競輪
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2019/07/02 22:50
【重賞反省会】ＣＢＣ賞〜見せたスプリント資質。レッドアンシェルの前途は洋々
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中京11R第55回CBC賞
1着��レッドアンシェル（福永祐一）
2着��アレスバローズ（川田将雅）
3着��セイウンコウセイ（幸英明）
4着��キョウワゼノビア（中井裕二）
5着��ビップライブリー（和田竜二）
マンカフェ産駒というより中京巧者騎手で決着
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デスク サマースプリントシリーズの第２戦。第１戦の函館スプリントステークスはまさかの大量競走除外で７頭立てと寂しかったけど、この雨中の大激戦は見応え十分だった。明木正行トラックマン（ＴＭ）に現場から報告してもらおう。重賞初制覇を飾ったレッドアンシェル（単勝１番人気）は君の◎だったな。
ＴＭ 視界が遮られるほどの強い雨の中でのレースでしたが、自然体で中団の外めへつけて、３ハロン標識あたりから楽な手応えのまま間合いを詰め、４コーナーでは先行勢力を射程圏に。そこからしっかりと加速して追い比べをものにしました。札幌で雨馬場の新馬戦を圧勝してキャリアをスタートさせた馬。道悪（不良馬場）も大丈夫だろうなとは思っていました。前走（彦根Ｓ）が初の１２００メートル戦だったにもかかわらず、ものすごく速い時計を要求されるレースで完勝しているんです。スピード決着もＯＫで、タフな馬場もＯＫ。スプリント資質は相当なものがありますね。前途洋々です。
デスク 近走内容から７番人気の低評価だった昨年の覇者アレスバローズがクビ差の２着。一度は抜け出したんだが…。
ＴＭ 後方寄りの中位へ控え、内でじっくりと脚をためていました。川田騎手の腹も決まっていたんでしょうね。直線でラチ沿いにできたスペースを逃さずに突く判断も素晴らしかったですし、馬もそれに応えました。開幕週とはいえ不得手と思われた道悪を克服したのは大きいです。夏場はいいような感じもしますし、この後もスプリントシリーズを盛り上げてくれそうです。
デスク ２番人気のセイウンコウセイが３着。高松宮記念２着以来だったが、ＧＩ馬が存在感を示した。
ＴＭ 軽く促す程度でスピードが乗ってハナへ。うまく平均的なペースに持ち込んでレースを支配しました。一旦は後続を振り切りにかかったのですが、坂上で内を２着馬にすくわれ、次いで外から勝ち馬にもこられ…。並の馬ならバタッと止まりそうなものの、５８キロを背負いながら思った以上に粘りました。
デスク ８番人気のキョウワゼノビア（４着）もいい脚を見せていた。
ＴＭ 勝ち馬をマークし、進路をなぞるように進んでいきました。目標にした馬がレース半ばから攻勢をかけていくのに対し、離されまいと仕掛けながらついて回り、ゴールまでしっかりと脚を伸ばし続けました。
デスク ３歳馬のアウィルアウェイは３番人気に支持されたが８着。君も対抗（○）に推していたが…。
ＴＭ 前半は単独の最後方。内めから集団に取りついて直線に入りましたが…。今回は激しい雨のなか、大外枠からのレースと、キャリア６戦の３歳馬にとってはさすがに厳しい状況だったと思います。力負けという感じではないので、引き続き注目したいです。
4着キョウワゼノビアは、後方で脚を溜め、直線では勝ち馬の後を追うように伸びたもの。52キロの軽ハンデも良かったが、こういう馬場も苦にならないのだろう。
5着ビップライブリーは、馬場のいいところを選びつつの2番手追走だったが、直線で手応えほど伸びなかったのは、馬場云々ではなく、プラス10キロの重目残りだった分か。
アウィルアウェイは、行き脚がつかず序盤は馬群から離れての最後方。今日の馬場であの位置からではさすがに無理と言えた。ショウナンアンセムは、本来は今日のような馬場は鬼の部類であり、ここまで大きく負けたのは体調面の問題だろう。立て直しには少し時間がかかるかもしれない。
※ディープは言われてるほど道悪悪くないので買えた、レッドアンシェルは過去レース良くも悪くもないのでこれも買えた…が返す返すもセイウンコウセイ…
- レッドアンシェル
- アレスバローズ
- セイウンコウセイ
- キョウワゼノビア
- ビップライブリー
- マース
- プリン
- スピード
- アウィルアウェイ
- ショウナンアンセム
