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2019/05/14 22:39
混戦に拍車がかかったオークスの 行方を解き明かす3歳牝馬ランキング(ST)
2019年3歳クラシックSportivaオリジナル番付(牝馬編)
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クラシック第1弾のGI桜花賞(4月7日/阪神・芝1600m)は、昨年末のGI朝日杯フューチュリティS(3着。12月16日/阪神・芝1600m)以来のぶっつけとなる、異例のローテーションで臨んだ2番人気グランアレグリア(牝3歳/父ディープインパクト)が優勝。1番人気のダノンファンタジー(牝3歳/父ディープインパクト)は4着という結果に終わった。後続に2馬身半差をつけて快勝したグランアレグリア。当然、オークスでの二冠達成が期待されたが、同馬はその後、オークスには向かわずにGI NHKマイルC(5月5日/東京・芝1600m)に出走した。同レースでは、断然の1番人気に支持されたものの、やや伸びを欠いて4位入線。さらに審議の末、他馬の進路を妨害したとして5着降着となった。
一方「残念桜花賞」と称されるオープン特別の忘れな草賞(4月7日/阪神・芝2000m)は、脚部不安で戦列を離れていたラヴズオンリーユー(牝3歳/父ディープインパクト)が圧勝。3戦無敗でオークスに向かうことになった。又オークスへの最終切符をかけた2つのトライアル戦が東京競馬場で行なわれ、GIIフローラS(4月21日/東京・芝2000m)はウィクトーリア(牝3歳/父ヴィクトワールピサ)が、オープン特別のスイートピーS(4月28日/東京・芝1800m)はカレンブーケドール(牝3歳/父ディープインパクト)が勝利。大舞台への挑戦権を手にした。こうした状況を踏まえて、3歳世代の女王の座を目指す面々の『Sportivaオリジナル番付(※)』を発表↓
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※『Sportivaオリジナル番付』とは、デイリー馬三郎の吉田順一記者、日刊スポーツの木南友輔記者、独特なデータを駆使するパソコン競馬ライターの市丸博司氏、フリーライターの土屋真光氏、Sportiva編集部競馬班の5者それぞれが、今春のクラシック、すなわち今回はオークスに挑む3歳牝馬の実力・能力を分析しランク付け。さらに、そのランキングの1位を5点、2位を4点、3位を3点、4位を2点、5位を1点として、総合ポイントを集計したもの。
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グランアレグリアの路線変更、さらには桜花賞の結果を受けて、ランキングは大きく変動した。1位は、ラヴズオンリーユー。桜花賞は賞金不足で除外となったが、忘れな草賞を制して見事3連勝を飾った。その結果を受けて、オークスでは一躍”主役”の座に躍り出た。
2位は、クロノジェネシス(牝3歳/父バゴ)。桜花賞でも3着に入って、大崩れしない安定感が強み。2戦2勝の東京コースで悲願のタイトル奪取を狙う。
3位は、前回1位だったダノンファンタジー。桜花賞ではよもやの4着に終わったが、オークスでのリベンジなるか。
4位は、桜花賞で2着に突っ込んできたシゲルピンクダイヤ。距離が延びるオークスでは、父ダイワメジャーという血統背景が気になるが、直線の長い舞台となって、世代屈指の”鬼脚”は魅力だ。
5位は、GIIIフラワーC(3月16日/中山・芝1800m)の勝ち馬コントラチェック(牝3歳/父ディープインパクト)。半姉バウンスシャッセは、フラワーCからGI皐月賞を経てオークスで3着となったが、妹はフラワーCからの直行で戴冠を目指す。
桜花賞馬グランアレグリアが不在となって、混戦ムードに拍車がかかった3歳世代の女王争い。はたして、どの馬が頂点に君臨するのか。激戦必至のレースを見逃すな!
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オークス出走登録馬順
優シゲルピンクダイヤ(桜花賞2着 3550万)
優クロノジェネシス(桜花賞3着 4250万)
優ダノンファンタジー(桜花賞4着 7770万)
優ビーチサンバ(桜花賞5着 1700万)
優ウィクトーリア(フローラS1着 3500万)
優シャドウディーヴァ(フローラS2着 1450万)
優カレンブーケドール(スイートピーS1着 1600万)
8位ノーワン(3000万)
9位コントラチェック(2650万)
10位メイショウショウブ(2250万)
11位フィリアプーラ(2150万)
12位ラブズオンリーユー(2100万)
13位シェーングランツ(1850万)
14位アクアミラビリス(1600万)
14位エールヴォア(1600万)
16位ウインゼノビア(1200万)
17位アイリスフィール(900万)
17位エアジーン(900万)
17位グラディーヴァ(900万)
17位ジョディー(900万)
17位フェアリーポルカ(900万)
17位メイショウアステカ(900万)