先週忘れた上半期リーディング（時間ないので種牡馬部門のみ）

●1位（1位）ディープインパクト（37億9582万7000円）（119勝）
2020年同時期（40億905万1000円）（139勝）
昨年は三冠馬も出て下半期もグランアレグリアなどの活躍でキャリアハイとなりましたが、それが最高値であとは落ちていくだけでしょうから本年の数値が下降傾向なのもある程度は納得。シャフリヤールが日本ダービー勝利で産駒4連覇など当然強くリーディングは確定的ですが。夏競馬に重賞をそれほど勝たないのが近年の傾向で秋から伸びますが昨年活躍したコントレイル、グランアレグリアが本年もどこまで穫れるかサラキアなども頑張りましたし下半期自体も落ちそうなので70億円はクリアするでしょうけど昨年からどれぐらい落ちるかという見立てで良いと思われます

●2位（2位）ロードカナロア（21億2786万6000円）（96勝）
2020年同時期（19億8939万4000円）（84勝）
ペース的には本年も40億円をクリアしそうですがアーモンドアイの2020年下半期獲得賞金という視点からは怪しいところもあって40億を割り込むということも。結論としては「40億前後で本年も年間獲得賞金2位」ということで良いでしょう。初の年間200勝を狙える状況も微妙、現状で100に達していない辺り厳しいでしょうか

●3位（4位）ハーツクライ（15億5807万4000円）（71勝）
2020年同時期（15億2426万5000円）（73勝）
年間獲得賞金では2位以上になることはないと考えていて、なることもないのですが4位以下に落ちることもないと見ていたところキズナが想定以上に強く負けるのでは？といったところもありましたが先週一気に戻したようにまだ大丈夫でしょうか。2歳戦は始まったばかりですがキズナが本年出足イマイチでさほど伸びないとなれば本年もハーツ優位、サリオスなどがもうちょっと頑張ってくれれば楽に3位は確保できそうですが。本年は10位争いが激化しそうもないのでこの3位争いが熱くなる可能性も

●4位（3位）キズナ（14億8182万6000円）（71勝）
（8億820万1000円）（53勝）
ハーツに一気にリードを取られて上半期終了となりましたが、まだ3世代の出走で2歳戦は始まったばかりですので。世代数などの関係で昨年から当然大きく数値を伸ばしてハーツを喰うかというところまで来たのは非常に立派ですがG1レース勝ち馬を出せず現状のトップ10内種牡馬でそれはキズナのみ。桜花賞3着ファインルージュ、天皇賞（春）2着ディープボンド、NHKマイルカップ2着ソングラインなどあと一歩のところまで来てこれらのG1レースでの獲得賞金は大きく躍進の要素にもなっていますが、なんとか勝ち馬を出してほしいところ

●5位（5位）ルーラーシップ（13億8182万8000円）（69勝）
2020年同時期（12億1350万5000円）（72勝）
昨年産駒デビュー5年目で初めて獲得賞金前年度割れとなったのですが、勝利回数こそ昨年より下回っていますが昨年は年間で重賞3勝、本年は現段階で4勝していますのでこの辺りが獲得賞金キャリアハイペース。2019年の数値をペースとしては上回っていますが2019年は下半期もG2戦2勝を含む重賞5勝の年間重賞10勝という年度で本年はここからどこまで伸ばせるか

●6位（6位）キングカメハメハ（12億1784万5000円）（57勝）
2020年同時期（10億8980万9000円）（48勝）
上半期終了時点では昨年同時期から数値を伸ばしており、伸びる状況ではない晩年にさすがキングカメハメハとなりますが本年は現時点で重賞勝利はG3アーリントンCのホウオウアマゾンのみ。昨年は12月に大爆発してG1チャンピオンズカップまでチュウワウィザードが勝利など、それもあって一気に伸びました。来年以降は2歳戦の賞金も入りませんのでさすがに落ちてくるとは思います

●7位（7位）オルフェーヴル（10億3803万3000円）（54勝）
2020年同時期（12億7537万9000円）（55勝）
上半期時点で獲得賞金では昨年同時期から大きく落とし精査せずに書くのもなんですがラッキーライラック分でしょう。ソーヴァリアントが下半期の目玉的に前回書きましたが、おかしな状況になっているというか2歳新馬戦の事象で一応の決着を見たといったような事に。実力的には申し分ないはずなので外的要因で引っ込められるようなことでもなければ

●8位（8位）エピファネイア（9億5866万6000円）（39勝）
2020年同時期（6億8469万8000円）（23勝）
昨年同時期は13位でトップ10圏外でしたがデアリングタクトがG1秋華賞勝利で牝馬三冠達成