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2018/12/26 22:45

岩手競馬がどれだけ危機的状況なのか競馬民のほどんどがわかっていない件

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岩手の競馬界が揺れている。4目回の禁止薬物検出問題で大変なことになっていた岩手競馬だが遂に5回目の禁止薬物検出が発生してしまった。組合は当面の開催自粛に追い込まれ岩手県警が捜査に動く異例の事態となっている。「公正競馬」という理念から言っても当然大問題であるわけだが今回の事件はその次元をはるかに超えた超危機的状況だ。正直競馬民の大半がその事態に気づいていないのでこの記事を書いた。岩手競馬は正直どうでもいいが大好きな競馬を冒涜され競馬に命を懸けている関係者の熱い志がしょうもない何者かによって妨害されている事実がどうにも咀嚼できないでいる。拒絶反応とも言うべきか。今回の事件極めて外部犯の可能性が高い。
僕が思っていたことをスダホーク氏がうまくまとめてつぶやいていたので後からそちらもチェックしてもらいたいがそもそも厩舎関係者がこんなことをするはずがない。薬物が検出された馬は低いクラスの馬でわざわざここで禁忌を犯してまで勝とうとする意味がないしこんなバレバレなことを繰り返す意味もわからない。八百長も理由は同じでこんなすぐバレることをする意味がないから。となるとこの実行犯にとっての「正義」はなにか。当然そんなものはない。ただ岩手競馬を潰す為の愉快犯だ。そんなことを組合関係者がするはずもないので外部犯なのは間違いない。しかも単独犯ではないだろう。警備を掻い潜りこんなことを1人ではできるはずがない。だが今回の事件で岩手競馬が存亡の危機に立たされていることに、読者の何%が気づいているだろう。はっきり言って潰れるどうかのところまで来ている。岩手競馬は長らく赤字経営が続いていて廃止一歩手前の瀬戸際だった。もちろん公営ギャンブルで税収で運営しているわけだからその損失は岩手県民が負担しなければならない。そこで生まれたのが「単年度における収支均衡」の原則。これは一言で「1年でも赤字になったら岩手競馬廃止するで」という決まり。これが規定されたと同時に岩手競馬は岩手県・盛岡市・奥州市の3つの自治体から計330億円の融資を受けた。これももちろん税金であるが岩手競馬はその瞬間から健全経営を義務付けられた形である。その後の岩手競馬は震災を乗り越えなんとか安定経営を継続。ネット発売にも助けられた。府中の場外馬券場は機能しているかわからないが中央競馬民のラストエリクサー的な存在みたいにはなっている(地方唯一の芝コース有)。組合はこの10年頑張ったと思う。そこに今回の事件が発生してしまった。開催自粛がいつ終わるかわからないがイメージダウン・開催日数の減少を含めて損失ははかりしれないもし更に起きたら…少なくとも開催できる運びにはならないだろう。そうなると赤字の可能性は高まり岩手競馬廃止330億は返済不可能。ああ恐ろしい。岩手競馬にも落ち度はある。仮に外部犯だとしたらそんな簡単に侵入されるようなシステムはちゃんちゃらおかしい。防犯システムを軽視していたツケが来てしまった感じか。まあ中央競馬ならまずないだろう。トレセンの防犯システムは厳重なことで知られている。競馬記者が宿舎で乱痴気騒ぎを起こしたみたいだが。とはいえこんなことで存亡の危機に晒されてしまっている事実は変わらない。このしょうもない事態に憤りを感じる。「単年度における収支均衡」はもちろん平常時を念頭に置いているので、今回の異常時で特例措置が取られる可能性はある。しかしこの前例のないありえない事件を無事に解決し再発防止の見通しが立たない限り、「公正競馬」である以上再開するべきでないだろう。ここにきて岩手競馬の経営体質が問われている
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