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2020/07/30 23:33

ディープインパクト一周忌〜世界的名馬はなぜ愛されたのか〜

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ディープインパクトが死んで今日30日でちょうど1年になる。17歳という早すぎる年齢で天国へと駆け上がった「近代日本競馬の結晶」は、日本国内だけでなく世界中で今もなお大きな存在感を示す。ディープの後継エース種牡馬争いはどうなっていくのか。
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主戦の武豊騎手(51)がその影響力がまだまだ広がるディープへ今の思いを語った。
ディープインパクトの全14戦の手綱を執った武豊が社台スタリオンSに駆けつけ、主なき馬房の前で別れを惜しんだのはちょうど1年前のこと。主戦が改めて寂しさを感じたのは、今月13、14日に行われたセレクトセール(北海道苫小牧市)だったという。「当歳馬がいなかったから、そこで(死んだという)実感が少しありましたよね」。1歳セールでは続々と高値でディープの子が競り落とされたが、今年生まれた当歳のセールに産駒の上場はなかった。
死んでもなおディープが競馬界に与える影響は大きい。「いなくても、すごい馬ですよね。まだ2世代いるので、いい馬に乗って、ディープを超えるような馬が出れば。残された馬もたくさんいるので、その馬たちが活躍して、さらに名声を高めてほしい」。武豊の胸の中には、ずっと偉大なる相棒への強い思いが残っている
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突然の別れから1年がたった。20年7月30日、大種牡馬ディープインパクトの一周忌を迎えた。命日が近づくにつれ、同馬が繋養(けいよう)されていた社台スタリオンステーションにはファンから生前をしのぶ品が届く。同SSの徳武英介氏は「いろんなことがありすぎて、もうすごく昔のことのように感じます。1年前とは思えないですね」と話した。敷地内には今秋にも、同馬の墓が完成する。牧場内の奥まった場所で後輩たちを見守る予定だ。
05年ダービーの単勝支持率は歴代1位の73・4%(単勝1・1倍)、史上2頭目の無敗3冠達成、G1・7勝。最強の遺伝子を伝えてきた馬の死で種牡馬界は過渡期に突入した。徳武氏は「(父の)サンデーサイレンスに共通して、いい繁殖牝馬をつければ確実にいい子が生まれた。世界のホースマンが日本のクオリティーの高さを評価するのはサンデーがいたからであり、ディープがいたから。たくさんの夢を見ました。これからはどの馬が時代を引っ張っていくのか」と話す。産駒はJRA・G1・57勝、海外G1・7勝(JRA所属馬のみ)。多くの馬が種牡馬となった
「英雄」といわれた絶対的存在。1頭のサラブレッドが残した衝撃は、人々の心の中で、永遠に走り続けている

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