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2019/02/26 22:58

中山記念回顧(新感覚の競馬新聞)

<パドックについて>
11頭立てでしたがG1馬5頭、そしてG1こそ手が届いていないものの、重賞複数勝ちという馬も2頭。グレード制導入後に中山記念にてG1馬が5頭も出走するのは初めてなんだってね。ドバイ遠征を控えた馬も含めて多くが先を見据えた一戦でした。パドックでの印象はいかがでしたか?単純に上位6頭が格下の馬と比べるでもなくしっかり歩いていたし「事実上少頭数だな」という実感はあった。あとちょっと細かい所で余裕ある馬が多いかな?と。やっぱり休み明けなりの甘さはあったよ。ここを目標に過不足なくいい形の筋肉量を蓄えてきたのがウインブライトでそれ以外は弱点を指摘できる部分が結構あったと思う。ただラッキーライラックは週中の想定だともう終わっていてもおかしくない履歴だと思っていたからハッキリ動きのキレとセンスの良さを見せていたのは「おおっ」と感心し見直した。立ち直った様子ではあったね。ステルヴィオが+12キロスワーヴリチャードが14キロ増でした。でもどちらも動けるレベルの柔らかみと十分なスケール感があるから大したもの。小回り中山の忙しい競馬じゃなければこの造りでも来るんじゃ。全然グズグズの造りではなかったよ。気になったのはむしろエポカドーロの方かな。胴回りの肉付きはいいんだけど腰が結構ブレてきていると思ったね。後ろ脚の送りも伸びきっているしちょっと噛み合っていない
<結果後>
勝ち時計は1分45秒5。過去10年では最速のタイムでした。速い逃げ馬がハイペースで逃げて、メンバーも強かったのがこの結果に繋がっていますね。一応例年に比べて馬場も速めで、土日ともに快晴。日曜日はパンパンの良馬場だったと思う。その前提があってなお、マルターズアポジーが飛ばして逃げたこと、ラッキーライラックがその流れをつないだことが、スピード決着の要因でもある。それにしてもディアドラはイマイチだったなあ。戦前に予想できた部分もありましたが、厳しいレースになったからこそ仕上げの差といいますか、ここへのモチベーションの差が出た印象で。そうだねえ。自分はもうちょっと上がり勝負寄りになるんじゃないかと思っていたし、途中までラッキーライラックが仕掛ける手前まではそうなりそうな隊列の動きだったよね。だけどこのロングスパート勝負では、息ができているかどうかが如実に表れたかなと思った。ウインブライトはこの中山の狙いのレースまで、事実上3回レースを使っているわけか。それとステイゴールドが重賞100勝目、WIN5は4億7180万9030円の史上最高配当でその立役者となったし、記録づくめの重賞勝ちになったね。オルフェーヴル産駒を遮ってステイゴールド産駒が重賞を勝つんだものなあ。
スワーヴリチャードは4着。デムーロ騎手が位置を獲りに動きました。早めにラチ沿いに入ってましたが直線はやはり少し内にササってた。ラチを頼らせてしかも都合よくあまり揉まれていない位置取りなのに未だに悪い癖を出す。本当に困った馬だな…左手前時、体を斜めに傾けすぎなんだよ。デムーロ騎手はそれを真っすぐの方向で走るようちゃんと修正しているけどそれだと勢いがない
エポカドーロ藤原英昭厩舎の前哨戦仕上げ、という解釈が妥当かなと思うよ。緊張感の差では、上位人気6頭の中で一番甘かったと思うもの。早熟かどうかはまだ判断が早いかな。ただレース振りというか、想定された流れで今回のレース展開でも、本当は隊列有利のはずだった。戸崎騎手、それって仕掛け遅すぎない?が正解の可能性もある。何とも言えないな。まあ今日は甘めのデキで勝てるほどの相手じゃないし、負ける日だったんだよ。1番人気ディアドラは6着でした。1800mは本質的に短くて、このペースだと追走も厳しい、というのが大きかったでしょうか。札幌のクイーンSは、小回りだけれども全面洋芝だものねえ…。このレースと府中牝馬S1分44秒台走破があるから、余裕でこなせるものだと思ってしまった。あとまあ、ルメール騎手だったら乗りこなせるでしょ…という予想的な甘えもあったかな。
<教訓まとめ>
・昨年の中山はボロボロの芝から始まったが、今年は結構芝が根付いている。馬場情報で見る写真の印象よりも速い決着。暖冬だった影響がここでも残りそう。今シーズンは芝が全く枯れていないのだろう。
ディープインパクト産駒不在のメンバーだったが、それならステイゴールドの血が猛威を振るう。やはりサンデーサイレンスの血がないと、時計勝負にバッチリ対応するのは難しい。
・放牧帰りのG1馬だらけのメンバーの中、使われつつ調子を上げてきたウインブライトが勝利。中盤の緩まない厳しいレースでは、まだレースを使ったアドバンテージが生きる模様。この牧場仕上げVS厩舎仕上げの対決は、まだしばらく続きそう。

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