2855件のひとこと日記があります。
2018/02/27 21:06
中山記念回顧(新感覚の競馬新聞)
10頭立て。昨年G1を勝った馬が3頭もいて、メンバーはまずまず揃っていたでしょうか。
明らかな格下も混ざっていた少頭数だけど、全くメンバーの寂しさは感じさせなかったね。上位人気はみんな良かったし、半数以上が一定の格があるメンバーだったからね。そして仕上がりもなかなかのレベルにあった。
そもそもの資質が素晴らしいのは、アエロリットやペルシアンナイト。ウインブライトも使われつつちゃんと成長できている。サクラアンプルールは気持ち余裕がありそうな気配で、そろそろ4歳勢に逆転されそうな感じ。マルターズアポジーは何度もG1の壁に跳ね返されてきたけれども、G2ならいつでも勝てていいレベルにあるよ。
中山内回り1800mのスタートは、スタンドの真ん前なんだけれども、ファンファーレが鳴っている途中からゲート入りは始まっていた。10頭立ての割には急いだ様子。少頭数の割にはバラつき加減のスタート。中でも6番マイネルハニーが斜めに跳びあがるようにゲートを出て、バランスを崩して2馬身強のロスがありましたか。これは痛い。先行争いは大方の予想どおり、まずはマルターズアポジー。グングン飛ばすという感じではなかったですが、馬なりでハナへ。2番手に10番アエロリットが付けていきました。そして離れた3番手に7番ディサイファ。5番ウインブライトが続き、内に2番サクラアンプルール。挽回して6番マイネルハニー。アエロリットの横山典弘騎手は、手綱を抑えているね。どうやらマルターズアポジーを的にして折り合わせる様子。マイネルハニーが絡んでこないのをちゃんと確認しているのでもう2人の世界だと確認した上での行動だろうね。2コーナーまでに隊列は縦長になっていきました。後方に、3番ヴィブロス、1番マイネルサージュ。最後方に9番ショウナンバッハと4番ペルシアンナイトが並んでいました。前半の800m通過は47.7秒、1000mが59.2秒でした。例年と比較して概ね平均程度の流れ。ハッキリ息を入れたのが3コーナー。柴田善騎手は抑え気味の構え。2番手追走の横山典騎手はこれを察知してか、股の間から後続をチェックしましたね。この時4番手にいた5番ウインブライトの松岡騎手は3コーナー過ぎあたりから手綱を動かして前との差を詰めていきました。この動きを見るように後続も徐々にペースアップ。
4コーナーで差は大きく詰まって直線に向いてきます。 直線入り口で8番マルターズアポジーのリードは2馬身ほど。2番手に並んだ5番ウインブライトがこれに迫ってきます。10番アエロリットは反応が一息に見えました。馬場の三分所あたりを通って追撃態勢は2番サクラアンプルール。4コーナーをかなり大きく回ったのが後方にいた9番ペルシアンナイト。その前にいた3番ヴィブロスは伸び脚が一息。坂でもまだ8番マルターズアポジーが粘るところ、ジリジリ迫った5番ウインブライトが坂を登りきって先頭。そこにもう一度盛り返してきたのは10番アエロリット。2番サクラアンプルールは止まってしまいました。アエロリットは一度内で狭くされたけど、ウインブライトの松岡騎手が右鞭で開けてくれたのが助かった。5番ウインブライトがクビ差のリードでゴールへ。2着は10番アエロリットが僅かに8番マルターズアポジーを捕えて先着。ペルシアンナイトは良い脚で追いこみましたが5着まで。ペルシアンナイトはレース運びがそもそもおかしかったね。外回しでも間に合う馬場だとデムーロ騎手が思っていたのか、ペースを考えると思った以上に仕掛けが遅かったと思う…反省
>>
1着5番 ウインブライト 松岡
2着10番 アエロリット 横山典 クビ
3着8番 マルターズアポジー 柴田善 アタマ
4着2番 サクラアンプルール 蛯名 1.1/4
5着4番 ペルシアンナイト Mデムーロ クビ
6着7番 ディサイファ 田中勝 クビ
7着9番 ショウナンバッハ 戸崎圭 3/4
8着3番 ヴィブロス 内田博 クビ