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2021/06/03 23:23
今週末から中央でも新馬戦始まるので2020年新種牡馬紹介
2020年にデビューする新種牡馬は29頭で、これは例年並みと言えるでしょう。2019年はキズナとエピファネイア、2020年はドゥラメンテとモーリスという二枚看板がいましたが、2021年は実績だけで言えば王道GI7勝をあげた元賞金王キタサンブラックがいるものの、ブラックタイド産駒という点が敬遠されてかそれほど牝馬は集まっておらず、これらに比べると一枚も二枚も落ちる印象です。ただ初年度の種付け数が100頭を超えた種牡馬が10頭もおり、例年通り見ごたえのある新種牡馬リーディング争いを演じてくれることでしょう。
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短評も書くンゴ
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◎ビッグアーサー
→多少願望も含まれるが十分◎を付けていい素地はある。そもそもなぜこの直系が現代まで生き残って来たのか?
それはPrincely Giftのスピードが現代では異質であり、そのPrincely Giftの欠点である非力さを補いながらその長所を現代まで活かし続けたのが、まさにSurumuの祖母でもあるSuncourtを母に持つテスコボーイであり、名牝スターロッチの血を引くサクラユタカオーであり、アンバーシャダイの全妹サクラハゴロモを母に持つサクラバクシンオーなのである。
父は数々の名スプリンターを輩出したが、サンデーが含まれるグランプリボスは論外に近く、ラッキーソヴリン×ヤセイコーソのショウナンカンプも芝では活躍馬を出せるかとなると疑問。
それに対し、Kingmambo×Sadler’s Wells×Reloy(米G1馬)の本馬の血統構成は特筆すべきと言っていい。むしろこれでダメならこの直系存続への諦めもつく。
産駒傾向は1200〜1400だが母方によっては2000の強い馬も出せる余地はある。(逆キタサンブラックのイメージ)ダートは下級条件ならともかく一流馬は出なさそう。
○イスラボニータ
→キンシャサノキセキに次ぐフジキセキの後継種牡馬。数々のサンデーサイレンス系種牡馬が淘汰されてきた中にあって、初年度産駒のフジキセキが未だに一定の活力を保っているのは、ひとえにミルレーサーの優秀さにある。そもそもサンデーサイレンスが日本で大成功を収めたのは、Haloの狂気を孕んだスピードが当時の日本競馬のスピードとは一線を画していたこともあるが、何よりサンデー自身が当時の日本では異系中の異系だったからである。
母Wishing Wellの血統は無名も無名であり、それがあれだけの名馬が本国ではあまり人気にならなかったら理由でもある。とはいえ最早今の日本競馬界ではサンデーは異系でもなんでもない。だからこそ異系×異系であったフジキセキがここまで存続できたのだろう。
そして今活躍しているキンシャサノキセキは母父Pleasant Colonyの5代アウト。そして本馬は母父CozzeneでIn Realityの4×5。そう、フジキセキ系は異系として特化することで活路を見出してきたSS系なのだ。
産駒傾向は1400〜2200。母方の影響が強く出そうなので様々なパターンの産駒を出しそう。
ダートもOK。その場合はミスプロとIn Realityを継続したい。
▲コパノリッキー
→フジキセキと双璧を為す、非ディープSS系種牡馬ゴールドアリュールの産駒。フジキセキが主張しないことでその血を繋いで来たとしたら、ゴールドアリュールはNureyevとNijinskyとVaguely Nobleを主張し、Haloの非力さを補い続けることで生き残ってきた血と言える。産駒もHaloは弄らず、DanzigやRobertoで頑健さを増幅しつつミスプロでスピードを補うという配合で成功を収めてきた。
活躍馬の中ではまだ現役のクリソベリルと双璧を為す素晴らしい血統構成。母父ティンバーカントリーは言わずと知れた名血。直仔は期待ほどの活躍馬出来なかったが、ダート種牡馬として母方にFall Aspenとプレイメイトの血を持つことがどれほどのアドバンテージであるかを、今後この馬で嫌というほど思い知ることになると思う。またリアルシャダイやAlydarといったゴールドアリュールと脈絡する血も保有しており、改めてこの馬が成功するべくして成功したことを感じさせる。
産駒傾向はダート専。マイル〜中距離馬が多く出るだろうが、配合次第ではスプリントもこなせる。ゴールドアリュールの正統後継に相応しい馬と言える活躍は出来るはずだ。
△ドレフォン
→この馬自身は決して悪い種牡馬ではないと思うので、一定の成功は収めるだろう。コパノリッキーよりは短いところが合いそうなので、2歳〜3歳春までならある程度→続く
*画像サトノ下はサドンストーム
- キズナ

- エピファネイア

- ドゥラメンテ

- モーリス

- キタサンブラック

- ブラックタイド産駒

- ビッグアーサー

- Princely Gift

- スピード

- Surumu

- Suncourt

- テスコボーイ

- スターロッチ

- サクラユタカオー

- アンバーシャダイ

- サクラハゴロモ

- サクラバクシンオー

- プリン

- グランプリボス

- ソヴリン

- ヤセイコーソ

- ショウナンカンプ

- Kingmambo

- Reloy

- イスラボニータ

- キンシャサノキセキ

- フジキセキ

- サンデーサイレンス

- ミルレーサー

- Halo

- In Reality

- コパノリッキー

- ゴールドアリュール

- Nureyev

- Nijinsky

- Vaguely Noble

- Danzig

- Roberto

- クリソベリル

- Fall Aspen

- プレイメイト

- リアルシャダイ

- Alydar

- ドレフォン

- サドンストーム

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続7>ついでに海外からは米・仏・英・愛・豪からそれぞれ3頭ずつピックアップ。中でもやはり注目はあの*カリフォルニアクロームに引導を渡したArrogateと、Gun Runner の米国馬2頭と言うことになる。Arrogateはわずか3世代の産駒を残し7歳の若さで早世してしまったが、Unbridled's Songのラインを次ぐような産駒を出すことができるだろうか?
欧州ではGI4連勝を含む7連勝を達成したChurchill,2歳GIフィーニクスSなどGI2勝をあげたScat Daddyの忘れ形見Caravaggio等の評価が高いようだ。ダイヤモンドジュビリーS勝ち馬Merchant Navyなどが多くの牝馬を集めた。日本から移籍しGI2勝をあげたトーセンスターダムも100頭を大きく超える牝馬を集めたようだ
※着々と世代交代が進んでいる印象ですが、果たしてここからポスト・サンデーサイレンス -
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続6>2歳GIを勝てる早熟性とクラシックを勝てる成長力、そして6歳でGIを勝てる息の長さが産駒に伝われば非常に面白い存在になりそう
ワンアンドオンリーは2014年のダービー馬で、神戸新聞杯を制したまでは良かったが、菊花賞9着をきっかけに別馬のように走らなくなり、結局引退まで23連敗。さすがにダービー馬だけにノースヒルズがしっかりとバックアップをしているが、今年は早くも種付け数が一桁となった
ついでに海外からは米・仏・英・愛・豪からそれぞれ3頭ずつピックアップ。中でもやはり注目はあの*カリフォルニアクロームに引導を渡した Arrogate と、BCクラシックやペガサスワールドCなどGI5連勝を飾った Gun Runner の米国馬2頭と言うことになるだろう。Arrogate はわずか3世代の産駒を残し7歳の若さで早世してしまったが、Unbridled's Song のラインを次ぐような産 -
続5>3着に健闘した。帰国後はダート2100mでも短いと言われるズブさを見せて1勝もできなかったが、550キロを超える馬体に安い種付け料もあって多くの牝馬を集めることに成功した
キタサンブラックは獲得賞金こそアーモンドアイに抜かれたが、GI7勝をあげ顕彰馬にも選ばれた歴史的名馬。それがわずか130頭の種付けというのもすべて父ブラックタイドというところに原因があると思われるが走る産駒を出して信頼を得るしかない
サトノアラジンは今はやりのディープインパクト× Storm Cat のニックス配合で、ニュージーランドにもシャトル供用されている。とはいえ実績的には際立ったものがなく、早めに活躍馬を出さないと早期リストラが待っている
ロゴタイプは皐月賞や朝日杯FS、そして3年ぶりの勝利となった安田記念とGI3勝をあげた活躍馬で、社台SSの格安枠として多くの牝馬を集めた。2歳GIを勝てる早熟性とク -
続4>War Front の産駒で、米マイルGIメイカーズマークマイルSの勝ち馬。同じ War Front 産駒としてはJBBAが*ザファクターと入れ替わるように*デクラレーションオブウォーを導入しており、早めに結果を残しておきたいところ。
ザファクターは Danzig 最後の大物で欧米の芝マイル路線で猛威を振るう War Front の産駒。単年リースでJBBAが導入し、多くの牝馬を集めた。すでに海外でも複数のGI馬が出ており、日本の芝にもよく合いそうだ
シルバーステートは通算5戦4勝、負けた1戦も後のGI馬アドマイヤリードの2着という未完の大器で、オープンに出走経験すらなかった馬がこれほど牝馬を集めるというのもなかなか記憶にないが、コパノリッキーやロゴタイプと変わらない種付け料でこの頭数だから恐れ入る
ラニはUAEダービーの勝ち馬で、ベルモントSでは日本馬最先着となる3着に健闘し -
続3>ヴァンキッシュラン
→大穴。ヴァンキッシュランは現役時代青葉賞勝ち。現役時代で上がり33秒台を使ったのは2着に降着となった500万下のみで、あとは全て34秒以上といういわゆる“斬れないディープ”だった。そんな彼のダービーは、勝ったマカヒキ、2着はサトノダイヤモンドのHaloのクロスを持つ“軽くて器用なディープ”の前に13着と大敗しそれが最後のレースとなった。その後トーセンの島川氏が運営するエスティファームで種牡馬入り。島川氏はどうも線の細い馬があまりすきじゃない節があり、それがセレクトでハズレを掴まされまくった遠因でもあると思う。社台グループがグループ内競争に明け暮れ、血の保存への意識が希薄であることを鑑みるとトーセンジョーダンやトーセンブライト、トーセンファントムをプライベートで種付けし続け、その血を残している彼の方針は、競馬ファンとして応援したい気持ちがあります。余談ですが、彼が -
続2>ディーマジェスティ
→ディープ産駒が鬼門とされていた皐月賞を初めて勝った馬。
アンチニックスとされていたブライアンズタイムを母父に持ち、まさに『ディープ産駒が皐月賞を勝つならこういう馬』を体現した馬だった。奇しくも今年同じく新種牡馬デビューするシルバーステートも母父はRoberto系のSilver Hawkである。未完の大器であったシルバーステートへの期待値はいかんともし難いものがあるが、客観的に見てSilver Hawk×Niniski×Tyrantという一流とは言い難い種牡馬を累代とするシルバーステートと、ブライアンズタイム×Sadler’s Wells×Doff the Derby(GenerousとImagineの母)を持つ本馬では血統価値は比較するのもはばかられるレベルである。もちろんシルステが成功する可能性もあるが、本馬との比較ではこちらを下に見ることは到底出来ない。もち -
続1>程度のイニシアチブは握れるかもしれない。ただ、ダート専と考えると母方の奥に潜むBitty Girl(Habitat×Princely Gift)はどうなのか。これが△に留めた理由の1つ。
サンデーとの配合ではもしかすると芝もこなせる馬が出るかもしれないし、とはいえ芝でも一線級の馬が出せるかと言うとちょっと疑問だ。芝でもダートでもオープン特別級を量産するタイプになるのではないか?
サンデーもキンカメも入ってない種牡馬おるんか?
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今ちょうど上げたドレフォンは入ってないで
ザファクターは Danzig 最後の大物で欧米の芝マイル路線で猛威を振るう War Front の産駒。単年リースでJBBAが導入し、多くの牝馬を集めた。すでに海外でも複数のGI馬が出ており、日本の芝にもよく合いそうだ
アメリカンペイトリオットも War Front の産駒で、米マイルGIメイカーズマークマ

