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2020/03/16 23:17

今週末4重賞回顧・反省会※無観客競馬は荒れないとは何だったのか…

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雪中の「過酷なレース」 14番人気の激走はフロックか【中山牝馬S回顧】
彼岸というのに、雨が雪に変わっての人間にとっては震え上がるほどの寒さ。北国生まれのサラブレッドにはさしたる問題はないのかもしれないが、加えての不良馬場は明らかにバッドコンディションであった。そんな馬場での前半1000m通過60秒8のラップは過酷な流れで、好位追走組にとっても厳しかったと言える。フェアリーポルカは、先行集団を見ながら中団の内々で追走する形だったが、流れが速くても後方待機組の瞬発力が生きない馬場であり、そういう意味では理想的なポジションだったか。4コーナーで巧く外へ持ち出すと、力強い伸びを見せての快勝で、52キロの斤量を生かしたばかりか、道悪への適性も十分に示す走りだった。2着リュヌルージュは、今日の流れの2番手追走が決して楽ではなかったことを考えると、14番人気でもフロック視はできない走り。タフな馬場での50キロのハンデも効いたと思えるが、それなりの力も付けていると見るべきだ。3着エスポワールは、この馬としては控える形のポジションで、勝負どころから外を回っていい手応えで進出したものの、今日の馬場では弾けるまでに至らなかった。少し構え過ぎた感も否めない。4着デンコウアンジュは、3着馬よりも後ろのポジションから良く脚を伸ばしたものの、やはり今日の馬場では厳しく、最後は56キロのハンデも応えて伸び負けた形だ。5着レイホーロマンスは、序盤で後手に回ってシンガリからの競馬。直線で内からメンバー最速の上がりで差を詰めたが、ここまでだった。コントラチェックは、楽に行かせてもらえるかとも思われた中での予期せぬ流れ。自分の競馬に持ち込めなかったのが全てと言えるが、それにしてもシンガリ負けとなったのは、道悪も全くダメな馬なのだろう

ファルコンS回顧】
重発表の馬場で前半3ハロンを33秒8のラップで飛ばした馬は確かに速かったが、離し逃げになった分、それ以外の馬にとってはそこまでのハイペースではなかった。ある程度、流れに乗って運ぶことができないと、勝負にならない競馬だったか。
シャインガーネットは、好位から1番人気の2着馬を前に見ながら運ぶ理想の位置取り。直線では、その目標を捉えるだけだったが、力強い伸びで差し切った形だ。オルフェーヴル産駒らしく今日のような馬場も全く問題はなかったと言えるが、1600mよりも1400m、右回りよりも左回りの方がいい馬であろう。2着ラウダシオンは、前走こそ逃げ切りであったが、好位追走から早目先頭の今日の競馬は理想的な勝ちパターンであり、いい目標にされての負けは仕方ない。今日のところは馬場適性の差もあったはずだ。3着ヴェスターヴァルトは、中団から直線でよく馬群を捌いて差を詰めたが、上位2頭とは道中の位置取りの差。もう少し前で運びたかったと言えるが、距離もマイルの方が良さそうだ。4着トリプルエースも、3着馬と同じようなポジションでの競馬。道悪適性は高い馬だが、それを生かしてもここまでだったか。ビアンフェは、馬場が応えたとしてもちょっと意外な止まり方で、体調も伴っていなかったか。アブソルティスモは、今日の流れと馬場で出遅れて最後方からでは競馬にならず、ノーカウントと言えるかもしれない。

【金鯱賞回顧】
前半1000m通過が63秒6と、5レースに組まれていた3歳未勝利戦よりも遅く、良馬場の2000mの重賞としてはちょっと考えられないほどのスローペースだった。隊列が決まってから動く馬が全くいなかったためでもあるが、それにしてもここまで遅くなるとは、想定できない展開であったか。サートゥルナーリアは、これまでの凡走とセットになっていたイレ込みもなく、このスローな流れでもスムーズに折り合っていた。誰の目にも明らかな能力の違いから、負けるとすれば自滅しか考えられなかったが、これだけリラックスして走ることができたのなら、結果も至極当然。課題と言われていた左回りの舞台を、敢えて復帰戦に選んだ陣営にとっても、最高の結果となったはずであり、改めて現役最強の座へチャレンジする意味でもいいステップになっただろう。2着サトノソルタスは、道中3番手の絶好位から、直線を向いて後続を待たずに逃げた馬を交わしに行ったことが、結果的には良かったか。今日のところは流れも味方したとはいえ、馬体にも実が入って本格化していることは間違いない。3着ダイワキャグニーは、後ろから突かれることもなく超スローの逃げを打つことができたが、結果的に直線を向いてヨーイドンの瞬発力勝負になっては分が悪かった。もう少しペースを上げて後続にも脚を使わせる形だったなら、2着に残るシーンもあっただろう→続く

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  • Westphaliaさん

    ※続々→心配なのはレースを使う毎に馬体が減っていることか。
    ヤマカツマーメイド…先行集団でピッタリと折り合っていた。直線では一旦は完全に抜け出す。勝ち馬には交わされたがペースを考えると悪くない内容だった。
    ナイントゥファイブ…休み明けでノーマークだったがHペースの中を2番手を追走して3着に粘った。積極的な競馬で桜花賞の切符をゲット。
    カリオストロ…休み明けも+4と完璧に仕上がる。1枠を利してハナを切った。直線もギリギリまで粘っているので競馬の内容は悪くなかった。
    フェアレストアイル…道中は勝ち馬と同じような位置取りを進む。直線は前が開いたが伸びがイマイチだった。いまある100%の力は出し切った。
    アヌラーダプラ…後方で折り合うも追って伸びず。今日は外が伸びない馬場だったので、そこまで悲観する必要はないだろう。
    マテンロウディーバ…今日は外枠の馬には厳しい馬場だった。
    ルーチェデラヴィタ…ま

    2020/03/16 23:22 ブロック

  • Westphaliaさん

    続→4着ギベオンは、直線を向いて早目に動いた2着馬とは対照的に、内で進路が見つからずに踏み遅れてしまったのが痛かった。5着ラストドラフトは、勝ち馬を前に見る形で運べていたが、4コーナーで勝ち馬がスッと動いたところで反応できなかったもの。最後は脚を使っていたものの、その反応の遅さが今後の課題となりそうだ。ニシノデイジーは、届かないポジションだったとはいえ、これまた勝負どころの反応が一息だった。ロードマイウェイは、スタート後の不利で位置取りが悪くなったことが全てではあるが、それにしてもここまで負けたのは体調面が伴っていなかったと見るべきか。

    フィリーズレビュー
    エーポス…スタートでやや遅れる。口を割って行きたがるなど必ずしもスムーズな競馬とは言えなかったが、騎手が手綱を引くとすぐに息が入った。直線では馬群を縫うように伸びてゴール前で2着馬を差し切る。スピード能力は相当な物がある。心配なのはレ

    2020/03/16 23:20 ブロック