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2018/11/20 22:30
種付け情報 - アロースタッド編、その2
アロースタッドの続き。クラシックホースであるトーホウジャッカル、宝塚記念を制したアーネストリーがこのあたりで登場というのは少し寂しいですね。JBCスプリントを制した新種牡馬ドリームバレンチノも初年度は6頭とさほど牝馬を集めることはできませんでした。それ以外にも重賞4勝をあげたガルボ、死亡した*サウスヴィグラスの後継種牡馬ナムラタイタン、夏の重賞を3連勝したトウケイヘイロー、そして未完の大器ペルーサとなかなか個性的なメンバーがそろってはいるのですが、種付け数には直結しませんというか今日の紹介のMAXが12件とは…
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ダブルスターはダート種牡馬として頭角を現した*シニスターミニスターを父に持ち、半姉はラブミーチャンというなかなかの良血馬だが、種付け数は半分近く減少
ナムラタイタンは父*サウスヴィグラスが死亡するもほぼ前年と変わらず。さすがにこのレベルでは父の後継種牡馬としては物足りないということなのか?
菊花賞馬トーホウジャッカルは2年目にして早くも一桁と寂しい数字スペシャルウィークの男系が繋がるのは非常に困難か?
宝塚記念勝ち馬アーネストリーはモーリスらの活躍で脚光を浴びたスクリーンヒーローと父が同じということもあり、2年前は50頭もの牝馬を集めることに成功したが、今ではブームもすっかり落ち着いて一桁に…
死亡した*サウスヴィグラス初の後継種牡馬スパロービートはそのおこぼれにあずかることはなく、例年通り。
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画像その2では全馬種付け数4頭以下と哀愁漂うラインナップとなっていますが、この中にまだ産駒がデビューして間もない天皇賞馬ヒルノダムールがいるのが何とも。元々初年度から25頭と牝馬には恵まれませんでしたが、そのまま一度も種付け数が増加に転じることなくここまで来てしまいました。個人的な注目馬は*ヘニーヒューズ産駒の新種牡馬*ゴドリー。自身は条件戦で2勝をあげただけでほとんど牝馬を集めることはできませんでしたが、半兄が米GI馬*エスケンデレヤという良血馬で、*サウンドボルケーノや*ヘニーハウンドクラスでさえ二桁の牝馬を集めていることを考えると、うまく宣伝すればもう少し牝馬が集まるのではないでしょうか。
なお昨年まで供用されていた種牡馬として、体調不良のため今年の種付けを中止していた*サウスヴィグラスは疝痛が元で3月に死亡。まさに米国産マル外らしいパワーとスピードで地方ダート界を席巻した名種牡馬だった。同じくダート種牡馬として活躍した*ワイルドラッシュも8月に蹄葉炎の悪化により死亡している。またステイヤーズS連覇のデスペラードは用途変更となっており、ブレイブスマッシュの活躍で国際GI馬の父となったトーセンファントムは白馬牧場に移動している。