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2020/04/25 22:47
京都競馬場ツイッター2667日ぶりお目覚めで大荒れ?単勝万馬券連発ファン阿鼻叫喚
「皆様こんにちは! 2667日ぶりでございます」
長き沈黙を破ってそう挨拶したのは、京都競馬場の公式Twitterだ。今週末から春の京都競馬が開催となるが、それにしても「2667日ぶり」とは。以前から発表されていた大規模改修工事が終わったのだろうか……いや、今年の京都金杯(G3)も京都記念(G2)も、例年通りの京都開催だった。それに改修工事は今秋からの予定だ。よくよく見ると、なんと公式Twitterの更新が2013年1月4日以来、2667日ぶりの更新。「競馬開催は引き続き無観客競馬となりますが、阪神競馬場同様にTwitterを通じて場内の様子等をお伝えできればと思っております。また京都競馬場も負けじとプレゼント企画を考えております。乞うご期待!」と、競馬ファンにとっても意外な“長期休養明け”だったようだ。
まさかの約7年ぶりの“お目覚め”。新型コロナウイルスの影響で暗いニュースが続いている中で、明るいニュースがあったのは何よりだが…。その翌日、春の開幕初日を迎えた京都競馬場は“魔境”と化したようだ。
無観客ながら、晴れ晴れとした京都競馬場の写真と共に元気なおはようで幕を開けた25日の京都競馬場は、開幕の1Rから単勝110.4倍の10番人気ヴィネットが6馬身差の圧勝とド派手なスタートを飾る。すると、5Rでも単勝141倍の10番人気リノキアナが勝利。続く6Rでも単勝111.8倍の15番人気スリーグランドが優勝と、「単勝万馬券」の馬が勝ちまくる結果に…。
さらに締めくくりは、この日の京都のメインレースだった彦根S(3勝クラス)だ。1頭取り消しになって17頭立てで行われた芝1400mのレース。最後の直線で15番人気のラセットが豪快に突き抜けた。単勝は“やはり”100.1倍の「単勝万馬券」だった。これには馬券を買ったファンもお手上げだったようで『単勝万馬券』というワードがTwitterでトレンド入り。「さすがに買えませんでした」「今日の京都はわからん!」という嘆きの声が続々と上がると、人知を超えた人気薄の激走が相次ぐ京都競馬場を「魔境」と呼ぶ声もあった。
「この日は東京でも単勝万馬券の馬の激走があり1日5本、『netkeiba.com』のニュースによると1986年以降のJRAにおける1日の最多単勝万馬券記録を更新したそうです。また、1週の最多単勝万馬券記録も4回で、これも記録更新だとか。東京競馬場の1回はまだわかりますが、京都競馬場の4回はすごいですね。荒れることで有名なのはローカルの福島なんですが、まさか東京と京都で記録達成してしまうとは……」(競馬記者)
逆に、この日の福島はメインレースの福島牝馬S(G3)こそ荒れたが、単勝は12レースすべて10倍以下という静かな結果。それだけに京都競馬場の大荒れ具合が際立った1日だった↓
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今日の単勝万馬券
京都1Rヴィネット(10番人気・単勝110.4倍)
東京3Rサンチャップリン(11番人気・162.8倍)
京都5Rリノキアナ(10番人気・141.0倍)
京都6Rスリーグランド(5番人気、111.8倍)
京都11Rラセット(15番人気・100.1倍)
1日の単勝万馬券を記録。更に、1週の最多単勝万馬券記録も土曜の時点で更新
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"単勝万馬券1日5回"だけでなく、"3連単100万馬券1日5回"もJRA新記録でした。1週最多記録は2013/4/27,28,29の6回。明日4/26に1回で最多タイ記録、2回以上で最多記録更新となります。
1986年以降JRAで単勝万馬券最多は1日3回。2015/5/9、2010/5/23、2008/7/12、1995/4/1に記録。
※福島牝馬Sでトラブル→競走中の出来事等
・ランドネ号は,馬場入場時に四肢落鉄。発走時刻15分遅延。…なのに3着で荒れるД