セレクトセール、今回登場の主な有名馬の全弟、半弟などまとめ記事

キングスローズの2017。”ノーザン＋ディープ＋牡馬”で、全兄（父馬と母馬が同じ）のサトノアーサーは2015年の同セールで２億1060万円で落札された。母はGIニュージーランド1000ギニー（日本の桜花賞にあたる）を勝っており、現２歳のロードカナロア産駒も１億9440万円で落札されている。

ジンジャーパンチの2017も”ノーザン＋ディープ＋牡馬”。母は米古牝馬チャンピオンで、姉ルージュバックはGIIオールカマーなど重賞４勝を挙げている。全兄ケイブルグラムが1000万下クラスの３勝馬なのが割引だが、また大物が出てもおかしくない血統

アゼリの2017も”ノーザン＋ディープ＋牡馬”。母は米年度代表馬で、日本でいうとジェンティルドンナやブエナビスタのような存在。ただ、過去に上場された全兄ロイカバード、アドマイヤアゼリも２億円を超える高額で落札されているものの低迷が気がかり

ホットチャチャの2017は、ディープインパクト産駒の牝馬でノーザンファーム産馬。母は米GIクイーンエリザベス２世Ｃ（芝９Ｆ）の勝ち馬で、現３歳の兄エタリオウは今年のGI日本ダービー４着

ダイワパッションの2018（牡）はドゥラメンテの初年度産駒にして、今年の皐月賞馬エポカドーロの半弟（父馬が違って母馬が同じ。父はオルフェーヴル）。兄は2015年のこのセールで3672万円だったが、この馬は”皐月賞馬の弟”という大きな付加価値が加わり、高額落札が予想される。新ひだか町で生産

スノーパインの2018（牡）は、イギリスで14戦14勝の世界的名馬フランケル産駒。フランケルは日本でもソウルスターリング（オークス）、モズアスコット（安田記念）といったGI馬を出している。本馬の兄タワーオブロンドンは現３歳で、GII京王杯２歳Ｓなど重賞２勝の活躍馬

シルヴァースカヤの2018は”ノーザン＋ディープ＋牡馬”。全兄シルバーステートは重賞勝ちはないものの、圧倒的な強さで５戦４勝の成績を残し、”幻のGI馬”と呼ばれた逸材だった。現２歳の全兄リストも２億8080万円という高値で落札されている

レーゲンボーゲンの2018（牡）は今年のGI天皇賞・春を勝ったレインボーラインの半弟で、アニメイトバイオの半弟でもある。父はキタサンブラックの父ブラックタイド（先の父はスレイゴールド、後述の父はゼンノロブロイ

シュガーハートの2018（牡、父ブラックタイド）は、昨年引退したキタサンブラックの全弟。昨年同様DMN.comが落札

※追加→＞飛ぶ鳥を落とす勢いを持つ三崎氏は「ベガスナイトの2017」以外にも、天皇賞・春を連覇したフェノーメノの半弟「ディラローシェの2017（牡、父キングカメハメハ）」を5800万円

※主な物だけ→他は画像に…

※追加→最高価格
ディープ2億9000万
キンカメ2億4000万
ハーツクライ2億3000万
ブラックタイド1億4000万
ジャスタウェイ1億2500万
Frankel,1億500万
スクリーンヒーロー1億
ダメジャー9000万
オルフェーヴル8200万
ドリームジャーニー8000万
ルーラーシップ7200万
ロードカナロア6800万
バゴ6000万円
エイシンフラッシュ5400万
エピファネイア5400万
リオンディーズ5400万
キズナ5000万
クロフネ4800万
ゴールドアリュール4200万
カレンブラックヒル4200万
トゥザワールド4100万
ワールドエース3900万
ハービンジャー3700万
リアルインパクト3700万
ヴィクトワールピサ3200万
ディープブリランテ2600万
トーセンホマレボシ2000万

セレクトセール 2日目　種牡馬別平均売却額TOP10(売却頭数2頭以上)
1.ディープインパクト　13頭　Ave. 10,676.9万円
2.キングカメハメハ　5頭　Ave. 8,760.0万円
3.Frankel　2頭　Ave. 7,750.0万円
4.ハーツクライ　14頭　Ave. 5,571.4万円
5.ブラックタイド　7頭　Ave. 5,271.4万円
6.ドゥラメンテ　19頭　Ave. 4,510.5万円
7.オルフェーヴル　9頭　Ave. 4,411.1万円
8.ロードカナロア　13頭　Ave. 4,361.5万円
9.モーリス　13頭　Ave. 4,184.6万円
10.ヴィクトワールピサ　 3頭　Ave. 4,033.3万円
※ダイワメジャー＆ハービンジャー人気ないな