種付け情報-2019年イーストスタッド

去年ひとこと日記でやっていた、社台SS以外の種付け情報を今年も今更やろうという思い付き企画第五段は、イーストスタッド。
種付け数トップは、コパノリッキーとダートの覇者の座を争っていたホッコータルマエで208頭(SSの血を引いてないキンカメ産駒の人気恐ろしい)を集めトップ。
種付け数２番手はは初年度から芝ダート問わず勝ち馬を送り出しているダンカークで100頭を超えてきました。とはいえ上位陣がいずれもダートや短距離向きの種牡馬で若干地味な印象はぬぐえないでしょうか。クリンチャーが芝で活躍したディープスカイは種付け数が増えるどころかさらに減らしてしまいました。
種付け数３番手はは南部杯を連覇したベストウォーリアの父マジェスティックウォリアーで種付け料の据え置きにも関わらず過去最高の種付け数をマーク。マル外あるいは持込馬としてデビューした産駒は3頭すべてが勝ち上がっており、そのうちエアアルマスは芝で勝ち上がるなど芝ダート問わず活躍が期待できそう。ベストウォーリアはすでに競走馬登録を抹消され優駿SSでの供用されている。
Himyar を祖とする異系種牡馬ダノンレジェンドは同タイプのサウスヴィグラスの死去などもあって大幅に種付け数を増やし100頭越えを記録した前年程ではないが微増。これは米国も含めヒムヤー系として唯一の数字となっている。母の半弟に昨年の米3歳牡馬チャンピオン West Coast がいるほか、自身の兄弟の中央勝ち馬率も100％と血統的には申し分ないがノヴェリストの様に４大血統以外は走らない最近のジンクスが…
今年5シーズン目のダンカークは種付け数を伸ばして107→156頭に。血統的にはダート向きだがかつてのシャトル先のチリではエルダービー(T2400)馬を出しているし去年デビューした日本生まれの産駒もOPカンナSで3着に入ったキタイ、OP福島2歳Sで3着に入ったマイネルアルケミーなど芝での活躍馬が目立っている。うまくすれば芝ダート兼用種牡馬として人気が伸びる？（※結果はOP未勝利にも関わらず種付け数増えたのは謎、未勝利戦だけはまあまあだから??）。
メイショウボーラーは、ラインミーティアは蹄葉炎により死亡、ニシケンモノノフも引退して種牡馬入りとオープンクラスが相次いで姿を消して低迷気味で、やはり73頭とかなり減った。
今年もキンショーユキヒメが福島牝馬Sを勝ち、アスターサムソンが京都ハイジャンプを制すなど種牡馬としても現役時代同様渋い活躍を見せるメイショウサムソンの種付け数は赤割らず伸び悩んでいる。特に牝馬限定重賞での存在感は上々で今では初年度JRA未勝利に終わったとは思えない程だが牡馬が…と他が地味オペラハウス系は重いとの偏見は根強い
一時の種付け数一桁という死の淵からはよみがえったものの、低空飛行が続くディープスカイ。それまでのダート向きのイメージを一新するようにクリンチャーが京都記念勝ち、菊花賞2着、春の天皇賞でも3着と王道路線で結果を残したが、まるで種付け数への影響はなかった。そのクリンチャーも凱旋門後低迷で来年更に思いやられる。
オウケンブルースリは前々年度1頭から一気に16倍から、たった３頭に逆戻り。去年のオウケンムーンの母ムーンフェイズ、スズジュピターの母ジュピターズジャズなど3頭のノーザンファーム所有の牝馬に種付け馬が活躍しないと下手すりゃ廃用レベルにまでのピンチ。
トゥザグローリーは昨年初年度産駒がデビューし中央でも現在20頭以上の産駒がデビューして未だ勝ち星をあげられていなかった影響で（※昨年時）約半減。
超良血馬ロードアルティマは数少ない産駒がそこそこ走ったことで増やしたがその世代でオープン特別2勝のタイムトリップが出たのが目立つ程度で更に大きく種付け数を減らしたった２頭に…
他は新種牡馬のインカンテーションが33頭、バンブーエールが36頭、メイショウサムソン31頭、シゲルカガとディープスカイが20頭づつ…
他は15頭以下なので…略。前回同様去年のデータの２枚目を貼る場所がないので、全然関係ない昨日の記事に添付しましたのでご了承下さいm(__)m。
ちなみに、去年のバンブエール以下の下位の８頭の内４頭が消えた(Σ(ﾟдﾟlll)