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2020/12/04 23:29

2020年11月までの騎手・調教師・馬主・生産者・種牡馬各リーディング争い

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12月に入り2020年のJRAも残り4週間となった。例年この時期になると気になるのが年間リーディングの行方。JRAにおいて騎手・調教師・馬主・生産者・種牡馬の年間成績はそれに関わる関係者にとって大きな目標となっている。特に騎手部門と調教師部門の争いは馬券にも直結する要素であり大いに参考になると言えよう。
今回は残り4週間となったJRAの各リーディング争いを回顧し逆転の可能性を秘めたライバルについてまとめてみた。

■騎手
1位 C.ルメール 191勝
2位 川田将雅  158勝
3位 福永祐一  125勝
4位 松山弘平  116勝
5位 武豊    105勝
現在100勝以上をしている上位5名はすべて関西所属騎手。しかし関西5位の武豊騎手(105勝)と、関西6位のミルコ・デムーロ騎手(65勝)の差は40勝もあるのだから、かなりの格差があると言えよう。1位ルメール騎手は騎乗停止や怪我さえなければ、2018年以来の200勝超えとリーディングは確実。ただJRA最多勝記録の215勝を超えるには26勝が必要なので、残り4週間では厳しそう。川田騎手と松山騎手はキャリアハイの過去最多勝利をすでに記録。福永騎手は残り9勝で過去最多更新となる。影の薄い関東は現在1位が横山武史騎手で82勝。2位は吉田隼人騎手の75勝で、この7勝差は逆転の範囲か? 鍵を握るのは3週間の中京開催だろう。
なお最多賞金獲得騎手は、2位に約14億円の差をつけているルメール騎手で当確。最高勝率騎手はルメール騎手と川田騎手が僅差で争っている。また最多勝利新人騎手は泉谷楓真騎手が17勝、秋山稔樹騎手が16勝と熱い争いになっており、こちらも目が離せない。

■調教師
1位 矢作芳人 51勝
2位 友道康夫 49勝
3位 堀宣行  44勝
4位 安田隆行 42勝(2着38回)
5位 国枝栄  42勝(2着34回)
6位 藤沢和雄 42勝(2着34回)
騎手と異なり調教師は大混戦。1位と2位の差はわずか2勝で、3位から6位も2勝以内の差となっている。特筆すべきは出走回数だ。現在1位の矢作厩舎は463回、2位の友道厩舎は238回とその差は歴然。出走回数が400回を超えているのは東西を見渡しても矢作厩舎のみ。過去5年の出走回数は平均513回で、過去最多勝利数の57勝超えまで残り7勝、12月はリーディング1位を目指して怒涛の出走攻勢が見られそうだ。逆転を狙う友道厩舎は過去最多の49勝で、初の50勝超えまであと一つ。これは難なくクリアできそうだ。3位争いも注目だが4〜6位が面白い。3つの厩舎が42勝で並んでおり、順位は2着の差となっている。これは最後までもつれそうだ。
なお最多賞金獲得調教師は、2位に約9億円の差をつけている矢作厩舎で濃厚。最高勝率調教師は唯一20%を超えている友道厩舎が優位に立っている。

■馬主
1位 サンデーレーシング 33億4840万円(106勝)
2位 シルクレーシング  32億9137万円(111勝)
3位 キャロットファーム 21億9705万円(108勝)
4位 社台レースホース  19億7764万円(77勝)
5位 ゴドルフィン    16億6169万円(93勝)
グランアレグリアラッキーライラッククロノジェネシスなどでG1を7勝しているサンデーレーシングが獲得賞金1位。ただし2位シルクレーシングとの差は約5700万円。勝利数は上だけにまだまだ逆転圏内といえる。そこから10億円以上離されたキャロットファームは、今年G1未勝利なのが痛いところ。今週のクリソベリルに期待が高まるが、そこを落とすと8年ぶりのG1未勝利も懸念される。社台レースホースは昨年の106勝から大幅ダウンで現在3年連続G1未勝利。ゴドルフィンは昨年に続く年間100勝まであと7勝だ。

■生産者
1位 ノーザンファーム  141億9014万円
2位 社台ファーム  60億6825万円
3位 白老ファーム  17億6074万円
4位 ノースヒルズ  17億2988万円
5位 ダーレージャパン  12億5792万円
アーモンドアイグランアレグリアラッキーライラックなど今年G1レースを10勝しているノーザンファームが断トツの成績。ただしこれでも昨年より現時点で約27億円少ないのだから恐れ入る。ノーザンファームのトップは2012年以降続いており、今後もその勢いが途切れることはなさそうだ。ノースヒルズはコントレイルらの活躍で2011年以来のトップ5復活で、3位白老ファームとは約3100万円差。重賞ひとつでその順位が入れ替わるかもしれない→続く

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    2020/12/04 23:54 ブロック

  • 騎士さん

    こんばんは
    関東所属の騎手の低迷は、関東所属の調教師が関西所属の騎手を使うので
    開く一方ですね。昔から、関東の調教師は騎手を育てる能力に欠けている人
    が多いですからね。それでも昔の関東所属の騎手は気骨があって、
    良かったんですけどね。(*^j^

    2020/12/04 23:54 ブロック

  • Westphaliaさん

    続>■種牡馬(2020年デビュー)
    1位 ドゥラメンテ  3億1948万6000円(28勝)
    2位 モーリス    3億1322万9000円(26勝)
    3位 リオンディーズ 1億6782万6000円(12勝)
    4位 ミッキーアイル 1億5664万6000円(11勝)
    5位 マクフィ    1億4296万2000円(11勝)
    今年当初はスタートダッシュに失敗したものの大方の予想通りドゥラメンテとモーリスが抜けている。社台グループの良血繁殖牝馬が多いためこの成績はある程度想定されていた。現時点で獲得賞金の差はわずか約600万円。来週には順位が入れ替わっていてもおかしくはない。ドゥラメンテ産駒は重賞勝ち馬がいないが年末の2歳G1にアドマイヤザーゲやジュンブルースカイが出走予定。対するモーリス産駒はインフィナイトが来週の阪神JFに出走を予定しているが若干駒不足の印象。現時点ではドゥラメンテが2歳リ

    2020/12/04 23:32 ブロック

  • Westphaliaさん

    ■種牡馬(全体)
    1位 ディープインパクト 72億7654万円
    2位 ロードカナロア   38億2470万円
    3位 ハーツクライ    27億0753万円
    4位 オルフェーヴル   22億1076万円
    5位 ルーラーシップ   21億3064万円
    2位に34億円近い大差をつけているディープインパクトが、2012年以来9年連続でリーディング獲得濃厚。グランアレグリア、コントレイル、フィエールマンらの活躍は目覚ましく、この3頭だけで今年G1レースを7勝している。2位ロードカナロアは38億円のうち約6億円をアーモンドアイで稼いでおり、同馬が不在となる来年は正念場。現3歳世代の代表馬がヤマカツマーメイドとパンサラッサというのも寂しい。1〜3位までの順位は動かなそうだが、4位オルフェーヴルと5位ルーラーシップの差は約1億円、6位キングカメハメハも差がなく続いており、最後のビッグレース有馬記念次第で順

    2020/12/04 23:30 ブロック