新馬戦スタート【 2019年デビュー 新種牡馬ピックアップ】

エピファネイア
父 ： シンボリクリスエス
母 ： シーザリオ　母父 ： スペシャルウィーク
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 157頭
【 現役時の主なタイトル 】ジャパンC（G1）、菊花賞（G1）、神戸新聞杯（G2）、ラジオNIKKEI杯2歳S（G3）
デビュー戦での走りから相当な大物と評判になり、クラシックシーズンも主役となるかと思われたが荒ぶる気性が災いし皐月賞、日本ダービーを共に2着惜敗、菊花賞のみ獲得となった。古馬になっても気性の難しさを抱え安定した走りが出来なかったがジャパンカップでは能力をフルに発揮し圧勝劇を演じた。
※母シーザリオでは今のところ一番の期待種牡馬

カレンブラックヒル
父 ： ダイワメジャー
母 ： チャールストンハーバー　母父 ： Grindstone
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 64頭
【 現役時の主なタイトル 】NHKマイルC（G1）、毎日王冠（G2）、NZトロフィー（G2）、ダービー卿CT（G3）、小倉大賞典（G3）
デビューか4連勝でNHKマイルCを制しG1制覇、毎日王冠で古馬を撃破し5連勝を飾ったが勢いは続かず、そこから6連敗。ダービー卿CTで久々の美酒となったが以前の様な勢いは戻る事無く、以後小倉大賞典を制するのみに留まった。良い時と悪い時の差が大きかったが自身の完成時期が早く早熟だった為と思われる。期待は…

キズナ
父 ： ディープインパクト
母 ： キャットクイル　母父 ： Storm Cat
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 182頭
【 現役時の主なタイトル 】日本ダービー（G1）、大阪杯（G2）、ニエル賞（G2）、京都新聞杯（G2）、毎日杯（G3）
皐月賞へ駒を進める為の重賞で2度取りこぼし、賞金加算出来なかった事で早々に日本ダービーを目標に切り替えた事が功を奏し、毎日杯→京都新聞杯→日本ダービーと重賞3連勝でクラシックの頂点を制した。仏遠征でも良い走りをし先々を期待されたが骨折の影響か以前の輝きを取り戻す事はなかった。ディープインパクトの後継種牡馬の一角としての活躍に期待されている。

ゴールドシップ
父 ： ステイゴールド
母 ： ポイントフラッグ　母父 ： メジロマックイーン
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 78頭
【 現役時の主なタイトル 】皐月賞（G1）、菊花賞（G1）、有馬記念（G1）、天皇賞・春（G1）、宝塚記念（G1）連覇等
皐月賞、菊花賞を制し牡馬クラシック2冠、有馬記念、宝塚記念の両グランプリ制覇や母父同様に天皇賞・春のタイトルを得るなど、とにかくスタミナやタフさを活かせるレースでは無類の強さを発揮したが、気性にムラがあったり高速馬場に向かなかったせいかあっさり負ける場面も数多く脆さも同居した馬だった。母系の血統と気性難の遺伝（オルフェーヴル）が危惧され期待よりもオルフェよりは…という感じ

トゥザワールド
父 ： キングカメハメハ
母 ： トゥザヴィクトリー　母父 ： サンデーサイレンス
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 85頭
【 現役時の主なタイトル 】
弥生賞（G2）
デビュー戦を取りこぼしたもののそこから4連勝で弥生賞を制し、クラシックへ挑むも皐月賞2着、日本ダービー5着、菊花賞16着。G1レースでは3度2着になるなど能力を示したが勝ち切れない馬だった。全兄トゥザグローリーが既に種牡馬デビューしているがやや不振な印象なので、早々に兄を超えたいところ。

フェノーメノ
父 ： ステイゴールド
母 ： ディラローシェ　母父 ： デインヒル
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 94頭
【 現役時の主なタイトル 】
天皇賞・春（G1）連覇、青葉賞（G2）、セントライト記念（G2）、日経賞（G2）
青葉賞を制し日本ダービーへ駒を進めるも2着惜敗。その秋は菊花賞へは向かわず天皇賞・秋で古馬相手に好戦するもまたもや2着。古馬になり日経賞を制し向かった天皇賞・春でようやく栄冠を勝ち取り、翌年も同レースを連覇。ステイ産駒にしては高速馬場を得意とし（代わりに道悪苦手）現役時は気性も穏やかだった。オルフェーヴルの実績からゴールドシップよりは…という感じ

リアルインパクト
父 ： ディープインパクト
母 ： トキオリアリティー　母父 ： Meadowlake
2019年2歳世代 産駒血統登録数 ： 92頭
【 現役時の主なタイトル 】
安田記念（G1）、ジョージライダーS（G1）、阪神C（G2）連覇
ディープインパクトの初年度産駒で、3歳ながら古馬相手に安田記念を制した。以後長い低迷期となったが阪神Cを連覇し豪州（続