スマートフォン版へ

マイページ

2968件のひとこと日記があります。

<< 【JRA初】外国人騎手「全12レース中11勝」... ひとこと日記一覧 今週の新馬戦(11月17日・18日)想定メンバ... >>

2018/11/14 23:21

種付け情報 - アロースタッド編

今回はアロースタッド。今年は10頭もの新種牡馬を迎え、40頭近い種牡馬を擁する大スタッドとなりましたが、その中で最も牝馬を集めたのはダートの名種牡馬*シニスターミニスターと新種牡馬ビッグアーサーでした。特にビッグアーサーにはグランプリボスが種牡馬としてあまりいいスタートを切れていない中、サクラバクシンオーの父系を継ぐという重大な責務が課せられており、このまま順調に種付け数を伸ばしていってもらいたいところです。意外なところでは*ラニの118頭でしょうか。少なくとも以前ならこのタイプは種牡馬入りすら危ぶまれたでしょうが、タピット産駒が安くつけられるというところが魅力なのでしょう
>>
シニスターミニスターが種付け数トップタイの164頭をマークした。種付け数だけで言えば前年度と変わらずだが、種付け料が2.5倍になったことを考えれば実質需要が倍以上になったといえる。総大将インカンテーションは今年度未勝利だが、かわりにゴールドクイーンが芝重賞の葵Sを勝ち、4連勝でオープン特別を制したフェニックスマークも存在感をアピールした。今年急死したサウスヴィグラスに後継種牡馬が事実上いないこともあり(値上げで地方向けでなくなったが)、
今後死亡したゴールドアリュールや高齢の*クロフネに代わってトップ10入りする可能性も十分あるだろう。
新種牡馬ビッグアーサーも同じく164頭と初年度から上々の牝馬を集めた。競走馬としての晩年は順調さを欠いており、どこまで牝馬が集まるか心配されたが、筋の通った母系に加え、1200m1分6秒台のレコードホルダー、そして何より*サンデーサイレンスの血を含まない血統が決め手となったか。生まれ故郷のバンブー牧場のバックアップもあるだろうし、現時点でサクラバクシンオーの父系を継ぐ最有力候補であることは間違いない。
新種牡馬*ラニも100頭を超えてきた。日本馬として初めてUAEダービーを制したほか、米クラシックにも果敢に挑戦しプリークネスS5着、ベルモントS3着と健闘。反面日本では2000m超えのレースでもズブさを見せるなど明らかにその力を持て余している感もあったが、兄*アウォーディー、姉*アムールブリエがダートグレードレース勝ち馬となり、何より米国のスーパーサイアー Tapit の産駒が手ごろに付けられるという点が人気の理由だろうか
<<
※画像下続き…種付け数10頭〜20頭クラスということでかなり地味な面々ということになりますが、やはりこの中で注目はダービー馬ワンアンドオンリーでしょう。初年度の種付け数が20頭というはその辺のGIII勝ち馬にも劣る数字ですが、晩年の成績を見れば無事種牡馬入りできただけでも良しとしたいところです。世紀の誤審で北海道2歳優駿勝ちが取り消されたイグナシオドーロの父*ヴィットリオドーロは前年度2頭から10倍以上となる21頭に種付けを行っており、やはりデビュー前の産駒の出来が相当良かったのだろうと思われます。来年はさらに増やすことができるでしょうか。以上

お気に入り一括登録
  • アロー
  • シニスターミニスター
  • ビッグアーサー
  • グランプリボス
  • サクラバクシンオー
  • ラニ
  • インカンテーション
  • ゴールドクイーン
  • フェニックスマーク
  • サウスヴィグラス
  • ゴールドアリュール
  • クロフネ
  • サンデーサイレンス
  • バック
  • アウォーディー
  • アムールブリエ
  • グレード
  • Tapit
  • ワンアンドオンリー
  • イグナシオドーロ
  • ヴィットリオドーロ

いいね! ファイト!