、JBCレディスクラシック(G1)の5レース。詳細は、下記の通りとなる。
この残った5つの交流重賞だが、大まかに3つに分類することができる。2000mのマーキュリーCを除くと、 短距離戦となる東京スプリントとオーバルスプリント、そして牝馬限定戦となるレディスプレリュードとJBCレディスクラシックというわけだ。
これは逆に考えると、今後、武豊騎手が交流重賞をコンプリートするために必要な「パートナーのタイプ」が見えるということだ。
まず、東京スプリントとオーバルスプリントを勝つために「1400mまでこなせる、優れたスピード能力を持ったダートスプリンター」がほしいところだが、これはすぐに思い当たる馬がいる。16日に武豊騎手の手綱でサマーチャンピオンを勝ったラインシュナイダーだ。
サマーチャンピオンのレース後、武豊騎手が「1400mがベスト。これからもっと強くなる」と語っていたように、今の充実ぶりなら、さらなる重賞タイトルを積み上げる可能性は充分だ。実際に本馬は、次走に来月20日のオーバルスプリントを予定しており、コンプリートに向けて早くも一歩近付くチャンスが巡ってきそうだ。
その一方で"巡り会わせ"が必要そうなのが、牝馬限定戦のレディスプレリュードとJBCレディスクラシックだ。
レディスプレリュードが2004年から、JBCレディスクラシックに至っては2011年からの創設と歴史が浅いので、武豊騎手はまだ勝っていないのも仕方がない。最大の問題は、今の武豊騎手にタイトルを狙えそうな「強力な牝馬ダート馬」のお手馬がいないことだ。
昨年は年間で交流重賞9勝と大活躍した武豊騎手だが、牝馬限定戦での勝利はエンプレス杯(G2)を勝ったアムールブリエのみ。しかし、このアウォーディーの妹は昨年一杯で現役を引退している。
したがって、牝馬ダート界の頂点に立てるような名牝との出会いがほしいところ。だが、逆に述べれば、かつてはラヴェリータメイショウバトラーとのコンビで重賞を勝ちまくったように、一度「これ」という名牝と出会えばあっさり達成されるはずだ。開催時期や条件的にも、一気に連勝できる可能性も充分にある。
最後にマーキュリーCだが、実は意外にもこのレースこそ「最も厄介な壁」となる可能性がある。
王道のダート2000mのレースなので一見、武豊騎手のお手馬でいえばコパノリッキーアウォーディーが仮に出走すれば、あっさり勝ってしまう可能性が高いようにも見える。
しかし、このマーキュリーCは何故か武豊騎手にとって不思議と"縁"のないレースでもある。何度も挑戦しては敗れているというわけではなく、2011年に2着に敗れてからはここ6年間、出場すらしていない。
何故なら、おそらく同レースのほぼ3週前に同距離のG1帝王賞が開催されているからだ。つまりコパノリッキーアウォーディーといった、同レースを簡単に勝てそうな馬は、基本的にそちらへ出走するということなのだろう。
帝王賞を5勝している武豊騎手マーキュリーCに未だ手が届いていない理由は、まさに「そこ」にあるというわけだ。
また、歴代の勝ち馬を見ると、かつて武豊騎手が主戦を務めていたカネヒキリの名がある。G1を7勝するほどの名馬だったカネヒキリは、2010年のこのレースを5馬身差で楽勝しているが、鞍上は横山典弘騎手だった。
カネヒキリには3歳春以降ずっと騎乗していた武豊騎手だが、本馬が6歳のジャパンCダート(G1、現チャンピオンズC)に出走する直前、武騎手が落馬骨折。代役にはC.ルメール騎手が選ばれ、見事7つ目のタイトルを手にすると以後、武豊騎手が本馬に騎乗することはなかった。
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40レースあるので、JRAG1完全制覇より難しそう。

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