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2017/09/18 19:41

和田竜二騎手の「気迫」に震えた!無念の"

和田竜二騎手の「気迫」に震えた!無念の"降板劇"から逆襲…ローズS(G2)「神騎乗」で伏兵ラビットランモズカッチャン破る!(GJ)
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漢・和田竜二が意地を見せた。17日に行われた秋華賞トライアル・ローズS(G2)は、和田竜二騎乗の単勝8番人気のラビットランが豪快に差し切り。秋華賞(G1)に向け、堂々と名乗りを上げた。台風18号の影響で開催延期も懸念されたこの日の阪神競馬だったが、幸い予定通りの開催となり、馬場も良馬場に回復した。メインレースのローズSには、女王ソウルスターリングとNHKマイルCの覇者アエロリットを除いた有力馬が一堂に集結。牝馬クラシックのラスト一冠を占う重要なレースとなった。
レースは大外から和田騎手のゲキに応えるラビットランが猛追。メンバー最速の上がり33.5秒の末脚でカワキタエンカを交わし切りそのまま先頭でゴール。
「距離が心配だったので位置取りは気にせずに、折り合いだけ気をつけようと。この馬のリズムで走らせましたが、本当に上手に走ってくれました」レース後、そうコメントした和田騎手には、ここに懸ける強い思いがあったに違いない。このレースで2番人気に支持されたモズカッチャンはこの春、和田騎手とのコンビでオークス(G1)を2着するなど活躍。本来であれば、和田騎手とのコンビでここに参戦していてもおかしくはなかった。しかし、その元相棒の背にはM.デムーロ騎手の姿があった。和田騎手も、オークスで女王ソウルスターリングを最後まで苦しめたモズカッチャンに、並々ならぬ思いを抱いていたようだ。
しかし、和田騎手を待っていたのは、あまりにも無情な降板劇だった。モズカッチャンがデムーロ騎手とのコンビでローズSに挑むこととなったのだ。発端はデムーロ騎手がオークス3着のアドマイヤミヤビを降板になった事。2歳女王で今年のオークス馬ソウルスターリングが秋華賞に向かわないことが決まりアドマイヤミヤビ陣営はルメール騎手に秋の騎乗依頼を打診。本馬は元々ルメール騎手が主戦を務め3連勝と相性が良かっただけに、デムーロ騎手にとっては残念だが、ある程度仕方のない乗り替わりでもあった。しかしここでデムーロ騎手陣営は和田騎手鞍上のモズカッチャンを強奪。仮に年間の勝ち星や勝率といったものだけで、騎手の良し悪しのすべてが決まってしまうのであれば、各陣営は勝つためにより良い騎手を選択しただけなのかもしれない。しかし、その結果は何とも皮肉なものとなった。
まず、アドマイヤミヤビが屈腱炎を発症。ローズSに出られないどころか現役引退となった。その結果ルメール騎手はローズSでクイーンマンボに騎乗して12着に大敗している。さらに和田騎手からモズカッチャンを"強奪"し、騎手としての実力を見せつけたかったデムーロ騎手も7着に惨敗。そして、そのレースを制したのが、ラビットランという新たな相棒を手に入れた和田騎手だった。人の事情に振り回される馬に一切の罪はないものの、まるで物語のような決着となった。
この結果を受け、ネット上でも大いに盛り上がった。やはり数多くのファンが今回の乗り替わりを理不尽に感じていたようで「久々にスカッとするレースだった」「結局、最後は和田が勝つ。めでたしめでたし」「和田騎手の気迫に震えた」など、やはり和田騎手が報われたことを喜ぶ声が大半を占めた。
「前走で能力高いのはわかっていた。台風の影響を受けることなく、馬場がいい状態を保ったこともこの馬にはよかった。乗り味的には世代屈指だと思っている馬。自分から動いていける馬ではないので、展開に左右されることはありますが、本番(秋華賞)も期待を持っていけると思います」
最後に"新相棒"の能力を絶賛し、そう締めくくった和田騎手。もはやモズカッチャンへの未練は断ち切れたか。来る秋華賞では、自らの名を世に轟かせたテイエムオペラオー以来のJRA・G1制覇を是非とも達成してほしい。
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勧善懲悪物語…

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