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2020/09/15 19:52
セントウルS、ダノンスマッシュ「21世紀無冠の帝王」襲名返上にマジック1!SSへ
中京競馬場でのセントウルSが行われ勝ったのは1番人気に支持されたダノンスマッシュ(牡5歳、栗東・安田隆行厩舎)。前哨戦では無類の強さを誇ってきたダノンスマッシュだが、この日の単勝オッズは3.0倍。幾つかの不安要素が重なり、レース前は“危険な人気馬”という見方も
1つ目の不安要素が、中京芝1200m では不利とされる8枠16番という枠順。2つ目が、これまで「1-1-0-5」とやや苦手にしていた左回りへの対応。そして最後が、距離延長で臨んだ前2走で逃げの手を打っていたことの悪影響だ。
しかし17頭立て、芝1200mのレースで8枠16番という難しい枠からのスタートとなったダノンスマッシュ。しかし、レース後に「ゲートにも課題が残るので、スタートを出てから馬を信じて運ぼうと思っていました」と振り返った三浦皇成騎手は冷静でこの日はハナを主張したセイウンコウセイやラブカンプー、ビアンフェらを見る形の好位から。「いい位置を取った瞬間に、早め先頭も考えていましたし、途中から思い通りの競馬ができました」と鞍上が話した通り、かつての“勝ちパターン”を取り戻した。最後の直線では、逃げ集団を交わして力強く先頭に躍り出る横綱相撲。食い下がるG1馬ミスターメロディを突き放し、メイショウグロッケの乾坤一擲の強襲を凌いだ走りには貫禄すら感じさせた。ここ2戦は1400mや1600mを使っていましたが、レース後に三浦騎手が『かえって道中のゆとりにつながったと思う』と話していた通り、いい経験になったようです。元JRA騎手の安藤勝己氏も『前2走の逃げをリセットする理想的な勝利』(公式Twitter)と三浦騎手の騎乗を絶賛していましたよ。これならスプリンターズS(G1)も楽しみじゃないでしょうか」
でダノンスマッシュは3週間後のスプリンターズS(G1)で悲願に挑むことになるが、もしここでG1獲りを逃した場合は、「21世紀の無冠の帝王」襲名が近づくことになる。00年以降にデビューした馬の中でG1を勝つことなく、最も多くの重賞を制覇したのがバランスオブゲームという馬だ。デビュー2戦目の新潟2歳S(G3)にはじまり、現役最後のレースとなったオールカマー(G2)まで重賞7勝を挙げた。しかし14度挑戦したG1では一度も勝つことなく7歳でターフを去った。これに続く重賞6勝を挙げたのがフェイムゲームとクラレントだ。前者はG1・9連敗、後者は同12連敗で現役を終えている。この2頭に並んだダノンスマッシュは、あと1勝でバランスオブゲームに並ぶことになる。スプリンターズSで「21世紀無冠の帝王」襲名を回避することはできるのだろうか。悲願のG1制覇を狙うのは鞍上の三浦騎手も同じだ。これまでJRAのG1には89度挑戦してきたが、その高い壁に阻まれてきた…両者とも結果が出るのは3週間後だ。
※何がNGワードか不明なので紫苑→セントウルに内容を変更
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