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2018/09/19 22:59

福永祐一継続騎乗は異常行為?専門家非常に危険来週以降の騎乗見送りも遅すぎるの声

18日、先週の阪神競馬で頭部を落馬負傷した福永祐一騎手が来週、再来週は騎乗しないことを表明。23日に行われる菊花賞トライアル神戸新聞杯(G2)に登場するダービー馬ワグネリアンも乗り替わることとなった。16日に行われた阪神6Rのゴール入線後にバランスを崩し落馬、後続馬と接触した福永騎手。そのまま騎乗し続けたが、検査の結果、右のこめかみ部分の頭蓋骨骨折とわずかな空気の混入(気脳症)が判明した。
当初、福永騎手は「今後の経過次第になりますが、このまま状態が安定していれば、騎乗許可の診断書をもらい、今週末には騎乗できる見込みです」と、来週以降の騎乗に対して前向きなコメントを発表している。ワグネリアンを管理する友道康夫調教師も「今のところ代役は考えていません」とエールを送ると、マスコミもこぞって「大丈夫」「支障なし」と報道。秋の始動戦を迎えるダービー馬の鞍上問題は、一抹の不安を抱えながらも事なきを得たかのようにみえた。しかし、ここにきて福永騎手は一転「医師と相談した結果、今週と来週の騎乗をとりやめることに決めました」と休養宣言。「不安のある状態で戻るつもりはない」と話してはいたが、やはり"ドクターストップ"が掛かったということなのだろうか…。
「当然の結果だと思いますね。軽傷とはいえ頭蓋骨を骨折して、気脳症まで起こしているわけですから。プロ野球など他の競技を見ても、頭部は極めてデリケートな箇所。絶対安静は至って常識的な判断だと思いますね。無論、福永騎手本人は騎手としての責任感もありますし、痛みもあまりないことからも騎乗したいでしょう。何といってもダービー制覇は福永騎手だけでなく、お父さんの洋一さんも含めた福永家の悲願。それを達成させてくれたワグネリアンはすでに福永騎手にとって特別な馬。無理したい心情も理解できます。ただ、問題なのは、本来ならそれを止めなければならないはずの"周囲"の人間が、ギリギリまでそれをしなかったこと。『本人の意思を尊重した』と言えば聞こえはいいですが、落馬当日にそのまま騎乗させたJRAの医療関係者も含め、症状に応じて冷静にコントロールするのが医師を始めとした周囲の役目でしょう。本来なら落馬事後が発生した時点で、当面の騎乗などは見合わせるべきでした。結果的にはそうなりましたが、ここまでずれ込んでしまったことには『遅い』と述べざるを得ませんし、違和感がありますね」(競馬記者)
実際に福永騎手が今週末以降の騎乗に前向きなコメントを発表した際、松本クリニック院長を務める松本浩彦氏は『デイリースポーツ』を通じて「めっそうもない」と警鐘を鳴らしている。同氏によると「頭蓋内と外界が外耳孔などを通じて交通しているということで、非常に危険な状況になってもおかしくない」「最低でも1週間は絶対安静で、経過を見なくてはいけないと思います」とのこと。やはり専門家からすれば、福永騎手の継続騎乗は「異常な危険行為」そのものに映ったということなのだろう。
記者が話す通り、ワグネリアンは福永騎手にとって特別な存在に違いない。ましてや本騎手は、お手馬を自らの手で育てることを重視するタイプ。デビュー戦から手綱を執り、手塩に掛けてきた"相棒"に「他の騎手を乗せたくない」という思いが強いことも間違いないだろう。しかし、松本院長の言葉を拝借するなら「来週も騎乗するなんて、もう一度落馬したらどうするんだ?」ということに尽きる。例え本人がやる気でも、周囲に止める義務があるのではないか。競馬レースはプロ野球などとは異なり、もしも自分が倒れれば即座に周囲の人間の生死に関わるスポーツ。だからこそ負傷の扱いに関しては、よりシビアな判断が求められることは述べるまでもない。今回の福永騎手の件、最終的には慎重な判断となったが、そこに至るまでの「過程」に問題はなかったのだろうか。
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これは英断。過去に死者も出てるのにJRAは…好きじゃないけど吉田隼人騎手が落馬負傷時の藤田伸二元騎手コメントの言う通りだったと思う。

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