【新馬戦情報】秋競馬開幕！名門厩舎から良血馬が続々出陣！

9月11日
-中山芝2000m
インザーギ(牡、ハーツクライ×マーゴットディト、美浦・黒岩厩舎)
母はイギリスG1勝ち馬。1歳のセレクトセール上場の予定だったが、脚元のアクシデントで白紙に。その後の回復が順調で、この時期のデビューまでこぎつけた。胴に伸びやかさがあり、いかにも長い距離で良さそうなタイプだ。鞍上はルメール騎手。
エンギダルマ(牡、ルーラーシップ×アユサン、美浦・手塚厩舎)
母は桜花賞馬。おばマウレア(阪神JF3着)。1週前調教(以降も調教は主に1週前のもの)はウッド68秒5−11秒8。先日新馬勝ちした同厩のソネットフレーズほどのインパクトは無いが、水準レベルにはある。
エールトゥヘヴン(牡、ロードカナロア×キストゥヘヴン、美浦・戸田厩舎)
母は桜花賞馬。全兄タイムトゥヘヴン(ニュージーランドT、京成杯ともに2着)。調教はウッドで69秒4−11秒8。8月19日時点でウッド66秒2を出しており、仕上がりは順調に進んでいる。
ホウオウユニコーン(牡、ゴールドシップ×ホウオウサブリナ、美浦・奥村武厩舎)
近親キングカメハメハ(ダービーなどG1を2勝)。2週前は平凡だったが、1週前はウッド68秒6−12秒4をマークし、徐々に上向いてきている。

-中山ダート1200m
リオンラファール(牡、リオンディーズ×ソラコマチ、美浦・矢野英厩舎)
半兄は短距離オープンで活躍中のジェネティクス(現5勝)。既に8月12、19日と坂路51秒台の好時計を連発しており、初戦から好結果を期待できる。鞍上はデムーロ騎手。
ディスケガウデーレ(牡、ミッキーアイル×カブリオレ、栗東・大久保龍厩舎)
CWで古馬1勝クラスに先着。2週前には坂路で51秒1−12秒2の好タイムをマークしており、初戦勝ちも見えてきている。

-中京芝1600m(牝
アドマイヤラヴィ(牝、ロードカナロア×アドマイヤミヤビ、栗東・友道厩舎)
母はクイーンC勝ち馬、オークス3着。｢夏の新潟デビューの予定もあったが、満足いく仕上げに至るまでじっくりと進めてきた。父系の血統から初戦はマイルだが、馬体の造りから中距離までこなしそうな印象｣とは記者の話。CWで2週連続好タイムをマークし、1週前はセントライト記念有力馬ルペルカーリアに先着と、デビューが近づくにつれ調教内容も上がってきている。鞍上は武豊騎手。
ナミュール(牝、ハービンジャー×サンブルエミューズ、栗東・高野厩舎)
母はフェアリーS3着。半兄ヴェスターヴァルト(現4勝、ファルコンS3着)、おばマルシュロレーヌ(交流重賞4勝)。調教は坂路で53秒4−12秒1。終い12秒1で上がれれば合格点で、動きも良かったようだ。鞍上に川田騎手を確保し、デビュー勝ちの準備は整っている。
マンクスホップ(牝、ハービンジャー×キャットコイン、栗東・松永幹厩舎)
母はクイーンC勝ち馬。目立った時計は出していないが、水準レベルは出しており、併せ馬でもしっかり先着している。鞍上は松山騎手。

-中京芝1400m
ロードオルデン(牡、リオンディーズ×エイシンバーサス、栗東・辻野厩舎)
おばエーシンヴァーゴウ(セントウルSなど重賞2勝)。9月5日の新潟芝1400m戦を予定も除外になり、ここへ回る。坂路53秒8−12秒4で、新馬に先着。2週前から更なる良化を感じさせる。
サーマルウインド（牝,ドレフォン×ラフィエスタ、美浦奥村厩舎）
ノーザンF生産,キャロットクラブで2000万x400口で募集。「母父スペシャルウィーク」の存在がネックもドレフォン産駒の好調ぶりで前評判と裏腹な期待馬に,川田騎手が乗る事でも伺える

9月12日
-中山芝1600m
ライラスター(牡、ロードカナロア×ハープスター、美浦・岩戸厩舎)
母は桜花賞馬。｢両親から良質な筋肉を受け継いでおり、血統馬らしい雰囲気がある。追う毎に気持ちも出てきて、動きは水準以上。どこまで距離が保つかだが、マイルは問題ない｣とトレセン記者の話。ここまでG1ウイナーのステルヴィオや、青葉賞3着レッドヴェロシティら先輩の胸を借りて併せ馬を行っており、高いレベルの調教メニューをこなしている。鞍上は川田騎手
ツキニホエル（牡,アドマイヤムーン×タガノレベッカ、浅野洋厩舎）
母父サクラバクシンオー、叔父に地方28勝のシャイニーフェイトだが母1勝馬木戸口牧場でやや地味だが…

-中京芝2000m
ジャスティンパレス(牡、ディープインパクト×パレスルーマー、栗東・杉山晴厩舎)
半兄パレスマリス(北米G1ベルモントS勝ち馬)、アイアンバローズ(現4勝)。セレクトセール2億900万円(税込)。CWで終い1F12秒前後の速い時計で…続く