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2022/01/12 22:49
種付け情報第七段-2021年優駿スタリオンステーション(越年スマン
一昨年頃から,ひとこと日記でやっていた、社台SS以外の種付け情報を今年も今更やろうという思い付き企画第六段は、優駿スタリオンステーション。
ここは他の日高啓種馬場に比べて安定した人気を誇る種牡馬を取り揃えており、去年は150頭越えは4種牡馬を数えたが、今年は隔年シャトルのホッコータルマエを含めても、130頭越えが5頭という、やや寂しい結果に。(※やはり大枚叩いて導入予定だった『Tapizar』が輸入直前に急死が予想以上に痛かった?*シンジゲートも組んでいたので)
(二昨年社台SS以外で唯一200頭を超えたアジアエクスプレスは134、その父で一昨年過去最高の種付け数となったヘニーヒューズは117で謎の減、一昨年から種牡馬入りした未完の大器シルバーステートは138、今年国内後輩4歳で堅調なベストウォーリアは大台漏れの126、そして去年新種牡馬のモーニンが178頭、+なぜか134に増えたエスポワールシチー)。
※ホコータルマエについては以前書いているので、以下タルマエ以外の上位種牡馬の個人的感想。
アジアエクスプレスは産駒評判微妙な影響なのか昨年より更に減って、134頭。競走馬としての実力は一流には微妙だったが芝ダート兼用タイプで仕上がりが早く、父系もトレンドで種付け料も安いときていたが、少々危うい推移(産駒のデビュー成績によれば更なる旧減もという感じ)?直父系以外はかなり異系血脈を集めた配合となっており意外と奥が深そうな感じなのだがかえって−?
アジアエクスプレスの父ヘニーヒューズはなぜか更に減り15頭減で117頭。種付け数では子に及ばなかったが種付け料を更に100万あげて500万したのが響いてきたのか?。今のところ日本供用後、マル外時代のアジアエクスプレス以外にも重賞場複数出して、種牡馬成績は悪くないので、ここまで減るのは不可解…※受胎率低下とかあるんだろうかと穿ってしまう。
シルバーステートはいくら好素質馬だからといってOP未経験馬に200頭近い牝馬が集まるという偏充した結果が138頭と落ち着いた感じに。5戦4勝2着1回で唯一負けた相手は後GI馬アドマイヤリード、ラストランの準OPは後の重賞馬エテルナミノルに完勝と相対的には重賞クラスの実力を持っていたのは間違いないが果たしてその真の実力は?、と思われていたが、産駒デビュー後にウォーターナビレラがいきなり中央重賞制覇。種付け料も来年度+450万と凄いことになったが、牝系が超良血という訳じゃないのでここまでの値上げは少々不安。
初年度産駒のヤマノファイトが南関東で大暴れしていたエスポワールシチーは種付け料の条件が変わったが、これでも+27の134頭。二昨年以前は兵庫ダービーのコーナスフロリダ、ユングフラウ賞のエターナルモールなど早くも初年度産駒から5頭の重賞ウイナーを出しヴァケーションが全日本2歳優駿に優勝し産駒の交流重賞初制覇と共にJpnI初制覇するも、その後は地方で目立ったのはステラモナーク位?中央でもOPでそこそこ以上はショームとメモリーコウぐらいで、この人気は少々謎。
ベストウォーリアについては、主な勝ち鞍がJpnIの2勝馬が126頭の牝馬を集められた理由を考えます。それは日本で流行した血統を遠くにしか持っていないことが大きいかと、抵抗感を生みそうな要素はミスプロの2つの分岐も非キングマンボ,49erなので支障なし。Seductive Smileの持つRoberto系種牡馬×Ribot系牝馬の組み合わせからはDon Robertoのほか、ブライアンズタイム、Dynaformer、セレスティアルストームなど、競走馬・種牡馬の双方で成功を収めた馬が出ており、どの馬も中距離以上の実績を持っている事も+になっているとか。それと父のマジェスティックウォリアーがかなり高齢ということもありそうです。
モーニンについては、牝系が今市なので新種牡馬のデビュー成績次第かと。
カレンブラックヒルが産駒一昨年デビューも微妙で今年も微減で84頭。しかしデビュー後の産駒を見る限り同じダイワメジャー産駒のライバル・アドマイヤマーズに比べダートそこそこ・早枯れの不安は少なさそうで、値上げをしなければなんとかこのまま50頭以上は集めそうな感じ。
ベーカバドは希望牝馬が集まらず、退去プライベート種牡馬になってしまった模様。
キングヘイローが二昨年種付けなしで逝去。ローレルゲレイロが地雷(1頭)で超晩成だったキタサンミカヅキが種牡馬入り2年目(10頭)もサイアーライン維持は厳しそう。
新種牡馬のミスターメロディは、米国三冠馬Justifyを輩出した、Scat Daddy産駒ということで、174頭も納得の人気。
で続き。残る主な面子を一気に紹介→続

- ステーション
- ホッコータルマエ
- Tapizar
- アジアエクスプレス
- ヘニーヒューズ
- シルバーステート
- ベストウォーリア
- モーニン
- エスポワールシチー
- アドマイヤリード
- エテルナミノル
- ウォーターナビレラ
- ヤマノファイト
- コーナスフロリダ
- エターナルモール
- ヴァケーション
- ステラモナーク
- ショーム
- メモリーコウ
- キングマンボ
- Seductive Smile
- Roberto
- Ribot
- Don Roberto
- ブライアンズタイム
- Dynaformer
- セレスティアルストーム
- マジェスティックウォリアー
- カレンブラックヒル
- ダイワメジャー産駒
- イバル
- アドマイヤマーズ
- ベーカバド
- キングヘイロー
- ローレルゲレイロ
- キタサンミカヅキ
- ミスターメロディ
- Justify
- Scat Daddy産駒
-
続3>※それ以下の頭数の面子については、これ以上の説明は略。
なお既出も含めて、去年のリストには載っていた、アレスバローズ・ノーザンリバー・ヘニーハウンド・ベーカバド・ゴールデンバローズの5頭の名前が消えていました。
繰り返しますが、タピザーの急死(来日直前の事だったので金銭については手数料程度の被害ですんだと思いますが)は優駿スタリオンだけでなく日本の競馬界でも損失だった。
今日は以上。 -
続2>驚きだが遂に放逐しプライベート馬に。
ヘニーヒューズ産駒の条件馬だったサウンドボルケーノもさすがに急減したった3頭→1頭に,追放よりマシか…
でそれ以外に他に二桁を超えたのは、ディープ産駒の新種牡馬サングレーザーの33(札幌記念とマイラーズCだけで近親に特に目立った活躍馬いないので厳しそう)
そのディープ産駒の更にその牡馬で初の種牡馬入りしたミッキースワローはたった10頭(現実は厳しい)。
トビーズコーナーは52頭→45頭、Tppit産駒で地味に輸入?されてたゴールデンバローズもいなくなって頭数不明に…
タイセイレジェンドは+2で10頭で入ってきたが(以下略。
社台SSから移動してきたリアルインパクトは、産駒はそこそこ活躍しているのに−76の53頭、やはりディープ産駒の種馬がダブついてるなか現実は厳しい。
※それ以下の頭数の面子については、これ以上の説明は略。
なお既出も含めて、去年 -
続>多い所から出すと、一昨年新種牡馬のミッキーロケットが117頭→81頭→44頭と急減。同じキンカメ産駒のトゥザワールドも新人産駒の成績が?で96頭→70頭→37頭に。次いでロケットに次ぐ一昨年新種牡馬のゴールドアクターが母系が悪いの悪評の割にはまずまずの56頭から38頭→33頭に。4頭目に去年新種牡馬ニシケンモノノフは父馬逝去もあり52頭→49頭→37頭に。5頭目のレインボーラインはステイゴールド系種牡馬がダブついている上、勝った重賞がステイヤー的なのが嫌われたのか44頭→42頭→28頭。
ロジユニヴァースは+4の6頭で最悪の危機は脱したか?
ヘニーヒューズを父に持つヘニーハウンドはファルコンSV後休養後オパールSを制した馬で、同馬も種付け料の減額と最近のトレンドの影響を受けて種付け数を増加後減と上記と同じパターン。というよりもむしろ3年前50万で20頭も牝馬を集めたことのほうが驚きだが