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2018/01/18 20:09
【3歳クラシック指数】ジェネラーレウーノ
【3歳クラシック指数】ジェネラーレウーノ3連勝でも「76」で牡馬8位止まり(東スポ)
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春のクラシックを目指す若駒の可能性を“指数化”する恒例「3歳クラシック指数」が今週からスタート! 牡馬路線は無傷の3連勝で朝日杯FSを制したダノンプレミアムを筆頭に、ホープフルSを制したタイムフライヤー、東スポ杯2歳SでV3と快進撃が続くワグネリアンが僅差で続く混戦。一方の牝馬路線は年明けのシンザン記念で牡馬を一蹴したアーモンドアイが、2歳女王ラッキーライラックを上回る指数を早くも叩き出した。先週のレースでもまた変動は起きたのか? 毎週、チェックは怠れない。
★京成杯(14日、中山芝内2000メートル)=1番人気に応えたジェネラーレウーノ(矢野)は、好発から番手に控える巧みなレース運び。とはいえ、逃げたコスモイグナーツがつくったペースは前後半5ハロン59秒7ヤジあるし61秒5の前傾型で、決して先行優位ではなかった。これを正攻法から押し切ったうえに、昨年暮れのホープフルSを0秒2上回るタイムで走破したのだから、十分評価に値する。特に同舞台で行われる皐月賞では要注意の存在となりそうだ。まだ超一線級との対戦がないため、指数76でのランクインにとどめたが、指数上位のライバルとの対決が今から待ち遠しい。
2着コズミックフォース(国枝)は好位抜け出しの未勝利戦Vとは一転、道中は後方待機から馬群の大外を回り、メンバー最速の上がりを駆使した。今回がまだキャリア3戦目で、伸びシロも大いに見込める。指数74でも次走に期待は高まる。3着イェッツト(金成)は賞金加算ならず、ランクインは見送ったが、直線で進路を探しながらの競馬。能力全開とは言い難く、次戦でのパフォーマンスアップは必至だろう。
★菜の花賞(13日、中山芝外1600メートル)=断然人気のオハナ(堀)が4番手から反応良く伸びて、無傷の連勝を飾った。「新馬は超スローだったが、今回はそれなりのペースで行って、しまい脚を使えたのは評価できる」と手綱を取った石橋。ラスト2ハロン11秒4→11秒8の先行馬ペースを覆しての差し切りは数字以上に中身が濃く、指数73でランクインさせる。
★紅梅S(14日、京都芝外1400メートル)=阪神JFで5着のモルトアレグロ(武井)がGI好走馬の貫禄を見せた格好だが、この日のM・デムーロは重賞勝ちを含む6勝と“神騎乗”の連続。荒れてはいるものの、踏み固められたインに狙いを定めた騎乗が勝利を呼び込んだ感もある。距離もやはり1400メートルがベストの印象。桜花賞戦線に急浮上のインパクトまではなかった。阪神JFで4着のトーセンブレスよりもひとつ下の指数74で様子を見たい。管理する武井調教師は「木曜に京都競馬場へ輸送。金曜、土曜と馬場で乗ったし、パドックも見せましたが、それでも少し難しい面を見せる感じでしたね。競走能力とレース運びには注文をつける点がないので、あとは気持ちの部分をいい方へ向けてあげられるかどうか」とレースに至るまでの精神状態を課題に挙げており、次走(3・11フィリーズレビューが有力)も早めに輸送し、環境に適応できるかチェックを行う予定。
★500万下(13日、京都芝内1600メートル)=平場勝ちでランクインさせることは例年、そうはないのだが、出遅れたうえに、超スローの流れながら、直線一気を決めたインディチャンプ(牡・音無)の勝ちっぷりは際立っていた。
メドウレイク、インリアリティの名が並ぶ母系はスプリント色が強く、陣営も適性はマイルまでと考えているようだが、騎乗した岩田は「出遅れてもカッとすることなく、冷静に走ってくれた」とコメント。折り合いに問題がないのであれば、2000メートルくらいはこなしても不思議はない。指数72で名を連ねることとする。
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