2862件のひとこと日記があります。
2019/12/31 17:32
◇スポニチ選定,2019年日本競馬「JRA10大ニュース」
【10大ニュース】10位 たてがみ騒動 タイキシャトルなど引退馬が被害
9月、北海道日高地方の牧場でダービー馬ウイニングチケット、菊花賞馬ビワハヤヒデ、タイキシャトルなど引退したG1ホースのたてがみが切り取られる事件が発生。その一部がオークションアプリに出品されていたことも判明した。競馬ファンのモラルが問われる事件だった※忘れられたローズキングダム
【10大ニュース】9位 ウオッカ死す…JRA最多タイG1・7勝の名牝
名牝ウオッカが4月1日、配合のため滞在していた英国で両後肢の蹄葉炎のため死んだ。15歳。07年に牝馬として64年ぶりにダービー制覇。その後も09年ジャパンCなどJRA最多タイのG1・7勝。現役引退後はアイルランドに渡り繁殖生活を送っていた。
【10大ニュース】8位 リス春秋GP制覇 初来日レーン騎手が旋風
リスグラシューが宝塚記念と有馬記念を制し、牝馬初の同一年春秋GP制覇を達成。同馬は豪G1コックスプレートも制し年度代表馬の有力候補に。コンビを組んだオーストラリアのダミアン・レーン(25)はノームコアでヴィクトリアMも優勝。短期免許で初来日となった今年、G1・3勝を含むJRA重賞7勝と旋風を巻き起こした。
【10大ニュース】7位 JC外国産馬ゼロ 81年の創設以来初
今年のジャパンCは81年の創設以来初めて、外国招待馬不在で行われた。90年代までは世界の強豪が参戦したが、05年アルカセットの優勝を最後に外国馬の参戦が激減。日本特有の高速馬場や検疫システムが敬遠されたのが要因。米ブリーダーズC、香港など同時期に国際競走が乱立しており、施行時期も含め大幅な改革が急務とされている。
【10大ニュース】6位 禁止薬物混入 156頭が競走除外に…
6月14日、JRAの厩舎に納入された飼料添加物(グリーンカル)に禁止薬物テオブロミンが混入していたことが判明。JRAは公正確保の観点から翌15、16日函館、東京、阪神の出走馬から飼料が納入された厩舎の管理馬156頭を競走除外とした。16日のG3函館スプリントSは6頭が除外され、レース史上最少の7頭立てで実施された。
【10大ニュース】5位 降級廃止 夏の条件戦は重量の軽い3歳馬有利に
4歳夏の降級制度が、今夏から廃止された。昨年までは収得賞金でクラス分けされ4歳馬は夏季競馬開始時に賞金が半減。下のクラスに再び出走することが可能だったが、これを勝利回数基準に見直した。レース条件の呼称も500万下→1勝クラス、1000万下→2勝クラス、1600万下→3勝クラスに変更。降級4歳の不在で夏競馬の条件戦は重量の軽い3歳馬が有利となった。
【10大ニュース】4位 史上最多海外G1・8勝 日本馬が香港席巻
海外遠征の日本馬が活躍した。3月のドバイターフでアーモンドアイが海外初V。ウインブライトはクイーンエリザベス2世C&香港Cと香港G1春秋制覇。香港国際競走は4競走中3競走を日本馬が制した。長期遠征を敢行したディアドラはナッソーSで日本牝馬初の英G1制覇。リスグラシューが日本馬初の豪G1コックスプレート優勝など、史上最多となる海外G1年間8勝をマークした。
【10大ニュース】3位 武豊3元号G1制覇 50歳レジェンド健在
日本競馬が誇るレジェンド武豊(50)が、また新たな勲章を手にした。10月20日、菊花賞をワールドプレミアで優勝。昭和1勝+平成75勝+令和1勝で史上初の3元号G1制覇を飾った。昭和1勝も88年菊花賞(スーパークリーク)で19歳7カ月23日でのV。今回は50歳7カ月6日で菊花賞の最年少&最年長Vとなった。他にも4年ぶり22度目の年間100勝、デビューから33年連続でのJRA重賞制覇など記録を更新。ヤマニンアンプリメでJBCレディスCを勝ち、交流G1完全制覇も達成とレジェンド健在を印象づけた。
【10大ニュース】2位 菜七子4年目の飛躍 海外初&重賞初V 通算100勝も達成
デビュー4年目を迎えたJRA現役唯一の女性騎手・藤田菜七子(22)が大活躍。6月30日にスウェーデンで行われたウィメンジョッキーズワールドカップで2勝を挙げ、海外初V&総合V。8月には英シャーガーC、札幌WASJにも参戦した。10月2日の交流G2東京盃をコパノキッキングで制し女性騎手初のダートグレード競走制覇。さらに同馬でカペラSも勝ち初のJRA重賞Vも飾った。3回新潟では初の開催リーディング獲得。15日には通算100勝(地方認定含む)達成と大きく飛躍した一年だった。
【10大ニュース】1位 ディープ&キンカメ 平成の二大巨頭が天国へ…→続く
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エル uuuuu !さんがファイト!と言っています。
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良いお年をお迎えください
また来年も日記、楽しみにしています♪ -
エル uuuuu !さんがいいね!と言っています。
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続々→12年から今年まで8年連続でリーディングサイヤーに輝いた。
そのわずか10日後の8月9日、ディープと種牡馬リーディングを争ったキングカメハメハが、ライバルの後を追うように息を引き取った。04年にNHKマイルC→ダービーの変則2冠を達成。種牡馬としてもアパパネ、ロードカナロア、ドゥラメンテなど多くのG1馬を輩出した。平成の競馬シーンをレース、生産の両面でリードした二大巨頭。平成時代の終わりを見届けて天国へと旅立った。
では良いお年を・・・ -
続→平成から令和へと新時代が幕を開けた2019年。大みそかは恒例のスポニチ選定「JRA10大ニュース」で一年を振り返ります。武豊や菜七子の快挙、海外での日本馬活躍などトピック満載の一年でしたが、1位はやはり、ファンを感動させた平成の名馬との別れです。
7月30日、日本競馬界に衝撃が走った。現役時に無敗3冠を達成し、種牡馬としても活躍したディープインパクトが、けい養先の社台スタリオンステーションで急死した。頸椎(けいつい)骨折のため自立不能となり安楽死の処置が取られた。17歳だった。04年12月に栗東・池江泰郎厩舎からデビュー。翌05年に史上2頭目となる無敗クラシック3冠制覇を達成。06年には凱旋門賞に挑戦し3位入線失格という屈辱も味わったが、国内ではG1通算7勝を挙げ無敵を誇った。有馬記念Vを最後に引退し07年から種牡馬に。牝馬3冠ジェンティルドンナなどG1馬を次々と送り出し、12年から今