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2020/10/19 23:02

府中牝馬S8頭立てなのに大荒れ!馬単・三連複すら万馬券の上馬連も93.5倍もつく

17日に行われた府中牝馬S(G2)は、下位人気3頭で決着する大波乱となった。勝利したのは7番人気のサラキア(牝5歳、栗東・池添学厩舎)で、シャドウディーヴァ(6番人気)、サムシングジャスト(8番人気)と続き3連単は8頭立てながら18万9020円。外から豪快に差し切ったサラキアは夏の小倉日経オープンに続く連勝となった。
「毎日王冠(G2)で弟がいい走りをしていたので、姉の威厳を示せてよかった」
レース後、鞍上の北村友一騎手がそう話した通り、先週の毎日王冠では3歳馬の弟サリオスが古馬を一蹴。同じ府中の芝1800mで、今度は姉が魅せた。8頭立てで行われたレースだったが、トロワゼトワルが飛ばして逃げたため、道中は縦長の展開。サラキアは中団から前を見るような形で進めると、早めに先行グループに並び掛ける。北村友騎手が「直線はいいところを通れた」と振り返った通り、横一列に並んだ最後の直線で外に持ち出されると、そこからライバルたちをまとめて交わし切った。2着には6番人気のシャドウディーヴァ、3着には8番人気のサムシングジャストが入線し、三連単は18万9020円という“大波乱”。8頭立てということもあって、三連単336通り中の313番目の“高配当”だった。一方単勝2.3倍に推されたラヴズオンリーユーは5着に沈んだ。
サラキアを管理するのは40歳になった池添学調教師。父は池添兼雄調教師、兄は池添謙一騎手という競馬一家のまさに「サラブレッド」だ。2015年に厩舎を開業し、新規調教師の中で1番星を手にすると、初年度にJRAタイ記録の21勝をマークしている。ただ毎年のようにノーザンファーム産の有力馬を委託されているが、これまで重賞は2勝止まりでG1制覇には至っていない。それどころか同世代の調教師に後れを取っているのが現状。同期で同じ1980年生まれの松下武士調教師は、昨年12月にレシステンシアで阪神JFを制してG1初制覇。秋には1期後輩で38歳の斉藤崇史調教師がクロノジェネシスの秋華賞でG1初制覇を飾っている。2期後輩で38歳の杉山晴紀調教師に至ってはケイティブレイブでJBCクラシック(G1)を勝利。さらにデアリングタクトで牝馬クラシック2冠を達成している。秋華賞(G1)では「無敗の牝馬3冠」がかかっておりG1未勝利の池添調教師も焦る気持ちがあるだろう。が今回のサラキアで重賞3勝目を挙げた池添調教師にとって、北村友騎手は縁起のいい騎手といえるかもしれない。なぜなら北村友騎手が昨年挙げたG1・3勝のうち2勝が前述した斉藤調教師と松下調教師への初G1プレゼントだったからだ。これで晴れて重賞ウィナーとなったサラキア。このまま同騎手で続戦となれば池添調教師への初G1制覇も北村友騎手がもたらすのだろうか。弟サリオスに続くG1制覇へ―でアーニンドアイ後の「最強牝馬」の座を廻る争いに加わることができるだろうか?

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  • Westphaliaさん

    コメントに気付かず返信遅れてすみません。
    単複当たったようでおめでとうございます。当初の予定のMCSにコンディションが間に合わないとの理由で回避発表で、香港マイルに行けるのか(コロナ禍なので),間に合うのかは心配ですね。

    2020/10/23 15:22 ブロック

  • マッチャンさん

    パドック見て完璧な馬体気合いで速攻で単複勝買いましたサリオスのおねーさんでしたか。流石に此れから活躍できそう期待できる(笑)

    2020/10/19 23:26 ブロック

  • マッチャンさんがファイト!と言っています。

    2020/10/19 23:19 ブロック

  • マッチャンさんがいいね!と言っています。

    2020/10/19 23:19 ブロック