【東スポ３歳クラシック指数】アドマイヤマーズとサートゥルナーリアが首位並走+牝馬

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【３歳クラシック指数＝牡馬】春のクラシックを目指す若駒の可能性を“指数化”することで、その序列が一目瞭然になる、本紙恒例「３歳クラシック指数」がいよいよ今週からスタート。牡馬戦線は朝日杯ＦＳを制したアドマイヤマーズとホープフルＳの覇者サートゥルナーリアの両無敗馬が、一方の牝馬戦線は阪神ＪＦの勝ち馬ダノンファンタジーと朝日杯ＦＳで３着に善戦したグランアレグリアがトップの座を分け合っている。果たして前週のレースで新たにランクインした馬は？　毎週チェックが欠かせない。

★若駒Ｓ（１９日＝京都芝内２０００メートル）１戦１勝の１番人気サトノウィザード（松田）の追撃を退けたのは２番人気ヴェロックス（牡・中内田）。厳しい競馬になった東スポ杯２歳Ｓでタイム差なしの４着に走った重賞好走組の力量を改めて見せつけた格好だが…。
騎乗した川田は「いい経験ができたレースでしたが、本当に良くなるまでには時間がかかる気がします」と意外にも慎重。
それは管理する中内田調教師も同様で「４コーナーの出が雑だった気もしますね。まだ良くなる余地がある。今回は賞金を加算できたことが一番」と満点評価はしていない。
現状は東スポ杯の結果を受けた「指数７３」が妥当なところか。サトノウィザードは２ポイント下の「指数７１」でランクイン。

★若竹賞（１９日、中山芝内１８００メートル）＝ヒシイグアス（牡・堀）が逃げ切って１番人気に応えたが、５ハロン通過６３秒３の超スローを味方にした印象は拭えない上に、最後は２着馬にクビ差まで詰め寄られてしまっては…。
オープンでどこまで通用するかは不透明で、ランク入りは見送りとする。

【３歳クラシック指数＝牝馬】
★菜の花賞（２０日、中山芝外１６００メートル）＝コントラチェック（藤沢和）の逃げ切り勝ち。前後半４ハロン４６秒１―４７秒７の前傾ラップを自ら刻んで押し切った内容は、能力の高さの証しと言えよう。
ペースが違ったとはいえ、勝ち時計１分３３秒８は前日の古馬１０００万下を０秒８上回り、前週のＧIIIフェアリーＳより２秒２も速い。
鞍上のルメールが「先週（除外になったフェアリーＳを）使っても勝ったと思います」とコメントしたのもうなずける。
そのフェアリーＳの勝ち馬フィリアプーラと同じ「指数７６」を進呈。
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既に、３歳限定重賞は『シンザン記念』『フェアリーS』『京成杯』が終わっているが、来週の新進気鋭３歳関西馬の登竜門『きさらぎ賞』（ネオユニヴァース・ドリームパスポート・アサクサキングス・トーセンラー・トーセンスターダム・ルージュバック・サトノダイヤモンドらを輩出）から、クラシック出場権争いが本格化する。