【ローズＳ】みんなの反省会？※代替の代物です<汗

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３着までに優先出走権が与えられる秋華賞トライアルのローズＳ（ＧＩＩ）は、単勝３番人気のリアアメリアが２番手から堂々と抜け出して完勝。重賞２勝目をマークし、秋華賞に直行する無敗の２冠牝馬・デアリングタクト打倒へ名乗りをあげた。、川田騎手は自信を持って乗った感じだったな。
某氏＞１００点満点の競馬でしょう。最内枠からどう組み立てるかが焦点でしたが、スタートが決まって序盤の行きっぷりも良く、かつスムーズに折り合えたことで自然な形で２番手へ。道中は終始リズム良く走れていたし、手応えも抜群でした。４コーナーで早々と先頭に立つ積極的な形でしたが、そこから後続を突き放して、そのまま悠々と押し切る完勝です。
秋華賞はデアリングタクトが満を持してやってくる。
某氏＞相手は強いですが、ようやくフルに能力を引き出せたというか、収穫は大きかったと思いますよ。左回りの方がスムーズなイメージもあるので、コースにどう対応できるかでしょうね。
２着は１４番人気のムジカって、まじか。
某氏＞…。馬混みの中でじっくりと脚をため、欲を出さずにしまいを生かす競馬に徹しました。直線もうまくさばくことができたし、最後はしっかりと伸びて２着を確保。初勝利が８戦目だったのですが、馬体を維持するのに苦労していた感じで、能力に体が追いついていなかった。それでも末脚のよさは示していましたからね。メンバーが強い方が力を発揮できるタイプかもしれないし、体を維持して本番に臨めれば展開ひとつで…。
某氏＞３着も１１番人気のオーマイダーリンで、３連単は１１３万９０００円！
序盤は後方２、３番手でしたが、早めに内に潜り込んでそつなく立ち回ることを意識していたように思います。道中も自然な形でポジションを上げられたし、４コーナーでは理想的な形で圏内に取りつきました。連闘、初距離と課題も多かったけど、見事に本番の出走権を手にしました。
君の本命、デゼル（４番人気）は４着か。
某氏＞わずか３戦目でオークスに出走した馬。しかも２番人気に支持されたほどですから。そのオークスは１１着とはいえ大きく離されておらず、秋を楽しみにしていたんです。ただ、スタートがよくなかったし、後ろからどれだけ伸びるかという競馬。上位馬とは立ち回りの差がありましたよね。上がり３ハロン３３秒８はメンバー最速だったし、能力は示しました。突き抜けられなかったのは、今回はギリギリ間に合わせた感じだったから。それでも脚を見せています。キャリアを考えてもまだまだ伸びしろはあるし、今後、すごい馬になる可能性のある馬ですよ。
２番人気のクラヴァシュドールは５着。
某氏＞中団から終始外めを追走する形でしたが、折り合いもついてスムーズに走っていました。上位馬とはコース取りの差も出た印象です。体が増え、馬にも活気がありましたが…。
１番人気のフアナは１１着といいところがなかった。
某氏＞序盤から行きっぷりがあまり良くなかったですね。３コーナー手前で少しポジションを上げ、直線は少し進路を迷うシーンはありましたが、スペースができてからもピリッとした脚は使えず。体はキープできていたけど、この馬らしい走りはできなかったですね。
リアアメリアは強かったけど、それでも、デアリングタクトがまだ抜けている感じはするね。本番を楽しみにしておくよ
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専門紙「優馬」のレース回顧
リアアメリアは、これまでにはなかった好位2番手からの競馬。前半1000m60秒9のスローな流れも味方したとはいえ、直線を向いて先頭に立つと、川田騎手が後続を待たずに鞭を入れて、独走でのゴールだった。2歳暮れの阪神ジュベナイルフィリーズで1番人気に支持された馬の完全復活とも言えるが、復活というよりもこれが本来の走りだろう。ポテンシャルの高さに釣り合っていなかった精神面での成長をアピールした上で、本番の京都内回り2000mでは不可欠な機動力も見せたとあれば、二冠馬の前に立ちはだかる存在となるはずだ。
2着ムジカは、展開や状態、そして馬場と、全ての面でうまくいった形ではあったが、ジョッキーも持ち味を引き出す好騎乗だったものであり、とてもフロック視はできない力強い伸び脚だった。
3着オーマイダーリンは、1勝クラスを勝っての連闘策であったが、中団のインから直線で勝ち馬が抜けたところに潜り込んで伸びたもの。実に上手な立ち回りだったが、これまた鞍上の好騎乗が光った。
4着デゼルは、スタートで出て行かず外々を回る形では厳しかったか。ただ、ゴール前の伸び脚は目立っており、本番でもけっしてノーチャンスではないだろう→続