2862件のひとこと日記があります。
2022/01/01 23:03
◇スポニチ選定,2021年日本競馬「JRA10大ニュース」
【JRA10大ニュース】10位 自動計測システム導入、より正確な調教タイムに
調教時計の自動計測システムが周回コースに導入された。7月27日から美浦トレセンのWコースで導入。今月7日に栗東CWコースでも稼働した。坂路で導入済みの方式で、調教馬のゼッケンにICタグを装着し、1Fごとに設置された受信アンテナを通過するごとにラップタイムが自動計測される。スタート地点が霧などで視認できない場合も計測可能で、より正確な調教タイムが提供できるようになった。
【JRA10大ニュース】9位 女性騎手ワンツースリー、現役3人存在感アピール
3月に関西から永島まなみ、古川奈穂がデビュー。ともに初年度から7勝をマークして存在感をアピールした。現役の女性騎手は藤田菜七子と合わせて3人となった。4月17日の新潟7Rでは1着・古川奈、2着・藤田、3着・永島でJRA史上初となる女性騎手3人によるワンツースリー決着もあった。競馬学校には多くの女性騎手候補生が控えており、ますますの活躍が期待される。
【JRA10大ニュース】8位 鉄人熊沢が障害最多勝利 初騎乗から34年、255勝
熊沢重文が10月24日の新潟4R・障害3歳上未勝利でキーパンチに騎乗し勝利。星野忍元騎手の記録を更新するJRA史上最多の障害競走通算255勝目(うち重賞16勝)を挙げた。障害通算1661戦目。デビューから35年7カ月23日、障害初騎乗から34年6カ月14日での金字塔となった。「僕の長所はしぶとさなので、いつまで続けられるか分からないけど、少しずつ前に進んで行ければ」
【JRA10大ニュース】7位 レジェンド蛯名が引退、歴代4位のJRA通算2541勝
歴代4位のJRA通算2541勝を挙げたレジェンド、蛯名正義が2月28日をもって騎手を引退した。アパパネで牝馬3冠を達成するなど、G1通算26勝。エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタで2度、凱旋門賞2着を経験した。日本の悲願に最も近づいた男は調教師に転身し、新たなステージで世界を目指す。開業は22年3月の予定。「自分は小さい頃から騎手になりたかった。生まれ変わっても、またやりたい」
【JRA10大ニュース】6位 白毛ソダシの快進撃、無敗で桜花賞制して話題提供
昨年の阪神JFを勝った純白の女王ソダシが無敗で桜花賞を制し、白毛馬として初のクラシック制覇を果たした。グッズのぬいぐるみは大人気で入手困難となる事態に。夏には札幌記念でラヴズオンリーユーなど古馬の強豪を抑えて優勝。12月にはダートのチャンピオンズCに挑戦し、年間通じて華やかな話題を提供した。22年はどのような路線を歩むかも含め、注目の的となりそうだ。
【JRA10大ニュース】5位 多くの名馬がターフ去る、コントレイルなど有終V
多くの名馬がターフを去った一年でもあった。無敗3冠馬コントレイルは、復活を果たしたジャパンCを最後に種牡馬入り。19年牝馬3冠を分け合った3頭も現役生活に別れを告げた。グランアレグリアはマイルCSでG1・6勝目、ラヴズオンリーユーは香港カップで年間海外G1・3勝目で有終の美。クロノジェネシスはラストランの有馬記念こそ敗れたが、宝塚記念でGP3連覇の偉業を達成した。
【JRA10大ニュース】4位 「ウマ娘」旋風吹き荒れる、藤田晋氏馬主デビュー
社会現象を巻き起こした大人気ゲーム「ウマ娘」旋風が中央競馬界にも吹き荒れた。同ゲームを運営するサイゲームスを子会社に持つサイバーエージェントの代表取締役社長・藤田晋氏が馬主デビュー。7月のセレクトセールでは計18頭で23億6700万円の“爆買い”。初年度から所有馬が走りに走り、朝日杯FSではドーブネがG1初出走(7着)も果たした。
【JRA10大ニュース】3位 武豊「ついに」朝日杯FS初V、G1コンプリート王手
武豊が朝日杯FS22度目の挑戦にして初優勝を果たし、前人未到のJRA平地G1(24競走)完全制覇へ王手をかけた。親交の深い馬主のキーファーズが所有するドウデュースでの達成とあって喜びもひとしお。2年ぶりのG1通算78勝目に「ついに…(勝てました)。G1自体、久しぶりだったので凄くうれしいですね」と笑顔だった。10月にはJRA通算4300勝を達成したレジェンドから22年も目が離せない。
【JRA10大ニュース】2位 横山武エフフォーリア新時代、年間最多のG1・5勝
国内では、次代を担う新王者が誕生した。3歳馬としてはシンボリクリスエス以来19年ぶりに天皇賞・秋→有馬記念を勝ったエフフォーリア。22年は無双の感すらある,デビューから手綱を取る23歳の横山武は,続
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続3>日本調教馬では初となる、海外ダートG1制覇を果たした。矢作師は「アメリカ最大、競馬の祭典であるブリーダーズカップで日本競馬の力を見せることができて良かったです」と胸を張った。
米国だけではなく、香港、中東で日本馬が躍動した21年。悲願かなわなかった凱旋門賞を含め、22年も“チーム・ジャパン”が世界を席巻することを願いたい
【欄外】
他地方競馬売上鈍化→笠松休止の影響あるもJRAが頭打ちになっているのに対してボートはかなり躍進と比べると…南関東・園田・高知以外はU+203D? -
続2>3100万ドル(約35億円)を誇る米国競馬の祭典ブリーダーズカップで、矢作厩舎の2頭が主役となった。
まずはBCフィリー&メアターフ。19年オークス馬ラヴズオンリーユーが優勝し、05年アメリカンオークスを勝ったシーザリオ以来、日本調教馬2頭目の米G1勝利。日本馬初のブリーダーズカップ制覇となった。米国最高峰の舞台に日本馬が初チャレンジしたのは96年タイキブリザード(クラシック13着)。四半世紀の時を超え、延べ17頭目の挑戦で夢を現実にした。鞍上の川田は「興奮して覚えてはいませんが、ゴール板を通過した後は思わず拳を握ってしまったかもしれません。日本の関係者やファンの思いをかなえることができてうれしく思います」と喜びを爆発させた。これに続いたのがBCディスタフのマルシュロレーヌ。日本調教馬では初となる、海外ダートG1制覇を果たした。矢作師は「アメリカ最大、競馬の祭典であるブリーダーズカッ -
続>同馬とのG1・3勝に加え、菊花賞(タイトルホルダー)、ホープフルS(キラーアビリティ)も制して、ルメールに並ぶ最多の年間G1・5勝を挙げた。自身初の年間100勝も達成し、新時代到来を予感させた。
【JRA10大ニュース】1位 日本馬悲願のBC制覇、ラヴズオンリーユー&マルシュロレーヌが快挙
競馬場に観客が戻りつつあった2021年。大みそかは恒例のスポニチ選定「JRA10大ニュース」で一年を振り返る。新王者誕生、有終の名馬たち、白毛初のクラシック制覇など話題満載の一年となったが、1位にはコロナ下でも挑戦の歩みを止めなかった海外遠征史から「日本馬初のブリーダーズカップ制覇」が選ばれた。
日本時間11月7日。遠く離れた米国カリフォルニア州のデルマー競馬場で、歴史的快挙が成し遂げられた。1984年に創設され、現在は2日間でG1・13レースを含む14レースを開催、賞金総額3100万ドル(約35