2853件のひとこと日記があります。
2017/09/26 21:10
武豊ダンビュライト「菊花賞出走」はギリギ
武豊ダンビュライト「菊花賞出走」はギリギリ!? 神戸新聞杯(G2)痛恨4着で権利獲得ならず…菊花賞出走馬「優先順位」と「動向」を総評(GJ)
>>
ちなみに菊花賞のフルゲートは18頭。2006年以降、11年連続でフルゲートとなっていることから、今年も"定員割れ"は期待できそうにないだろう。
すでに優先出走権を保有しているのは、セントライト記念(G2)の1着ミッキースワロー、2着アルアイン、3着サトノクロニクル。そして神戸新聞杯の1着レイデオロ、2着キセキ、3着サトノアーサーの6頭だ。ただし、レイデオロはすでに菊花賞をパスしてのジャパンC(G1)挑戦が明言されており、実質的には5頭となる。
残りの13枠が「賞金順」となるわけだが、重賞2勝のブレスジャーニーは菊花賞出走を名言。神戸新聞杯で敗れたアダムバローズ、マイスタイル、ベストアプローチといったところも出走が濃厚で、ラジオNIKKEI賞(G3)で2着したウインガナドル、萩S(OP)を勝ったプラチナヴォイス、すみれS(OP)を勝ったクリンチャーも菊花賞へ向かう見込みだ。
また、この夏に芝1800m以上の1000万下を勝ちあがったのはバルデス、キセキ、ポポカテペトル、トリコロールブルーの4頭。その内、キセキは神戸新聞杯で優先出走権を獲得。さらにバルデスは体調面の不安で回避が濃厚。逆にポポカテペトル、トリコロールブルーの2頭は菊花賞を目指す方向のようだ。
そこに9月以降に1000万下を勝ち上がったロードアルバータ、マイネルヴンシュの内、後者はすでに菊花賞挑戦を明言。前者は未定となっている。
ここまでで15頭、つまりは残り3枠となるが、ダービー3着のアドミラブルは故障離脱、皐月賞2着のペルシアンナイトは富士S(G3)、2歳王者サトノアレスとプリンシパルS(OP)勝ちのダイワキャグニーは毎日王冠と菊花賞には出走しない見込み。ザ石でセントライト記念を回避したセダブリランテスも、菊花賞パスが濃厚となっているようだ。
更にホープフルS(G2)2着のマイネルスフェーンは自己条件のオクトーバーS(1600万下)に回る見込み。また、そこには札幌2歳S(G3)を勝ったトラストも出走する予定だ。
残る有力馬で流動的なのは、ダービー2着のスワーヴリチャードは未だ放牧中で間に合うのかが微妙といった状況。また弥生賞馬のカデナも、神戸新聞杯後に主戦の福永祐一騎手が「距離が長い」とコメントしており回避する可能性が高まっている。
また、ここから菊花賞当週までで芝1800m以上の1000万下の数は計6レース。日程的に厳しい上に、そのすべてを3歳馬が勝ち上がる可能性はさすがに低いが、残り3枠を巡ってまだまだ予断を許さない状況だ。
以上をまとめると次のようになる。
>>
・出走馬決定順(想定)
<優先出走権>5頭
優キセキ(神戸新聞杯2着 2600万)
優サトノアーサー(神戸新聞杯3着 2400万)
優ミッキースワロー(セントライト記念1着 3600万)
優アルアイン(セントライト記念2着 8900万)
優サトノクロニクル(セントライト記念3着 2500万)
<出走濃厚馬・賞金順>10頭
ブレスジャーニー(3700万円)
アダムバローズ(2900万円)
マイスタイル(2000万円)
ウインガナドル(1650万円)
ベストアプローチ(1500万円)
ポポカテペトル(1500万円)
トリコロールブルー(1500万円)
マイネルヴンシュ(1500万円)
クリンチャー(1400万円)
プラチナヴォイス(1200万円)
<出走流動馬・賞金順>3頭
スワーヴリチャード(6950万円)<※現時点で消息不明だったが、つい先日帰厩していたと判明も、強引に未調整でも出る???>
カデナ(4750万円)※個人馬主なので諫言無視して出る可能性も低くない、と思ったら秋天希望とのこと。
ロードアルバータ(1500万円)<※放牧中→あまり足が強くないので、現時点で放牧先から、すぐ戻って菊は考えにくいとのこと>
ダンビュライト(1050万円)
<<
<<
繰り返しになるが、ダンビュライトの菊花賞出走の鍵を握るのは、出走が流動的な3頭か。そして、今後1000万下を勝ち上がる3歳牡馬の数になる。
※現情勢だと流動馬が、スワーヴリチャード以外回避しそうなので、ボーダーは500万下条件突破馬の900万円まで下がる可能性もなくはないが…。