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2020/11/18 23:29
チャンピオンヒルズ開場!外厩競争激化へ
10月19日(月)に滋賀県大津市に『チャンピオンヒルズ』が開場しました。
【主な施設】
厩舎12棟(360馬房)、坂路2本(ウッドチップ・フェルトダート各1000m)
トラック(ダート1100m・フェルトダート1000m)、角馬場(80×60m)
トレッドミル6〜12基、ウォーキングマシン12基、社員宿舎、食堂
チャンピオンズファーム公式HP
http://champions-farm.co.jp/
チャンピオンヒルズ全景
https://www.youtube.com/watch?v=iuTJsRlNbPY
主な外厩の馬房数
ノーザンファーム天栄 286馬房
ノーザンファームしがらき 370馬房
チャンピオンヒルズ 360馬房
ノーザンファーム級の馬房数ですね!
その規模から早くも“日本一の外厩”との呼び声も上がってるとか。
経緯は
中村好夫元調教師の息子の明人氏が北海道でチャンピオンズファームという生産牧場を経営。
その育成牧場として数年前、チャンピオンズファーム淡路をawajiトレーニングセンター内(南あわじ市)に開場。今秋そしてその流れでより栗東に近い、栗東トレセンから50分という琵琶湖近く(大津市)にチャンピオンヒルズを開場。ということらしいです。
※まとめサイトリンクで社台ファームの関東の山元トレセンに対して関西の拠点との噂があったがこれはデマ。だが着工段階から河川汚染などの問題で地元住民と揉め、市や県を巻き込んだ訴訟沙汰に。結局多くのオーナーや投資家から少しづつ出資を募り『チャンピオンヒルズ建設共同企業連業体』として建設がスタートし、運営は中村明人氏が率いるチャンピオンズFが行うというカタチで難産ながらなんとか完成・開場。
※<↑ソース>運営は中村明人氏率いるチャンピオンズファームが行っています(今月の競馬の天才!参照)
すでに中内田厩舎などの有力厩舎もポツポツ利用し始めてるとか。
今後チャンピオンヒルズが好成績を上げていけば預ける厩舎が増えて、関西の外厩競争が激化していきそうですね。
ただ問題は、ただでさえ3K労働で人手不足な上に、コロナ禍でインド人を中心とする馬飼いができる外国人労働者を事実上雇えなくなり、まともな日本人は中央か大手の牧場にいるので深刻な人手不足だとか…
競馬の天才!誌でも、中堅の牧場から人手を引き抜いて(農業高校卒者がすぐできる職種ではない)なんとか最低限の運営は確保したらしいけど<施設の巨大さに比して、稼働してるのは一部なんじゃないかとの噂>、引き抜かれた側の抗議などがあり相当もめてるらしいですね。
コロナ禍が収まらない限りは、しばらくはノーザン・社台Gや非社台系の名門外厩に追いつくのは難しいかもしれない。